太陽が低くなってきたシーズンなので毎日、某パワコンメーカーさんからメールがやってきます。


いらすとやさんでビールとソーセージのイラストを検索したら見つかったので、なんとか水産での太陽光発電メンテナンス研究会(TMK)に集まっていたおっさんっぽいなと思いながら使ってみました。

さて、ドイツ語の得意な某パワコンメーカーさんから最近、毎日やってくるドイツ語メール、だー、べるぐりっひ、だー、のるみるてん、べしぇりっひてれたーげ、ふゅーあ、でん、2021年11月何日、ふゅーと、ずー、ふぉるげでん、あうふりけいてん。・・・で、いいのでしょうか。

このメールが来ると、冬も近いなあと思うわけであります。

Der Vergleich der normierten Wechselrichtererträge für den **.11.2021 führt zu folgenden Auffälligkeiten:
Wechselrichter ‘PC01 SB 4500TL-JP-22 ***’
SN: *********
Generatorleistung: *,** kWp
Gesamtertrag: **,** kWh
Spezifischer Ertrag des Wechselrichters: *,** kWh/kWp
Abweichung >20% (**,*%)

このメールを送るように設定する画面には

パワーコンディショナ比較の設定
パワーコンディショナの発電量を監視するかどうかを指定します。 パワーコンディショナの比出力が全パワーコンディショナの平均値を大きく下回ると、警告メッセージが電子メールで送信されます

と記載があります。このメールなのですが、ドイツ語しかだめみたいです。当ブログ主は20%を設定値にしているので、「とあるパワコンの出力が平均より20%以上下回っているよ」というメールでありますね。

さらに昼が短くなるとこのアラームメールの対象のパワコンが最大で4台くらいなるような、そんな、冬でも電柱の影を気にせずにパネルを詰めてみた発電設備です。4台から3台、2台と減っていくと、春の訪れを感じるわけであります。

どこぞの影響力のあるブログのほうでは、このパワコンメーカーさんが何度かdisられている感じもしないですが、自分は結構好きです、ここのパワコン。単相4.5kWパワコン11台、4入力回路しっかり使わせていただいています、2つあるMPPTにそれぞれ別の種類のパネルによるストリングをつないだりしております(正しい使い方)。

効率もよさげですし、壊れたこともないですし、あえていうと遠隔監視システムからのデータ量が多い(ギガを食う)のと、ドイツ語メールはせめて英語メールに切り替えられるようにしてほしいです。まあ、でも壊れないことが一番です。今更、小日本の言語に対応することよりも、英語のままでもよいので末永く小日本のマーケットに残ってほしいなと思います。

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次回のTMKオンライン(TMKオンライン15)は11月分ではありますが、12月上旬開催とする予定です。慣例では12月の開催はありませんが、11月分を12月に開催ということにしたいと思います。これが2021年最後のTMKオンラインです。オンラインではないほうのTMK (太陽光発電メンテナンス研究会)の次回開催は新コロの状況次第ですが、第六波が来なければ2022年1月(新春特大号)あたりで開催できばいいなあと淡い期待をしています。


コメント

  1. ガンガン より:

    Sが付くドイツなPCSは、性能はよく、感度も良いのです。
    ただ、いろいろな原因があるんですよね。

    一番悪いのは日本人のケチさですが。
    なぜかというと海外は、保証よりも、故障時予備も含めた値段で計画します。
    日本は10年保証が付くと10年壊れないと考えます。

    なんで海外で馬鹿にされまくりですね。

    • fppvfppv より:

      コメントありがとうございます。
      結構よいですね、S社のパワコン(うちは単相です)。
      当ブログ主も結構ケチなほうではあるのですが、「10年絶対に壊れないものをつくる」「壊れるかもしれないけど10年面倒は見ます」では後者のほうが、造り手にとってのコストは安いわけで、あまりケチケチせずに、経済合理性を理解していきたいものであります。

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