今週の名言 : 萩野公介さん(競泳選手) [スポーツ (男性)]
スポンサードリンク============
自分がやりたいことは
逃げることではない…
============
2016年
リオデジャネイロオリンピック
400m個人メドレー
日本新記録を出し金メダル
200m個人メドレー銀メダル
800mフリーリレー銅メダル
そして
2020東京オリンピックでも
200m個人メドレーに出場し
メダルが期待されている
『萩野公介』
さんの言葉です。
萩野さんは
1994年栃木県の生まれ
生後6か月の時に
母親に連れていってもらった
ベビースイミングで
水泳に出あいます。
幼稚園に入ったころには
その才能を見いだされ
「選手育成コース」
へと進みます。
さらに小学校2年生で
ジュニアオリンピックに
出場すると
見事優勝を果たし
怪物の片りんを見せ始めます。
その後も
メキメキと実力を磨き
世界選手権や
オリンピックなどの
大きな大会で
いくつものメダルを
獲得していきます。
こうしてみてみると
ここまで
順風満帆な人生を
歩んできたかのように
みえますが
実際には
そうではありませんでした。
2016年
リオデジャネイロオリンピックで
3つのメダルを獲得するも
その後の
主要な大会では
全くと言っていいほど
勝てなくなってしまいました。
ある大会では
自分が中学生の時に出した
記録にも
及ばないことも・・・
実は
萩野さんのこれまでの
水泳人生は
自分自身との
戦いでもありました。
毎回スタート台に
たつたびに不安な気持ちが昂り
優勝しても
タイムがダメだから
全然ダメ
自分に対して
少しの許しもなく
心がすり減って
しまっていたのです。
2019年
タイムの悪かった
レースの直後
初めて自分の心に
閉じ込めてきた感情を
号泣しながら
コーチに伝えます。
「水泳がつらいです・・・」
そして
無期限休養生活に
入っていきます。
当時のコーチは
萩野さんのことを
次のように語られています。
自分から
金メダルが欲しい
世界一になりたい
という選手ではなく
周りに期待されているから
萩野公介を演じている
要求されたことに対して
応えようとする意志が
すごく強い
だからいつもの口癖は
「分かりました」
今回
初めて自分の心の叫びを
聞かせえてくれた。
無期限休養中
海外で暮らしていた
萩野さんは
いろんな人と会い
いろんなことを考ええる中で
自分の気持ちに
正面から
向き合いました。
本当に苦しい
本当につらい
もうやめてしまいたい
水泳は怖い
本当は水泳のこと
好きではないのかも・・・
このまま逃げてしまえば
きっと楽だろうな
・・・
・・・
でも
やめてしまえば
確かに楽だけど
その楽になった人生って
自分がやりたい人生かと
問われたら
そういうわけでもないな
・・・
苦しくてつらくて
逃げ出そうとした自分だが
今やめるときではないな
・・・
数か月に及ぶ
自問自答を重ね
改めて
水泳の世界に戻ってきました。
萩野さんは
今の自分を次のように
振り返っています。
休養期間を設けることなく
がむしゃらに
練習を続けてきたら
今頃
もっといい記録を出せるように
なっていたかもしれない
でも
水泳は魚が泳いでいるのではなく
人間が泳ぐもの
だからこそ
技術だけではなく
「想い」
が乗ってくることが大切
そう考えると
休養期間があって
本当に良かった
自分に向き合い
周りの期待ではなく
自分の意志で決断したからこそ
水泳はつらいけど
水泳は楽しいと
思えるように なってきた
皆さんの中にも
自分の目標に向かって
頑張っている方も
いらっしゃることでしょう。
ときに気分が乗らずに
やるべきことができず
あとで後悔したり
そんな
自分にダメ出しを
出してしまった人も
いることでしょう。
そんなときこそ
自分を責めるのではなく
よい休養期間として
受け止めることで
また明日に
つなげていきたいですね。
こちらをクリック頂けますと幸いです。
<span style="font-size: 1
スポンサードリンク
2021-07-24 07:01
nice!(1)
コメント(0)
コメント 0