手相家/理想実現コーチの天道です。
↓はじめましての方はこちらを↓
「お客様」の期待に応えてはいけない、っていう。
・・えええ、って思われましたか?
これはですね、お客様に「 」をしてるのは、
「あなたが本当に最大限お役に立てるお客様」と、
「そうではないお客様」をちゃんと区別して、
前者のお客様にフォーカスできるように、
自分のスタンスや発信をしっかり整えていく、っていうことです。
実は今、自分がそれを改めてやってるとこでして。
つい最近ですね、実際自分がこんなことを経験しまして。
(プライバシーの観点から細かいところはぼかします)
インスタのほうに、以前鑑定を受けてくださった、
という方からメッセージでお問い合わせを頂きまして。
内容としては、だいたいこんな感じでした。
「以前鑑定を受けさせていただいた◯◯と申します。
現在は起業向けの鑑定(に限定されている)ということですが、
どうしてもプライベートのテーマは難しいでしょうか?」
との事でした。
そのメッセージの書き方から、その方は以前鑑定に来られた時は、
おそらく個人事業主の方ではない方だったのかな、と思えたんですが、
実際のところ詳しくはお聞きはせず、
お受けするかどうかの判断がすぐには難しかったので、
「よろしければ、そプライベートのテーマの状況など教えていただけますでしょうか?
それによって、お受けするかどうか判断させていただければと思います」
とお答えしたんですね。
そうすると(詳しくは濁します)お返事が返ってきまして、
今プライベートがすごく大変な状況で
色んな意味でこれからと将来が不安、
とのことでした。
その状況を読ませて頂いて、
自分が今これから一番伝えていきたいこと、
お役に立っていきたいこととは正直違うな、と思いつつ、
その方はすごく困っていらっしゃって、何か希望や救いと言うか、それを求められて、
以前鑑定を受けられた自分のことを思い出してくださって勇気を出してお問い合わせをされたんだろうな、
と、お気持ちは想像できたんです。
(実際のところは分かりませんが)
それだったら、自分の鑑定が少しでも役に立てるのであれば、、とも考えて、けっっっこう迷いまして。
迷って迷って考えた結果、こんな風にお返事しました。
「現在、私の鑑定セッションは、『起業』という言葉でなくても、ご自分で仕事を始められた方向けとさせて頂いております。
◯◯様のお仕事の状況は詳しくはわからないのですが、以下のリンクをお読みいただいて、
少しでも共感していただけるようでしたら、お受けできればと思います。」
そのリンク、というのは、ご予約のページと、手相鑑定セッションのメニュー記事でした。
そうしますと、丁寧にお返事が返ってきまして、
「お忙しい中、お返事ありがとうございます。
今回、私が求めているものとは少し違う気がしたので、
鑑定希望を辞退させていただきます。」
とのことでした。
実はプライベートのテーマでも、
基本的にお仕事のテーマメインの個人業主の方であれば、
2回目以降でしたらお受けできるんですが。
(例えばですが、妊娠出産・引っ越し・家の購入・ご主人のお仕事のこと、などなど)
ただ、どうやらそのお客様は、ご自分でお仕事をされてる方のようではなく、
「今、大変な状況に置かれていて、将来が不安」
という方だったんですね。
で、今の自分が、手相鑑定セッションが1番お役に立てるのは、
「『今追い詰められていて、将来が不安』というわけではない方」、なんですね。
なので考えた末、お断りそのものははっきりとはしなかったんですが、
自分の思いやスタンスをお伝えする形で、お返事をしました。
結果、これで良かったと思ってます。
2015年6月に今の鑑定事務所を構えて以降、今年の2月までは、
「適性・才能・仕事・働き方・自分らしい生き方」をテーマにした鑑定です、
という発信をしつつも、
特にお客様を限定する事はなく、色んな状況・テーマの方をお受けしてたんですが。
その5年半ほどの経験をしていく中で、
ご自分でお仕事をされている方・これから始めたいという方の鑑定が、
一番好きで楽しくて、自分もスイッチが入って、
手相鑑定以外に興味を持って今までいろいろアンテナを張ってきたり、
本を読んできた情報に触れてきたりして育ってきた知識や考え方が最大限活かせる鑑定だ、
ってことに気づいてきたんですね。
それが分かった時に、一般鑑定を終了する決心をしました。
それまで通ってくださった、頼ってきてくださったお客様をある種「手放す」もったいなさみたいなものだったり、
どこか申し訳なさや、罪悪感のようなものは正直あったんですが、
その気持ちで通常鑑定を続けるのも違うな、と。
正直、理由の深い部分を書くともっとあるんですが、
長くなるので、今日はこのへんで。
というわけで、
あなたが本当にお役に立てるお客様に最大限エネルギーを注ぐためにも、
自分のエネルギーやあり方をぶらさないためにも、
「お客様」の期待に応えてはいけない、
という話でした。
最近夫婦でハマってるSwitchの桃鉄。
これまでの人生でゲームというものをしてこなかった自分が妻の誘いで始めて、
今や2日に一回はしないと気が済まないというw
これはほんとたまたまですけど、
あなたももう「お役ごめん」で、次の段階に進んでもいいですよ、と。