【12歳の少年】 なぜ日本は大人に思われなかったのか? | 日本と中国の真実に迫る!

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こんばんは。

長谷川です。

 

1945年(昭和20年)、8月30日、マッカーサーは厚木基地に到着しました。

 


 

 

 

マッカーサーが日本に降り立った後
次のような発言をしています。

 

 

 

 

『民主主義の成熟度について
「アメリカがもう40代なのに対して

 

日本は12歳の少年
日本ならば理想を実現する余地はまだある」』

 


 

 

その理由は

 

 

1.科学、美術、宗教、文化などの発展の上からみて、
アングロ・サクソン民族が 45 歳の壮年に達しているとすれば、
ドイツ人もそれとほぼ同年齢である。

 

 

2.しかし、日本人はまだ生徒の時代で、まだ12歳の少年である。

 

3.ドイツ人が現代の道徳や国際道義を守るのを怠けたのは、
それを意識してやったのであり、国際情勢に関する無知のためではない。
ドイツが犯した失敗は、日本人の失敗とは趣を異にするのである。

 

4.ドイツ人は、今後も自分がこれと信ずることに向かっていくであろう。
日本人はドイツ人とは違う。

 

 

ここで疑問。

 

 

 

 

 

なぜマッカーサーは

このようなことを発言したのでしょう?

 


歴史学者の高橋史朗氏
研究された結果を簡単に説明すると

 

 

アメリカ、ニューヨークでで
1944年12月、太平洋問題調査会という各種、専門家が
「日本人の性格構造をテーマ」にして話し合われました。

 

 

専門家とは、精神分析学者、心理学者、文化人類学者
40人も集まりました。

 

 

そこで日本人の精神分析を行ったところ、

 

『日本人の性格は
「アメリカのギャングスター」と

28項目の共通項目がある』

という結果になったのです。

 

「ギャングスター」とは、簡単に言うと不良少年です。

 


すなわち不良少年と通ずるところが多くそのため
「日本は12歳だ」という発言をしたのです。

 

要は、「未熟的、精神的に狂っていた、集団的におかしくなっていた

 

そのために「侵略戦争をやった」という
結論だったということです。

 

 

■□■□■□■□■□

 

 

 

 

 

それから数年。

 

なんと驚くべきことに

 

マッカーサーは全く異なる見解を

発表しているのです。

 

日本に進駐し
第二次世界大戦後、
朝鮮戦争(1950~1953年)に突入しました。

そのときもマッカーサーは指揮を執りました。



朝鮮半島、仁川で作戦指揮を執るマッカーサー

 

このときのマッカーサーの発言を見てみましょう。

 

 

1951年のアメリカ上院の軍事外交合同委員会での発言です。

 


.「アメリカが過去100年に

太平洋で犯した最大の政治的過ちは、
共産主義者がシナ(中国大陸)において勢力を
増大して行くのを黙過してしまったことである

 

そして、日本が戦争に立ち至った理由も

 

次のように述べています。

 

「日本は絹産業以外には、固有の天然資源はほとんど何もないのです。
彼らは綿が無い、羊毛が無い、石油の産出が無い。
錫(すず)が無い、ゴムが無い。

 

 

それら一切のものがアジアの海域には存在していたのです。
もし、これらの原料の供給を断ち切られたら、
1000万から1200万の失業者が

発生するであろうことを日本人は恐れていた。

したがって、

彼らは戦争に飛び込んでいった動機は
大部分が安全保障の必要に

迫られてだったのことだったのです


 

 

日本へ降りた直後の発言「侵略のため」と
全く異なる発言をしていたのです。

 

 

 

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日本に降り立つ前

 

 

マッカーサーが

様々な学者から聞いていた日本のイメージ

それは真実だったといえるでしょうか。

 

1944年の太平洋調査会で
粛々と話し合われた内容も
本当の日本人の民族性と合致していたとは
到底思えません。

 


このことを突き詰めるとき

私たちは、

「隣の国の情報を本当に知っていますか?」

ということを自らに問い質す必要性があると思います。

 

 

 

 

そして、日本のマスコミは

このマッカーサーの「日本は12歳だ」

という発言だけを鵜呑みにし、大々的に報道しました。

 

しかし、後のマッカーサーの発言
「日本は安全保障のために戦争をした」
を取り上げることをしませんでした。


今でも日本を取り巻く環境は

変わっていないと思います。

 

日本を貶める報道は平気で行いますが

その反対の報道は自粛されます。


もう一度
マッカーサーが降り立った日
何が起きたのか、そのことを考える時だと思います。

 

 

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