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ジンバル付きの小型軽量動画カメラ「DJI Pocket 2」を購入したのでレビュー

ここ最近というか、ついつい最近ですが、実は動画撮影にハマりまして。とりあえずスマホで撮影してみて、画質的にはまあまあ満足してたのですが、とにかく振動がひどくて耐えられないって思いまして、新しく何か買ってしまおうかと考えちゃったわけですよ。

一眼カメラ用のジンバルを買って対応しようかとも思ったんですが、でかいし重いし一眼だと車への取り付けとか何かと不便なので、GoProとかのアクションカメラに興味を持ったんです。

衝動的にGoProを買いかけたんですけど、移動してのお散歩撮影もしたいので、ジンバルもつけないとなって思ってみてたら、なんとDJIからおあつらえ向きのが出てたんですよ。ジンバルついた小型の動画カメラが。それが今回レビューしようと思う「DJI Pocket 2」です。

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ジンバル付きの小型軽量動画カメラ
「DJI Pocket 2」を購入したのでレビュー

DJI Pocket 2は、DJIのアクションカメラOSMOシリーズの「Osmo Pocket」の後継機種で、2020年の10月31日に発売されたばかりになります。小型軽量でありながら、モータージンバル付きのカメラになります。 

DJI Pocket 2 のスペック

  • カメラ部:1/1.7 インチ CMOS、有効画素:64MP
  • 静止画:9216 × 6912
  • 動画:4K Ultra HD:3840×2160 @ 24/25/30/48/50/60fps
               2.7K:2720×1530 @ 24/25/30/48/50/60fps
               FHD:1920×1080 @ 24/25/30/48/50/60fps
  • 焦点距離:35mm換算で20mm相当
  • サイズ:124.7×38.1×30 mm
  • 重量 117g
  • 駆動時間:140分(1080p/24fpsでの参考値)、充電時間:73分

このサイズ、この軽量さは、本当にポケットにポンと入れることができます。大きなポケットでなくても、普通のサイズのポケットにですよ。 スマホよりもだいぶ小さく軽いですから、もう毎日でも持っていけちゃうサイズ感です。

 

モータージンバルにのったカメラ部:1/1.7 インチ CMOS、有効画素:64MP

小さいサイズに、巨大で高性能な心臓部といった趣があります。処理部分を本体ボディに詰め込むことで放熱に余裕が出たのか、CMOSサイズが 1/1.7 と他のアクションカメラと比べて少し大きなサイズです。このセンサーサイズが画質にも高感度特性にも有利に働いていると思います。

参考画像:元ファイルのサイズ17Mあります。はてなブログは10Mを超えるファイルはアップできませんので、PhotoShopJpegの圧縮率を変更して保存しなおしています。

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動画についても、さすが最新のアクションカメラです。最大は4Kまでですが60fpsまで利用が可能です。最新の8Kとか撮れちゃうようなカメラには敵いませんが、このサイズで、この解像度で、短い連続撮影時間制限などないカメラと言ったら、もうこれかGoProでしょう(他にも色々ありますけど、まともに使えるという意味ではね)。

そして、なんといってもこの DJI Pocket 2 の最大の利点はこのサイズで、モータージンバル付きなのですよ。GoPro などのジンバルを別に購入しなければならないカメラには無い便利さがあります。本体の充電だけで、スイッチを入れるだけですぐにジンバル撮影できますから。スイッチを入れた瞬間にカメラ部がこちらを向いて挨拶するのがなんとも可愛いです。ぜひ見てあげてください(笑) 


DJI Pocket2 起動動画

 

意外にもちの良いバッテリーとUSB-C給電

駆動時間に関しても140分あるので、私の求めているドライブ動画を撮影するには最適といっていい感じです。4K/30fpsとかは当然として、1080p/30fpsでも撮影しっぱなしだと流石に140分は持ちませんけどね(苦笑)

本体内蔵バッテリーのみで、GoProみたいに交換ができない点を問題視する向きもありますけど、USBで簡単に充電できますし、満充電時間もわずか73分です。ちょっとした休憩中や、移動中などに充電しちゃえば問題ありませんし、USBモバイルバッテリーからの給電も可能です。そしてここも重要なポイントかもしれませんが、給電しながらの撮影も可能となっています。今のところ、バッテリー交換できないことを不便に感じることはありません。

 

付属コントローラーは「ミニ操作スティック」で操作しやすい

付属のコントローラーは、本体にセットできる小さな操作スティックです。これがまた使いやすい。

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本体サイズに合わせた小さなものですが、ジョイスティックタイプなので、親指でぎゅぎゅっとカメラ部の操作ができます。カメラを移動して基準となる位置を合わせてあげたり、ズームしたりが簡単にできます。

 

DJI Pocket 2 Creator コンボ

今回購入したモデルは、「Creator コンボ」モデルになります。このモデルだと、通常のDJI Pocket 2 のセットに比較して、下記の点で違っています。

  • ワイヤレスマイク トランスミッター
  • ワイヤレスマイク ウィンドスクリーン(マイクの風ノイズ防止スクリーン)
  • Do-It-Allハンドル(ワイヤレスマイクの接続、三脚座、USB-C給電ポート)
  • USB二股充電ケーブル(本体とワイヤレスマイク2台同時充電可能)
  • マイクロ三脚

個別に購入して揃えるよりも、断然お得なセットになっています。

 

DJI Pocket 2 とワイヤレスマイクの組み合わせは最強かもしれません

このセットに付属の「ワイヤレスマイク トランスミッター」がまた欲しかったんです。

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ドライブ動画の撮影では音声が実は大事なのですが、外部マイクを用意しないと音声が微妙な場合が多いんです。カメラは車内に設置することが多いのに、良い音を聞けるのは外ですから残念なんです。あえて車内音声を撮るのであればそれもいいのですが、ドライブ動画とかだとやはりエキゾーストノートが聞きたいんですよね。車外にマイクを設置してケーブルで繋ぐのもいいですが、音声だけ別に撮って後で合わせても良いんですが、このワイヤレスマイクがあることで、ケーブルを引き回す手間も作業も非常に省けます。しかも、このワイヤレスマイク、マイク側のスイッチで撮影開始できるのです。この便利さを味わうと病みつきになります。もはやこれ無しでは考えられません(笑)

987 Boxster のエキゾーストノート撮影を、車内音声と車外音声とで撮り比べていますので、比較してみてください。


DJI Pocket 2 本体内蔵マイクとワイヤレスマイクよる入力音声の違い(サンプル:Porsche 987 Boxster エキゾーストノート)

もう、音声が感動ものによくなってくれますよ。

DJI Pocket 2 はドライブ動画の作成に、手軽さの点で最強の相棒かもしれません。いえ、そうなってくれそうです。

 

DJI Pocket 2 の開封

さて、今度は開封してみましょう。パッケージを開けると、本体のアクティベーションのために、アプリのダウンロード先へのリンクQRコードと、接続の方法のイラストが出てきます。Pocket 2 を使うためにはアクティベーションが必須です。

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パッケージから全部出して付属品を並べてみると、結構色々ついてきているのがわかります。

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接続用の端子が、USB-TypeC と Lightning との両方がついているのが親切ですよね。

 

開封したら、まずはなにはともあれ、アクティベーションしましょう。アクティベーションには、スマホに DJI の DJI Mimo アプリをインストールしてから、本体をスマホと接続します。

アプリのダウンロードは、付属の説明書あるいはパッケージに記載のQRコードを読み取るのが便利だと思います。

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インストールしたら、スマホと接続します。本体に、接続用のUSB -Type Cあるいは、Lightning のアダプタを差し込んで行います。

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あとは画面の指示に従ってください。簡単にすぐに終わります。

 

DJI Pocket 2 を手に入れてからというものもう、ドライブ撮影が楽しくて仕方ない感じです。これ知ってたら、もっと早く買って、前の車とかでもドライブ動画撮影してあげれば良かったなって思ってます。