減塩醤油はカリウムが多い! 腎臓病の人は注意して!!
減塩醤油
減塩醤油は塩(NaCl)の量が少ないので、
塩分量を制限される腎臓病の方には嬉しい調味料のように思えますし、
実際に使用しているいらっしゃる方も多いでしょう。
しかし、腎臓病の方は、この減塩醤油、安易には使用しない方がいいかもしれません。
減塩醤油はカリウムが多い
減塩醤油は塩(NaCal)が少ないのに、しょっぱさが感じられます。
それは、塩(NaCl)を減らすことによって薄くなった塩味を、
KCl(塩化カリウム)を追加することで補っているからです。
つまり、減塩醤油は、確かに塩分は控えめなんだけど、代わりにカリウムが多いというわけです。
腎臓病の人はカリウムが排出されにくい
さて、このカリウムですが、実は腎臓に障害がある人は体外に排出しにくいものなのです。
カリウムが体外に排出されないとどうなるか?
当然どんどん体内のカリウム濃度が上がっていきます。
そして最終的には高カリウム血症を引き起こします。
※高カリウム血症は心臓疾患の原因となります。
医師に相談してみよう
なので、減塩醤油を使用される場合には、一度、医師に相談してみた方が良いかもしれません。
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慢性腎臓病 (CKD) でもポジティブな人たちがいっぱいです。
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