5 Whys(18)- quality improvement initiatives #417 | 東大を目指す英語

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■■1.教材の紹介

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問題の本質に迫るトヨタ自動車発の手法、

”Ask Why 5 Times!“について読み進めています。

既に終盤で、まとめに入っています。

↓  ↓  ↓

https://www.mindtools.com/pages/article/newTMC_5W.htm

 

 

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■■2.原文

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Key Points:

The 5 Whys strategy is an easy to use, effective tool for uncovering the root of a problem. You can use it in troubleshooting, problem solving and quality improvement initiatives.

 

 

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■■3.日本語訳(意訳)

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要点のまとめ:

“5 Whys”戦略は、

問題の本質を明らかにするために、

簡単に使うことができる有効なツールです。

トラブルシューティング、

問題解決/品質向上活動などに利用出来ます。

 

 

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■■4.英語学習上のポイントと説明例文

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“initiative”という語句が出てきます。

「主導権」と訳される場合が多いのですが、

企業内活動などに関連して使われる場合、

「(課題解決に向けた)新たな取り組み」

という意味で使われます。

 

“initiative”段階では、

従来とは違う新しいやり方を試行的に取り入れ、

その結果を見て、

全面的に展開するかどうかを決める

という順を踏むのが一般的です。

 

これに関連して重要なのが、

”initiative”を遂行するために必要となる、

2つの役割です。

 

それらは、

 

“sponsor”、

および、

“champion”

 

と呼びます。

 

 

”sponsor”は、

マネージャーの立場で実務担当者を任命し、

正式な仕事として割り振り、

その試行に対して最終責任を持つ人のこと。

「後ろ盾」というイメージです。

 

一方、”champion”というのは、

実務担当者として施策の詳細を決め、

他の人をヤル気にさせて実施し、

その成果や分析結果を、

“sponsor”に報告する役割の人です。

 

 

なお、

”sponsor”と”champion”は、

動詞として使われることもあります。

 

 

説明例文1)

I’ve agreed to champion the XYZ initiative.

(私は、施策XYZを実務担当者として、

推進することに同意しました。)

 

 

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■■5.ビジネス英文メール道場(今日のお題)

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今回は、

”initiative”を使った英文を作ってみましょう。

 

■想定する背景状況:

仕事や注文が多いと、

舞い込んできた当日に処理しきれず、

翌営業日に先延ばしになることがあります。

その残務のことを、「バックログ」と言います。

恒常的に相当量のバックログが発生するのであれば、

仕事のやり方を根本的に見直す必要があります。

 

■メールに書きたい内容:

「バックログの量の改善を目的とした事後的な活動が、

短期的な成功をもたらす場合も多々あるが、

仕事のやり方を根本的に見直さないと、

バックログは直ぐに元の状態に戻ってしまう。」

 

■回答例と解説:

先ずは、ご自分で作文してみて下さい。

その際、辞書をお使いになるのは構いません。

 

その後、

「7.ビジネス英文メール道場(実用例文と解説)」で

回答例と解説をご確認下さい。

なお、こちらは有料版限定コンテンツです。

 

 

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■■6.編集後記

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本編でご説明した”champion”ですが、

日本語として定着している「チャンピョン」とは、

大分イメージが違いますね。

 

もう少し正確な意味は、

「(主義、主張を守る)擁護者」とでも言うべきもの。

 

従って、

何かの問題解決に向けた取り組みに関して、

”champion”として任命される人は、

解決が求められる問題に対しての

思い入れが強くないと適任ではありません。

 

従って、

解決すべき問題(課題)に対して、

分析をしている段階から

中心的に関わりを持ったメンバーがから

選ぶのが通例です。

 

 

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■■7.ビジネス英文メール道場(実用例文と解説)

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■■8.レポートのダウンロード案内

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