情けない話である。内弁慶のキシダくんの本性を見たと思った。
アメリカではウケねらいが当たり、面目躍如の岸田首相だったが、帰国すると一転して窮地に立たされ、嬉々としたその姿はすっかり鳴りを潜めた。
きのうの衆院予算委員会の席で、岸田首相は森元首相への聞き取り結果について問われ、こう答えたという。
「うわさの域を越えて森元総理大臣の関与を確認できる発言はなく、追加の聴き取り調査でも確認できませんでした。」
(NHK NEWS WEB 4月22日配信)
この発言は、訪米前の4月4日に記者団に語った自分の発言を、ただリピートしたに過ぎない。
「今般、一連の聴き取り調査を行った上で私の判断で森元総理大臣についても私が直接電話をかける形で事情をお聴きした。しかしながら引き続き森元総理大臣の具体的な関与については確認できていない。多くの皆さんの関心が寄せられている点を勘案して私の判断で聴き取りを行った。」
(NHK NEWS WEB 4月4日配信)
要するに、真相解明など、端(はな)からやる気がないのだ。岸田首相は森元首相に電話をかけ、恐る恐るこう口を開いたに違いない。
「あ、森先生、キシダでございます。お元気でいらっしゃいますか。私の方は、我が自民党の裏金問題で四苦八苦しておりまして、先生には何かご指導・ご教示をいただきたく、お電話を差し上げた次第なのですが、そう、この件はだいぶ昔のことになりますので、もちろん先生はご存知ありませんよね、はい」
現役首相の威厳を取繕おうともせず、まるで借りてきた猫のような低姿勢で、岸田首相は先輩の安倍派のドンにお伺いをたてたに違いない。
こんな具合では、百戦錬磨のこの古狸は「はい、私がやりました」などと自白するはずがない。猫の首に鈴をつけようとするネズミのようなビクビクぶりでは、小ネズミのキシダくんはどら猫の森爺にナメられるばかり。こいつはどうせやる気がないのだ。やる度胸がないのだ、と。
窮鼠の自覚がないこの小ネズミは、完全に足元を見透かされている。
この小ネズミが窮鼠となり、火事場の馬鹿力をだす日は来るのだろうか。やれやれ・・・。
アメリカではウケねらいが当たり、面目躍如の岸田首相だったが、帰国すると一転して窮地に立たされ、嬉々としたその姿はすっかり鳴りを潜めた。
きのうの衆院予算委員会の席で、岸田首相は森元首相への聞き取り結果について問われ、こう答えたという。
「うわさの域を越えて森元総理大臣の関与を確認できる発言はなく、追加の聴き取り調査でも確認できませんでした。」
(NHK NEWS WEB 4月22日配信)
この発言は、訪米前の4月4日に記者団に語った自分の発言を、ただリピートしたに過ぎない。
「今般、一連の聴き取り調査を行った上で私の判断で森元総理大臣についても私が直接電話をかける形で事情をお聴きした。しかしながら引き続き森元総理大臣の具体的な関与については確認できていない。多くの皆さんの関心が寄せられている点を勘案して私の判断で聴き取りを行った。」
(NHK NEWS WEB 4月4日配信)
要するに、真相解明など、端(はな)からやる気がないのだ。岸田首相は森元首相に電話をかけ、恐る恐るこう口を開いたに違いない。
「あ、森先生、キシダでございます。お元気でいらっしゃいますか。私の方は、我が自民党の裏金問題で四苦八苦しておりまして、先生には何かご指導・ご教示をいただきたく、お電話を差し上げた次第なのですが、そう、この件はだいぶ昔のことになりますので、もちろん先生はご存知ありませんよね、はい」
現役首相の威厳を取繕おうともせず、まるで借りてきた猫のような低姿勢で、岸田首相は先輩の安倍派のドンにお伺いをたてたに違いない。
こんな具合では、百戦錬磨のこの古狸は「はい、私がやりました」などと自白するはずがない。猫の首に鈴をつけようとするネズミのようなビクビクぶりでは、小ネズミのキシダくんはどら猫の森爺にナメられるばかり。こいつはどうせやる気がないのだ。やる度胸がないのだ、と。
窮鼠の自覚がないこの小ネズミは、完全に足元を見透かされている。
この小ネズミが窮鼠となり、火事場の馬鹿力をだす日は来るのだろうか。やれやれ・・・。