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あぶない農業と儲かる農業

首都圏でソーラーシェアリング拡大

2023/01/31
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1/31 首都圏でソーラーシェアリング拡大
1/19の日経新聞によると、首都圏で太陽光シェアリングを活用して、「農業」+「売電」の事業が広がっています。首都圏というと小池都知事による新築戸建てに太陽パネル義務化もあり、気になるところです。新聞によると、千葉県で広がっていると書かれています。脱炭素、SDGsにも貢献しているとの書き方です。
 太陽光パネルでは、ウィグル人の奴隷労働、パネル製造のためのウィグル地区での火力発電の利用過多問題もあり、人権・炭素問題など?・・・と思います。
 それは今回置いておくとこにして、太陽光パネルは、画像①のように、農地に一定の間隔で隙間を空けて、設置します。私共も、全国数カ所の計画立案に参加し、現在も稼働しております。パネルの良い効果も、いくつか出てきました。
「効果]
(1)パネル下では、湿度の維持ができ、イモ類・根菜類の生育・収穫が上がりました。特に里芋(画像②)の収穫が良く上がりました。
2)お茶の生育管理に効果がありました。
 春先の新芽が出た時の霜対策に効果がありました。パネル下では、気流の影響が出にくく、一定の湿度も保たれることで、霜が着きにくく、栽培管理に好影響でした。
(3)千葉県の視察先では、ニンニクが良く育っていました。(地域の平均生産量並みから若干プラス)
(4)キクラゲ、椎茸の栽培施設での部分活用では、生産量は代わらず、売電収益が確実にプラスになりました。
このうち、キノコ類では、もともと光を必要としないため、厳密にはシェアリングではなため、露地栽培に一部加える形を取り、認可をもらいましたが、確実に収入2馬力になっています。

●太陽光シェアリングの今後の展望
私共では、太陽光シェアリングでの農業は、農業者の収入が2馬力になることで、効果があると考え、今後も継続する予定ですが、対象地域は、小規模農地および、耕作放棄地での新規農業に取り組みところを考えています。通常の農地、大規模農地では、別の問題があることで、参加しないこと皆で決めました。
若手の方、新規就農の方で、有利な農地が取得できない方は、太陽光シェアリングを推進していたいと思います。
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画像①
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画像②

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スマートネット山本
Admin: スマートネット山本
私は、IT・WEBデザインの会社を営んでいます。一般企業や個人の農業創業・開業のお手伝いを行う機会がふえたことで、農業創業コンサルが主たる業務になりました。全国で活動実績があり、野菜・果実・キノコ栽培のスタートアップ一式業務、行政申請、補助金申請、資金調達支援を行っています。個人では無農薬米の栽培とキノコ栽培を行っています。また天然植物ホルモン液を活用した農業技術指導者を擁しており、2021年より国連ECOSOC/NGO団体と提携し世界の農業振興・教育に携わっております。儲かる農業をテーマに、短期で黒字化になる農業をご案内しております。
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