こんばんわ、タケユタです。
今日は税務業務のPPC広告運用実績について書いてみようと思います。PPC広告の概要については、先日の以下の記事を読んでみてください。
”PPC広告による税務業務獲得の流れについて”←クリックすると別窓で開きます。
私はグーグルアドワーズとヤフープロモーション広告の2つのPPC広告を使っていますが、今回はグーグルアドワーズの中の1つのキャンペーン事例を記載いたしました。
【計測結果実例】
対象期間:5か月間
表示回数:1,459,030
クリック率:0.07%
クリック数:1,021回
平均クリック単価:500円
広告費用:510,126円
コンバージョン数:13件
1コンバージョンあたり費用:38,760円
コンバージョン率:1.28%
→電話によるコンバージョン数は除いています。概ねウェブからのお問い合わせと同じくらいの数とイメージしていただいてよいかと思います。
→ターゲットは起業したばかりの会社や、売上規模1億未満の従業員がいるかいなかくらいの中小企業としています。出稿キーワード選定でそのようなターゲットにアプローチできるようにしております。
電話によるお問い合わせをいれると、概ね20件くらいのコンバージョン(=PPC広告の目的達成)を得られていることになります。これは比較的結果を出している1つのキャンペーンをご紹介させていただいておりますが、もし5か月間でいくつか打っている施策の中の1つが、20件のお問い合わせを獲得してくれるとしたら、この結果はどうでしょうか。
しかもこのPPC広告による営業方法の魅力の一つは、その得られる見込み客はこちらから飛び込みや売り込みなどでアプローチして獲得した受動的な人ではなく、税務業務サービスを探しているホットで能動的な見込み客のみを連れてきてくれているところです。いったん設定してしまえば自動でグーグルが営業をかけてくれる不眠不休の営業マン、しかも完全成果報酬式です。雇わない手はないのではないでしょうか。
一般的にPPC広告はキーワード選定が重要になってくるのですが、私がこれまで数年間運用してきた所感では、何か特別なお宝キーワードがあるという認識はありません。コンバージョンに至ったキーワードはすべて把握しておりますが、大きな括りで結果がいいキーワードというものの、何か特定のキーワードがあるかというと、そうでもないような気がしております。
もちろんコンバージョンに至るには、検索利用者のニーズにマッチしたキーワードで出稿できているか、広告文はそのニーズにマッチしたものとなっているか、クリック後のランディングページはお問い合わせにつなげるような仕組みになっているか、というすべての要素が組み合わさって生まれるものですので、PPC広告自体については、広告主が獲得したいと思われる見込み客をいかに効率よくランディングページに送れるかということに尽きるかと思います。
いくつかテクニカルな用語も使ってしまいましたが、今回は実際の運用結果を見ていただくことによって、何となくPPC広告がどんなものかわかっていただきたくて書きました。詳細について記載していってもいいのですが、PPC広告の関連本はたくさんありますので、何か一冊買ってみて読んでみるのもよいかと思います。もしご要望があるようでしたら、税務業務エリアに特化した記事を書いてみようと思います。
さて、営業関係の話が続きますが、次回はまた全体的な概論に戻って、そもそも税務業務獲得のための営業手法はどのようなものがあるのかについてご紹介したいと思います。
それでは、次回もどうぞよろしくお願いいたします。
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