totoroの小道

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ゆく秋の 大和の国の 薬師寺の 塔の上なる 一ひらの雲

2020-12-10 06:07:34 | 4年 国語

短歌とか俳句とかは、たった17文字や31文字の中に、大きな自然やそこから感じる日本人の心情を織り込んでいる。教科書では、「工夫して読む」ことに主眼をおいている。

しかし、よりよく読むためには、どうしても内容の理解が必要になる。イメージを持たずに読んでも、ただの自己流の自己満足になる。

そこで、私はみんなで読み取りをして、最後にそれを絵に表す活動をしている。それからその情景が伝わるように読むのである。

 

4年生なりの読み取りでいいので、その詠み方を学んでいく。
ゆく秋の 大和の国の 薬師寺の 塔の上なる 一ひらの雲」


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3 コメント

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ぜひご教授ください (しげじい)
2021-02-14 15:22:08
初めまして。突然のコメントで大変失礼いたします。
現在、5年生の担任を受け持っています。もう間もなく国語で「大造じいさんとガン」の学習に入るので、単元計画を立てるために調べものをしていたところ、こちらのブログに行きつきました。全記録を読ませていただいたのですが、私の実力では到底あのような児童同士の話し合いができるまで成長させることができないなと感じ、自己嫌悪すら抱いています(笑)児童のつぶやきが繋がって問題を解決していくような学級に育てていくためには、普段の学級経営が重要になってくると考えています。実際、先生はどのような指導を心がけていらっしゃるのか大変気になりました。差支えなければ、ぜひご教授いただけたら幸いです。長文失礼いたしました。
ありがとうございます (totoro)
2021-02-15 23:39:25
 私の拙い記録を読んでくださってありがとうございます。もし「児童のつぶやきが繋がって問題を解決していくような学級」と感じていただけたなら、大変ありがたいことです。
 私は、教員になるのが夢で、教育学部を受験しました。けれど受かりませんでした。一浪してもう一度教育学部を受験したけれどやはり受りません。やもなく普通の大学に通いました。だから中学の教員免許しか取得できませんでした。しかも、中学の教員採用試験にも受からず、一般企業に1年半勤めました。
 やっぱり教員になりたくて、退社し、小学校の臨時免許をだしてもらって臨時講師になりました。3年かかってやっと採用試験に受かりました。小学校の免許は、その講師の間に通信教育で取得しました。だから落ちこぼれです。みなさんのように優秀な教師ではありません。
 優秀ではありませんが「一度でいいからいい授業をしたい」という思いはずっと持っています。私は、「教育書」や「指導要領」を読んでも、抽象的な言葉が羅列されていると、何を言っているのかよく分かりません。だから、「この人だ」と惚れ込んだ先生から、いい授業、いいクラスについて具体的に教えていただき、試してみて、その結果をもとにまら教えを請いながら、「いい授業者」へのアプローチをしようと考えました。
 30代後半に、尊敬する校長に出会い、私はその校長の追っかけを始めました。その校長が助言者として所属している研究会に入り、話を聞くようにしました。ついには、その学校を希望して、その校長の下で2校勤務しました。
 また、校長の所属していた勉強会にも参加しました。「斎藤喜博」の理論を実践している会です。これも、私は斎藤喜博の本を読んでもよく分からないので、時には遠くまで出かけたり、宿泊して勉強会に参加したりして、その会の皆さんの実践を教えていただきました。無知をさらけ出しながら、一緒に教材解釈をしました。体育の実技や図工の実技も、基礎の基礎を手を取り足をとり教えていただきました。私は感情を表現するのが苦手ですが、表現活動もやらされるはめになりました。さらに研修の機会を増やすために、地元でも勉強会を立ち上げました。そして、互いに実践をもちより、よい授業のエキスを探っています。
 それらを通して私が感じていることは、「授業はだれのものか」ということです。もちろん「ひとりひとりの子供のため」です。そんなこと、だれもが知っています。
 でも、実際の日々の授業はどうでしょう。文部省が定めた指導要領を効率よく教え込むための教科書があり、その教科書を効率よく教えるための教科書会社の作った指導書があり、どの先生もそれを見て授業をしています。教科書会社の作った指導書には、毎時間分の「目標」が載っています。(例えば算数なら175時間分、社会なら105時間分の目標)そして、その175時間なら175個の評価基準があり、それを評価するために、ノートに書かせたり、ワークシートに書かせたりします。
 それって、主体性を育てるとか、対話的な深い学びとか言っていますが、教師が評価するための授業、教科書会社が考えたどこかのクラスのための授業なのではないでしょうか?少なくとも、今、目の前にいる「子供たちのための授業」ではないと私は思っています。
 もちろん教師ですから、指導要領の内容はきっちり教えます。でも指導要領って、かなりざっくりした、色々な捉え方ができる書きぶりになっています。クラスの子供たちが、学びたがっている学びに付き合っていけば、指導要領の内容はおのずと全て含まれていきます。子供たちの持っている力は素晴らしいものです。こどもたちの力を信じて、「彼らの授業」に、その思考の整理役として付き合う、私はそうしたスタンスで授業をしています。だから、175個の目標を作るのは、私ではなく、子供たちです。
 最初に戻りますが、私は優秀ではありません。だから、子供たちから学ぼうと思っています。
 全然、ご質問のお答えになっていません。ごめんなさい。
学ぶ姿が美しい (ひでちゃん)
2021-02-16 19:34:11
 明治維新の人物、例えば坂本龍馬、勝海舟、高杉晋作などが、なぜ人気があるのかというと、新しい時代に向けて、学ぼうとしていること、自分を変えようとしていることに多くの人が感動するからであろう。人間は学ぼうとしているときが一番美しいのですね。教師はそうありたいです。それは、子どもにもよい影響を与えます。酒井さんはそんな教師ですね。
 私は今巣ごもり状態です。久しぶりに、浜松授業研究の会のホームページを詳しく見ました。酒井さんの素晴らしい実践が文と写真等でたくさん掲載されていました。「ああ、これからはこんな教師は出てこないだろうな」と思いました。ほんとうに胸を張って世間に出したいものだとつくづく思いました。
 一緒に仕事ができたことに感謝しています。ありがとう。

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