旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

駅弁コレクション168 「黒毛和牛 牛バラ肉焼き」(米沢駅)

2022-05-17 09:39:52 | 駅弁コレクション
【黒毛和牛 牛バラ肉焼き】(米沢駅)
                            2022.5.17投稿

2013年(平成25年)3月17日
 マエダ「全国有名駅弁大会」で購入 価格950円
                      [製造元](有)松川弁当店

 商品イメージの写真と商品名が書かれた暖簾がデザインされた掛紙がゴム止めされています。


 山形県産米の白飯の上に牛のバラ肉と玉ねぎを醤油ベースのタレで炒めたもが載っています。
付け合せは、青海苔が載った牛タンと牛蒡をミンチしたハンバーグ、蒲鉾、玉子焼き、柴漬けです。


 少し濃いめの甘辛いタレで御飯が進みます。
 付け合わせのハンバーグにはちょっと驚きましたが、ふっくらとした食感に薄味の餡かけソースが掛けてあり、これはこれで美味しいものでした。
 すでに終売のようです。

 製造・販売の松川弁当店は、1899年(明治32年)5月、奥羽本線米沢駅開業とともに、松川弁当部として駅構内立売業をめたそうですが、当初は駅弁ではなく雑貨や自家製アイスクリームなどを販売していたと言います。
 松川弁当店と言えば、牛肉を材料に数多くの駅弁を販売していますが、現在まで100年以上販売され続けているのが『鯉弁当』(1,300円)です。
 当初は三段重ねの重箱で、じゃがいもやにんじんなどの煮つけもたくさん入った豪華な物だったそうです。


 最初の牛肉弁当は1964年(昭和39年)発売の『米沢牛肉 すきやき弁当』だったそうです。
 現在も「復刻版米沢牛肉すきやき弁当」(1,300円)という駅弁には、1964年(昭和39年)当時のデザインの掛け紙を復刻させています。


 「駅弁味の陣」では、2013年(平成25年)に『米沢牛炭火焼特上カルビ弁当』が味覚賞受賞。


 2014年(平成26年)に『米澤牛焼肉重松川辨當』が駅弁大将軍受賞。


 2021年(令和3年)に『黒毛和牛 炭火焼 焼肉重』が南東北エリア賞受賞。




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