totoroの小道

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外にも出よ触るるばかりに春の月

2020-12-10 05:53:31 | 4年 国語

短歌とか俳句とかは、たった17文字や31文字の中に、大きな自然やそこから感じる日本人の心情を織り込んでいる。教科書では、「工夫して読む」ことに主眼をおいている。

しかし、よりよく読むためには、どうしても内容の理解が必要になる。イメージを持たずに読んでも、ただの自己流の自己満足になる。

そこで、私はみんなで読み取りをして、最後にそれを絵に表す活動をしている。それからその情景が伝わるように読むのである。

 

4年生なりの読み取りでいいので、その詠み方を学んでいく。
「外にも出よ触るるばかりに春の月」

切ってみよう。
外にも出よ/触るるばかりに/春の月
T:この中で、一番、おかしなところはどこ?
S:ふるるばかりに
S:ふるる=ふれる + ばかりに
S:触れるを調べたよ。
1手で触る 2軽く触る 3耳や目で感じる
S:軽く触るだと思うな。
S:付きだから、耳や目で感じるなんじゃない?
S:月は手でさわれないよね。

S:ばかりを調べたよ。
1だけ 2今にも何かしようとする 3そのために 4今にもそうなりそう
S:ばかりの意味はたくさんあって、どれか分からない。
S:だけじゃない?
S:今にもだよ。今にも月に触る...
T:ふれる+ばかりで考えてみたらどうだろう?
1今にも耳や目で感じられそう
2今にも手で触れそう
3手でさわるために
4軽く触るだけ
5手でさわるだけ
6今にも軽く触れそう
S:ああそうかあ、こうすると意味が分かるね。
S:今にも触れそうなぐらい月が大きくて近くにあるように見えるんだ...
S:きっと、満月だね。
S:スーパームーンって言うんだよ。

S:あんまりにも月がきれいで大きいから、家の外から、家の中にいる人に、出てこい。見ないと損するぞって!!

 


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