母と一緒に始発に乗って、
プレイガイドに並んで、
必死に手に入れたチケット。
最初は並ぶのに大反対していた母。
それでもワタシが行く!
と言いはったため
一緒について行く!
と始発についてきてくれた。
いざプレイガイドに着くと、
あまりの行列に、
これはチケット取れるのか!?
と不安になったのだろう。
手分けをして並ぼうと
提案してきた母。
ふた手に別れて、結局別々に並んだのだった。
その結果見事にチケットをゲット出来たのである。
*☼*―――――*☼*―――――
まだ(既に??)中学生だったワタシ。
学校ではALFEEファンは皆無。。
それでもクラスのあるお友達を誘ったら
「行く行くー!」と言ってくれて
一緒に参加することになった。
2階後方の席だったが
そこからステージを見た角度と、
友達の笑顔は覚えている。
そのお友達とは、高校も一緒だったけど、
クラスは違っていたので、
ほとんど会話をすることも無く、
それぞれの進学へ。
それから程なくして
その子が亡くなったという知らせが入ったのは
ワタシが一浪して、みんなより遅れて
大学に入学する3月のことだった…。
とても心の優しい子で、可愛くて、頭が良くて、
小学校3年生の時に転校してきた転校生だったけど、
あっという間にクラスの人気者になった子。
ワタシがいじけてると、
自分は悪くないのにあやまる子だった。
人の心にそっと寄り添う子だった。
それゆえ、
生きるのが辛かったのかも知らない。
あぁ。
その子の優しさが今でも思い出される
こうして、
ワタシの記念すべき第1回目のALFEEライブは、
母とのチケット取りの思い出と、
心優しい友人とのほんのり悲しい思い出と共に、
永遠に、またほんのりと輝き続けるのである💫
ALFEEさんの2900本のうちの
1本のライブ。
皆さんにもALFEEさんのステージの思い出と共に
それに寄り添うようにそれぞれの
思い出があるはず。
最近はグッズ並ぶのとか大変だけど、
それも良き思い出になるんだろうな。
←出来れば並びたくないけど
サトエダ