こんにちは。
先日、「写真教室」って何を教えるのか?
と英語で聞かれました。
「一眼レフカメラの使い方」(How to use a SLR)と答えたら、カメラに使い方も何もないだろう、と言われました^^;
シャッターを押せば撮れる、という考え方をお持ちの方でした。
まぁそうなんですけど…
写真が仕上がるときの基本的な仕組みは一眼レフでもiPhoneカメラでも同じですが、オートとマニュアルとで仕上がる写真が違うんだということを伝えました。
オートモードはいわば、平均的な写真。カメラメーカーの決めた基準値というか標準値が基本になっています。
顔認識なども優秀なので、まさに、カメラが被写体まで定めて明るさやシャッタースピードなども決めてくれます。失敗は少ないですが、標準値がついて回るので、個性などを求めている方には向かないかもしれません。
逆にマニュアルモードはわたしはアートの世界だと思っています。
基準だとか、標準だとかそういったものは気にする必要のない、自分の感覚を信じて楽しんで撮るもの。
適正露出?適正なんてだれが決めたの?
ブレ?それで臨場感も出せたりするんですよ?
ピントの合う奥行きとか、明るさとかシャッターのスピードとかそういったものも自分の思いのままに表現できるのがマニュアルモードです。
さて、本題に戻りますが、とりあえず、それでもマニュアルのメリットがわからない(デジタル一眼レフは優秀だろう?という意味らしい)と言われたので、アート作品を作るには全部自分の好みに表現するのがいいんだということを主張したら、写真はリアルを追求するものじゃないのか?アートなら報道写真はどうなってしまうんだ?という話になったので写真には2つの側面(リアルを追求する記録写真、アート写真)があると言ってとりあえず納得(?)いただきました。
写真について英語で会話したことは実はそんなに多くありません。
説明するための単語が出てこないので、こちらでも写真仲間を作って勉強するしかないですね!
いつか英語で写真について話したい人のための講座とかできたらいいな♪