【Googleアナリティクスの使い方】

 

Googleアナリティクスアカウントとは

まず「Googleアカウント」と、「Googleアナリティクスアカウント」は、まったく異なる存在だと認識が必要。


Googleアカウントは、Googleの各種サービスを利用するためのログインアカウントで、ユーザー単位に作成します。

一方、Googleアナリティクスアカウントは、主にGoogleアナリティクスを管理する上での土台となるものです。

 

1つのGoogleアカウントで、最大100のGoogleアナリティクスアカウントの作成が可能です。

 

Googleアナリティクスは、「Googleアナリティクスアカウント」「プロパティ」「ビュー」の3層構造になっています。

 

それぞれの違いは次の通りです。

●Googleアナリティクスアカウント:
Googleアナリティクスの3層構造の土台に位置する階層です。主にユーザー管理(権限の付与や削除)と、アカウントに対する変更管理、アカウント・プロパティ・ビューの完全削除前の一時保管場所の役割を果たします。


●プロパティ:
Googleアナリティクスアカウントの1つ下の階層です。1つのGoogleアナリティクスアカウントに対して最大100のプロパティを作成することができます。アクセス解析のデータはプロパティごとに収集されるので、一般的に1つのWebサイトに対して1つのプロパティを設定することが多いでしょう。


●ビュー:
プロパティの中に最大25個作成することができる階層で、Googleアナリティクスでレポートされるのはビューの内容です。PCサイトとスマホサイト、サブドメイン単位など、アクセス解析の視点ごとに作成することが多いでしょう。

 

一般的にGoogleアナリティクスのプロパティは

”UA-xxxxxxxx-y”の形で表すことができます。
xxxxxxxxの部分はGoogleアナリティクスアカウントによって固定で、yの部分がプロパティごとに変わります。


Googleアナリティクスアカウントを削除すると、そのアカウント内のxxxxxxxx-1からxxxxxxxx-100までのすべてのプロパティと、それに紐づいたビューが削除されます。

 

Googleアナリティクスアカウントを削除する際の注意点

Googleアナリティクスアカウントを削除するということは、そのGoogleアナリティクスアカウント上に作られたプロパティやビューもすべて削除するということです。


組織改編などでGoogleアナリティクスアカウントを削除する場合は、存続しているWebサイトのプロパティが含まれていないか確認しましょう。

 

また、新規アカウントを作成したとしても当然ながら以前のデータを表示させることはできませんので、アカウント削除の対応を行うのではなく、一部の不要なプロパティやビューを削除し、アカウントやプロパティを編集してデータを引き継いだほうがよいかもしれません。

 

削除にあたっては本当に削除して問題ないかを慎重に判断することをおすすめします。

なお、削除後35日以内であれば、Googleアナリティクスアカウント(プロパティやビューも)は復元可能です。期限を過ぎると自動的に完全削除されます。

 

 

Googleアナリティクスのアカウント削除手順

 

Googleアナリティクスアカウントの削除は、管理画面で行います。

Googleアナリティクスの画面左側のメニュー一覧で「管理」をクリックします。

 

削除するアカウントをプルダウンで選択し、「アカウント設定」をクリックします。(くれぐれも選択するアカウントを間違えないように注意しましょう)

 

アカウント設定画面の右側にある「ゴミ箱に移動」をクリックします。
以上で削除作業は完了です。
 

プロパティやビューを削除したいとき

アカウントを削除せずに、一部のプロパティやビューを削除するときも、作業手順は同じです。

管理画面で削除したいプロパティ(ビュー)をプルダウンで選択し、「プロパティ設定(ビュー設定)」>「ゴミ箱に移動」をクリックします。

 

削除したアカウント、プロパティ、ビューを復元したいとき

Googleアナリティクスアカウント、プロパティ、ビューは、いずれも削除から35日間はGoogleアナリティクスアカウントの「ゴミ箱」で一時保管されます。

 

35日が経過すると、自動でゴミ箱からデータが完全削除される仕様です。

 

何らかの事情でゴミ箱のデータを復元するときの手順は、以下の通りです。

 

手順はアカウント、プロパティ、ビューですべて同じです。

 

Googleアナリティクスの画面左側のメニュー一覧で「管理」をクリックします。

 

Googleアナリティクスアカウントのメニューにある「ゴミ箱」をクリックします。
 

復元したい項目のチェックボックスにチェックをつけて、「元に戻す」をクリックします。

以上で復元作業は完了です。

 

Googleアナリティクスアカウントを削除することは、アカウント上にあるプロパティでそれまで蓄積してきたアクセス解析データをすべて削除するということと同じです。削除する際は、35日間の猶予はあるとしても、慎重に検討して作業を行なってください。
 
 

ワードプレスにアナリティクスを組み込む方法

 
アナリティクスをインストールし終わっていることを前提としています。
インストールの方法は各自ネットで調べてください。
 
 
 

・プラグインを利用する

この方法が初心者にはお勧めです

 
2. All in One SEO Packを使う
 

All in One SEO Pack」というプラグインを利用する方法。上記のテーマを利用していない人は、このやり方がおすすめです。

このプラグインをインストールし(最初に入っている場合が多い)

 

WordPressのダッシュボードにログイン

プラグイン

新規追加

検索窓に「All in One SEO Pack」と入力

「All in One SEO Pack」を有効化

ダッシュボードから「All in One SEO Pack」を開く

Google設定

GoogleアナリティクスIDの欄にトラッキングID入力

 

 

 

 

・直接トラッキングコードを設置する

 

 

1.Googleアナリティクス内のメニューから「管理」をクリックします。

 

2.「アカウント」「プロパティ」「ビュー」の「プロパティ」から、「トラッキング情報」「トラッキングコード」の順に選択します。

順にクリックしていくと、「グローバルサイトタグ」の記載箇所にトラッキングコードが表示されているので、全てコピーします。

 

3. 以上でGoogleアナリティクス内の操作は終了。次に、WordPressの操作に移ります。

 

WordPressのダッシュボードを開いた後

 

1.「外観」→「テーマファイルエディタ」の順に選択します。

 

2.「テーマ編集」の画面が表示されたら、画面右側のテーマファイルから、「テーマヘッダー(header.php)」を選択し、先程コピーしたトラッキングコードを<header>〜</header>の箇所に設置しましょう。

 

その後、ファイルを更新したら設置完了です。

設置箇所を間違えてしまうとサイトが表示されなくなってしまう可能性があるので、トラッキングコードを設置する際は注意が必要です。

 

この方法は熟練者しかしない方がいいです。