友人が「子供のための性教育」という講座をしているのもあって、
小さなころから性教育はしていかなきゃな~と思っていました。
今は(というか昔から?)男の子だからって性被害に遭わない、という時代ではないし、
自分の体を知り、大切にするという意識を持っていてほしいから。
ということで、この本を買ってみました。
読み始めた当初、
「おちんちんの話は恥ずかしいよ」と言っていましたが、
(うんこ、というワードはめっちゃ喜ぶくせに)
「人前で話したりするのは恥ずかしいかもしれないけど、
○○(息子の名前)の体についている大事なものだから
知っておくことは大事なんだよ」
というと聞いてくれるように。
今では、毎日寝る前の絵本の時間のスタメン&レギュラーです^^
冒頭は、男の子と女の子の違い。
続いて、プライベートゾーン(水着で隠す部分)は決して人に見せたり触らせたり
知らない人についていっちゃダメ、という話。
そして、「いのちのもと」のお話。
最後は、
「君はとても大切な子なんだ。みんな、君が生まれてきてくれてありがとうと思っているんだよ」
というメッセージ。
息子はこの最後の部分が大好きなようで、何度も
「○○が生まれたとき、だれが喜んだ?いっぱい喜んだ??」と、いろいろ聞いてきたり、
アルバムをひっぱり出してきて、おなかの中にいるときのエコー写真から
今までの成長記録を見ていたりします。
(それによって寝る時間が遅くなるのが今の悩みでもあるのですが><)
読む前は、単純に「おちんちん」について書いているだけだろうと、
そんなに期待していなかったけど、
こんな風に改めて「あなたは大切な存在なんだよ」と本を介して伝えることは、
母である私の言葉とはまた違ったパワーと説得力があるような気がします。
性教育というのは、いのちの教育。
わかっているつもりでも、改めて深く気付かされました。
自身だけでなく、妹も、お友達も
「みんなみんなそれぞれが大切な存在」だということが
小さいころからしっかり根付いていると、
少なくとも、自分がされて嫌なことは人にしない子になるんではないだろうか・・・
という願いを込めて読んでいます。
もちろん、何々をしたから希望通りの子に成長する、ということはないから、
あまり念を入れすぎないようには気を付けていますが^^;