遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

枇杷の花

2021-11-27 16:50:23 | 日記

令和3年11月27日(土)

枇杷の花 : 花枇杷

枇杷はバラ科の常緑高木で中国原産、古代日本に渡来

暖かい地方(四国、九州)で果樹として栽培される事が多い。

今では、北海道を除く全国各地で栽培されている。

樹木の高さは5~10m程ある。

葉は広倒披形の長楕円形で厚みが在り、長さ15~20cm。

葉の表面は艶があり、裏面には産毛がる。

初冬(11月~12月)に黄色を帯びた白く小さな五弁の花

が、多数集まって咲く。

芳香はあるが概して慎ましく、地味で淋しくひっそりという

印象が強い花である。

訪れる人の少ない山中に花開き、華やかさはないものの、

意思の強さが感じられるような花で、冬の静かな景が似合う

花である。

最近、ご近所で夏の時期に枇杷の実を頂くことがあるので、

散歩がてら、庭先を覗いて見ると塀の上から花が顔を出す。

開花は11,12月頃だが、果実は翌年の6月頃との事。

 

枇杷の葉は、咳どめ・下痢止め等に効能がある。

木材は粘り強い材質で、古来から木刀や木杖等に利用。

 

今日の1句

友の家の庭ぞ懐かし枇杷の花   ヤギ爺



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