●前回の話 板金屋【3】
爺さんに聞いた。
「どのよーな方法で安くなるんでしょーか?」
板金屋「高所作業車のレンタル料を3分割する」
「何ですか、それ? 詳しく説明して下さい」
板金屋「あんたとこと同様な修理依頼を受けてる家があと2軒ある。高所作業車を借りて来て、1日で全部工事を終わらせる。すると高所作業車のレンタル料は3軒で割れば1/3になる」
「うまく行きますかネ?」
板金屋「多分な」
3軒のスケジュール調整にかなり手間取ったが、結果うまく行った。
こちらから要求した訳でもないのに、66,000円の工事費用はさらに負けてくれて6マソジャストになった♪
その時、強く思った。この爺さんは大事なブレーンにしよう…
■そして話は現在に戻る
これは、7月初めの豪雨による雨漏りの話の続きになる。
※実は旅行に行ってたのは、この爺さん
毎日、入居者からメールや電話でグチグチと雨漏りを責められた。
何度も手土産をいっぱい持って行き、まだ魔女の0.9撃の後遺症の残ってる腰を90度曲げて深く深くお詫びした。しかし、あまりの大量の雨漏りによって天井の一部が破損
ついに、究極のお詫び、家賃1ヶ月全額免除した
よーやく許してもらえたが、修理のめどが立たない。静岡県の豪雨被害の件数がものすごく、屋根業者が修理のバックオーダーかかえて目一杯の状態、どこもすぐに対応できない…
仕事がめちゃ早いと評判のボッタクリ業者さえ「秋までには多分…」とかぬかす
そこで頼れる男、板金屋の爺さんに依頼。
旅行から帰って来るの待ってたんだYO~
だが、あせるあまり、私は言ってはいけない禁断の言葉を使ってしまった
その言葉とは…
ごめん嘘です
ホントは…
…続く
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