PATEX HUNTER

マルクス経済学の視点で、「パテック・フィリップ」と「ロレックス」の世界を中立的私見で、社会科学的に分析しています。

PATEK PHILIPPE 3700/1J。ある日の光景

2023-01-28 | ニュース
(PATEK PHILIPPE 3700/1J 〝JUMBO〟NAUTILUS circa.1979)


東京で新聞記者をしている従弟が私の左の手首を見るなり、

〝あれっ、それノーチラスですね。いいですね〟と。

1.65mほど離れたソファーから指摘してきた。

普段、ファッションや、音楽ましてや時計の話なんぞしたことのない40男から発せられたその言葉が私の興味を誘った。

が、

私はこの3700/1Jの来歴やその他知り得ることすべてをこの従弟に話すことはまったくもってためらわれた。

おそらく彼は、時計収集が趣味ではないし、ラーメンの食べ歩きと家族とのキャンプに心血を注いでいるのだから、私には

余計な話題は止そう、とそう咄嗟に判断したのだと思う。

彼はずいぶんと古くさい、人間の背骨を標本にしたようなブレスレット付きのタグホイヤーを着けていたことに強く印象

づけられた私がいた。



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