前回の旅行記の続きです。
参考「紅葉を見に軽井沢に行ってきました!」
まず、初めに前回あげた、近衛文麿に対する思うところ、ですが。。。
それは、以前ここでもあげた、
参考「「日米開戦陸軍の勝算 「秋丸機関」の最終報告書」を読みました |」
でも紹介した、次のブロガーさんの記事、
参考「真珠湾奇襲によって壊された日本の戦争戦略」
での紹介を受けて読んだ書籍、
に書かれていたことでした。
その話の前に、
「先の日米の、悲劇的な大戦争を画策したのが、
当時の米国大統領であったフランクリン・ルーズベルトであり、
そのために、彼は無理難題な要求を盛り込んだ「ハル・ノート」を、
最後通牒として日本側に突きつけた。」
というのは、現在では、ほとんど明確な歴史の事実です。
参考「この唄良い唄ですね」
今回の話は、それに加えて、
日本側にも、戦争を画策した人物がいたって話です。
そんな、引っ掛かりがあったので、
今回、ここ(旧近衛文麿別荘)を見学に訪れました。
邸自体は、森主体の公園の中にたたずむ、小ぶりの、洋館です。
なので、その素直な感想は、
「古びているけど洋風ですし、
当時の軽井沢を代表する、
最先端の、お洒落な建物だったんだろうな?」
ですかね?
ただ、その一室に、
何冊か書籍が立てかけられており、
その内この2冊のタイトルが目に付いたので、
それをメモして来ました。
なぜか、その施設内では写真を撮ることが禁止されていたので、
本のタイトルと著者を、わざわざノートにメモ書きして帰り、
帰宅後それを手に入れ、実際に読んでみました。
これらです。
驚くべきことに、
ここに置かれた、これら2冊の書籍と、先にあげた書籍、
細かな点では見解の違いはあるものの、
要点は、見事に一致していました。
「日本を、日米戦争に導き、
東京、広島、長崎を筆頭に、日本国土を破壊し、
日本人を破滅的な状態に引っ張って行った人が、日本側にもいた。
その政治家が、近衛文麿であった。」
ということです。
つまり、
真珠湾攻撃を決行し、日米戦争を開始した当時の総理大臣である東條英機より、
その先代の総理大臣である近衛文麿こそ、本当の戦犯である。
この3冊の書籍には、そう書いてあります。
ちなみに、
1941年(昭和16年)10月18日 近衛文麿内閣総辞職
1941年(昭和16年)12月8日 真珠湾攻撃
です。
そして、そこに展示されている、戦時中に書かれたとされる、
近衛文麿自筆の掛け軸には、
度量数称勝
と書かれています。
意味は、「物量に優れるものが勝つ」
だそうです。。。
参考「信州編(16):市村記念館(16.8) : 散歩の変人」
この施設にある、これらの資料は、
文麿の戦前の行為が,
「アメリカによる日本人の惨殺と、
日本の敗戦を明確に見通したしたうえでの
行動であったことを明快に示してる。」
ように、思えます。。。
そんなこと、この旧近衛文麿別荘宅には、
一切掲示されている説明には、明確にはありません。
また、配布されるパンフレットにも一切書かれていません。
一見、高級別荘地としての軽井沢の歴史を紹介しているだけ。
に見えます。
参考「軽井沢町歴史民俗資料館・旧近衛文麿別荘(市村記念館)|長野県博物館協議会公式サイト」
でもこれ、
明確にその文麿の業績を、
讃えるため、
だけではなく、
糾弾するため、
に残されている施設でもある。
と、僕には思えます。
わざわざ本のタイトルをメモしてきて、
実際にそれを読んでみるような、奇特な人(*注1)、
そうはいないでしょうから、
これに気づいた人は、少ないのではないでしょうか?
なぜ、そういう形での展示になっているのか?
そこに、僕は、深い歴史の闇を、感じてしまいました。
(*注1):非常に珍しく、不思議なさま。
参考「「奇特な人」ってどんな人? ほめ言葉になるorイヤミになる?」
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3日目 信教の不自由な宗教と信教の自由な宗教
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