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Coffee Break: 『Steve Jobs』を偲んで- 歴史のページにまだ書かれていないことを読み取るのが僕らの仕事なんだ

2022-11-25 22:35:32 | ・・スチーブ・ジョブズの営業
伝記『Steve Jobs』(ウォルター・アイザックソン著、井口耕二訳、講談社)の続きです。

スティーブの「文系と理系の交差点」「人文科学と自然科学の交差点」という言葉が好きで、毎年、この時期にこの記事をアップしています。

私自身、最初の転職でエンジニアからマーケティングに転じ、新しいこと、文系の楽しさも味わいました。

マーケティングの基本の一つは、顧客のニーズの把握です。市場調査を行い、顧客が何を望んで探ります。

しかし、最近は、市場調査ではニーズが把握できなくなり、顧客本人でさえも何を望んでいるのか分からないと言われています。

では、伝記「スティーブ・ジョブズ」から一節。

「『顧客が望むものモノを提供しろ』という人もいる。僕の考えは違う。

顧客が今後、何を望むようになるのか、それを顧客本人よりも早くつかむのが僕らの仕事なんだ。

ヘンリー・フォードも似たようなことを言ったらしい。『なにが欲しいかと顧客に尋ねたら、足の速い馬といわれたはずだ』って。

欲しいモノを見せてあげなければ、みんな、それが欲しいなんてわからないんだ。

だから僕は市場調査に頼らない。

歴史のページにまだ書かれていないことを読み取るのが僕らの仕事なんだ

「文系と理系の交差点」「人文科学と自然科学の」の交差点が好きというスティーブならではの境地ではないでしょうか。



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