Bitcoinへのさらなる期待感 | ☆☆7th rich☆☆ZENKICHI

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MATSUです。


Bitcoinについて書いています。
(真面目な記事風に書いてみました)


〜〜〜〜

2016年末に向けて連日高騰を続けていた
Bitcoinは2013年11月の¥120,000台から
およそ3年ぶりに過去最高値を更新した。



今年に入り日本でも
Bitcoin大手取引所が
新聞紙上でタレントを起用し
『仮想通貨元年』と打ち出した。


まさに2017年のスタートは
それを彷彿させる勢いがあった。


1月5日 ¥152,232.00
(ビットスタンプでは$1139.89)
となり15万円を超える高値更新。

金相場と逼迫する展開もあり、
新たな幕開けにふさわしい盛況ぶりだった。


しかし1月12日には¥86,000
(ビットスタンプは751.34)
まで暴落した。



Bitcoinの保有は未だに
殆どが中国人と言われている。

自国の通貨よりもBitcoinなどの
仮想通貨や米ドルへと換金する動きが多い。


中国当局も企ててはいるが、
元からの流出は止まらない。



その後もBitcoinは
底値を切り上げながら
推移するものの
国での取引所の手数料の
問題などで急落する場面もあった。



ドル円相場の違いはあるが
Bitcoinは$1,000を超えて
安定的な底堅い推移をしていた。




そして2月中旬からは
$1,200を超えて加速し
上昇トレンドの推移がみられる。



その背後には、
アメリカのウィンクルボス兄弟の
Winklevoss Bitcoin Trust」の
ETF上場の発表があると考えられる。


Bitcoin ETFとは
Bitcoinを投資対象に含んだ
上場投資信託である

またETFとは
「Exchange Traded Funds」の略で
証券取引所に上場している投資信託を指す。


証券取引所に上場しているので
株の売買と同じように
証券会社を通じて
取引ができるようになる。


これにより懐疑的な投資家や
一般投資家もポートフォリオの
1つとして認識し始める。


新たな門戸を開くことにより
新規参入を呼び込み
Bitcoinの価格が上昇すると予想される。



ウィンクルボス兄弟が
歳月をかけ取り組んできたが
許可が下りなかったために
NASDAQへの上場申請を取りやめ、
BATS Global Exchangeの
上場申請に乗り換えた経緯がある。



米SECの回答期限は米国時間の3月11日(土)。


発表結果は市場の混乱を避けるために
前倒しでおこなわれるのではないかとの
市場の予想から
2月後半からはBitcoinに
資金が流れていたと考えられる。



そして運命の日。

3月10日を迎えた。


上昇し続け$1350.00をつけたBitcoin。

しかしその結果は否認となり
市場もすぐざま反応した。


一時$975.00まで売られた。


その後持ち直したものの
1日で10%を超える下落率となった。


米国SECは否認理由として
以下のことなどを挙げている。
○市場操作や風説の流布行為を
防止する環境が整っていないこと。

○投資家や利害関係者を
保護する仕組みがないこと。

○資金の移動経路を
監視出来る仕組みの透明性がないこと。

米国においては規制が
整っていないことも理由のひとつである。

中国PBoCによる、
ここ数ヶ月の過激な締め付けが
米SECの決定に影響を
及ぼしたのかは分からないが
少なくとも、
ハードフォークを示唆する
最近の一連の騒動は、
市場操作に関わる問題として
捉えられている。



ウィンクルボス兄弟は
今回の否認で諦めることなく
「米国SECと私たちの目指すところは同じ」
だとコメントをしている。

また、
ウィンクルボス兄弟以外にも2件
Bitcoin ETFの申請が審査中である。

しかし見通しは芳しくない。

なぜなら当局が問題にしているのは
WinkevossのETFそのものではなく、
Bitcoin全般を取り巻く
規制や環境が整っていないことが
由になっているだからだ。


この問題は、
Bitcoin市場が十分に成熟して
既存の株式、商品相場、
デリバティブ等の市場と
相容れる規則が作られるのか?
証券取引法がBitcoinを
例外とするよう改訂されるまで
続くであろう。


既存の枠組みの中で
まったく新しい
異質なものを捉えるには
相当の時間と労力が必要だろう。


Bitcoin ETFが
米国で可決されれば、
いずれ日本にも波及する
可能性は高くなる。

そうなるとより一層の
新規参入者が集まり
価格は高くなる。


それに加えて、
Bitcoinの保有者のほとんどが
中国人だと言われている分布図も
変化するであろう。

いろいろな国々の人々が
増えることは価格の安定にも
繋がると考えられる。



PC、インターネットに次ぎ
Bitcoinを支える
ブロックチェーンシステムの
発見、構築は
様々な分野で活躍の可能性があり、
既に世界中で注目され
日本でもメガバンクを始め
大手の企業が
ブロックチェーンシステムの
開発に着手している。

そんなBitcoinの可能性や
期待感の高さが
米国SECの否決発表が出でも
暴落せずに下げ止まった
理由なのではないかと考える



そもそもBitcoinは
中央集権型や国に
頼らないシステムが
目されたきっかけである。


今の時点でBitcoinを
保有している人々は、
国のお墨付きには
さほど期待をしていないのかもしれない。


信用や信頼は裏切られるが、
システムは裏切らない、
ということだろうか。





最後まで
読んでくれてありがとうございます。


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