先に、日本語ロックの創始者は、
RCサクセションの忌野清志郎さんである
って記事をあげました。
参考「ゴールデンウィークにRCサクセションを聴き直してみました」
これをきっかけに、日本の歌謡曲は、
フォークから、日本語で歌うロックがメインになっていきました。
この時の清志郎さんの楽曲制作が、
「共通語（標準語）のイントネーションにこだわったのが特徴で、
曲先の場合でも、イントネーションがおかしくなった場合は、
メロディーを修正してでもイントネーションを正しくするという手法を取っていた。」
とWikipediaで紹介されていることに、言及しました。
ところが、現在の日本の音楽シーンでは、
そうした楽曲は、むしろ古臭く感じる人が多いのではないでしょうか？
つまり、
日本語を、
そのメロディーに乗せちゃうんだ！
そのリズムに乗せちゃうんだ！
現在では、そういった、
ある意味、外したところのある楽曲が圧倒的に多くなっています。
でこれ、いつ頃から、こうなったか？
って話なんですけど、僕はこの辺からだと思っているのですが、
皆さんはどう思われますか？
Mr.Children 「Tomorrow never knows」
あと、これは、ロックとは言えないかも知れませんが、
宇多田ヒカル さん「Automatic」
この辺の作品に関して、小室哲哉さんが、こんな感想を述べています。
参考 「ヒカルちゃんが僕を終わらせた」
僕もそうだと、思います。
逆に言うと、
「忌野清志郎さんが創始した「日本語ロック」、
当時の言い方では、jpop（日本語で歌われるポピュラーソング）
の完成者は小室哲哉さんだったのだ」
TRF 「EZ DO DANCE」
と、思います。
そして、その完成形は、
「カラオケボックスで行われる、日本語で歌って踊る、ダンスパーティー」
「音楽プロデューサー」の小室哲哉さん、
言い得て妙、
何か新しいことを始めたわけではなく、
日本語のプロデュース
「総監督として、
それまであった既存のものを組み合わせて、
日本にベストマッチの文化を作り上げた。」
つてことです。
で、その最大の成功者であるがゆえに、
既成の枠を外すキッカケにもなってしまった。
だから、最後の成功者でもあるわけです。
結局、離婚しちゃいましたから、人格面では、どうかな？
との、思いもあります。
参考「小室哲哉さんの記者会見を見てしまいました」
けど、
彼がいたからこそ、それを超える音楽が出てきて、現在がある。
そういう意味では、日本の歌謡界に対する貢献は、絶大なものがあると思います。
僕は、音楽はよく分かんないですが、
日本語の言語的には、そう言えるのではないかと、思います。
」
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