アルバム『パスト・マスターズ Vol.1』の11曲目は「アイ・コール・ユア・ネーム」。
 ジョンはこの曲をビリー・J・クレイマー&ザ・ダコタスにプレゼントしたそうです。そしてビリーたちはA面を同じくジョンが書いた「バッド・ツー・ミー」、B面を「アイ・コール・ユア・ネーム」としてリリース。英国1位を獲得したのです(すごい!)。
 ジョンはよほど愛着があったのか、B面の「アイ・コール・ユア・ネーム」を取り返したいとの気持ちが芽生えビートルズとしても録音しました。
 ビートルズ盤とビリー・・・・盤を比べてみるのもおもしろいですね。


ビートルズ盤『アイ・コール・ユア・ネーム』


ビリー・J・クレイマー&ザ・ダコタス盤『アイ・コール・ユア・ネーム』


【歌詞の一節】
 ”君の名を呼ぶのだが そこに君はいない
  ずるいことをしたぼくが いけなかったのだろうか
  ああ、夜になっても眠れない
  君が去ってからというもの
  夜に泣くようなことはしないけれども
  もうこのままつづけていくことはできない
  ぼくはもうだめだ
  きみにはわかっているはずなのに
  これを我慢できる人がどこにいるだろう
  ぼくはとうていだめ・・・・・・・・・・・・・・”

(角川文庫 ビートルズ詩集(1) 片岡義男 訳 より)


ジョンがビリー・J・クレイマー&ザ・ダコタスに提供した「バッド・ツー・ミー」




<懐かしいリバプール&ロンドン旅行の一コマ>
①リバプール:メンローブ・アベニューにあるジョンが育ったミミ叔母さんの家
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②リバプール:マシュー・ストリートにあるデビュー前のジョンの写真
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