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THMISmamaの~お洒落の小部屋~

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2023.02.04
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カテゴリ:カテゴリ未分類
手書きハート そして陽織、一度店に顔を出して、ルシアと肇にお辞儀を…。
そして、裏口から…。


家に帰っての陽織、時計の針は夜中の3時半。
家の中は静まり返っている。
部屋に入り、パジャマに着替えてベッドの中に…。

そして、
「ふぅ…。」
そして…、目を…。暗闇の中…。目を閉じて…。

…次第に…、まどろみが…。…けれども…。そして…、異変が…。
陽織、いきなり暗闇の中で目をパチリと…。そして…、
「うそ…。眠れない。」

暗闇の中で、目をキョロキョロと…。
「うそ。うそうそうそ。」

数分経ち。

「いや。なんで、なんで…。全然、眠くない。うそ。」

不思議な事に陽織、全く眠気を感じず…。そして…、30分。
寝返りを打って…。またその後、30分…。

「有り得ない。どうしよ。どうしよ。」

そうこうしながらもやがて、暗闇が次第に…。
ベッドのデジタルは…。午前5時半。

陽織、今度は枕を抱き締めたままで、
「あ〜〜ん。眠れない〜〜。」

今度は、ベッドの上で、足をドタバタと…。
「なんで…、こうなるかな〜〜。いつもはすぐに…。」

非情にも、デジタルは午前6時。ベッド上で、今度は、左右に寝返りを打ちながらも…、
「うそ。うそうそうそ。今日…、これからどうする…???」
部屋の中は…、全てが柚香のものばかり…。
ベッド上で起き上がり、枕を抱き締めながら、
「このままじゃ…。私…、今日〜〜。やばいよ〜〜。」
いきなり鼓動が高鳴る。

陽織、自分の心臓に右手を当てて。
「やばい、やばい。」
そして、再び、
「やばい、やばい。やばい、やばい。」
そう言いながら、背中をベッドに。そして、枕に頭を…。目を閉じて、
「やばい、やばい。やばい、やばい。」

30分は…、経ったろうか…。微かに下から聞こえる自分の名前を呼ぶ声。
部屋のドアを開ける音が微かに…。
「柚香、おはよう〜〜。朝ごはん。食べな。」

その声に全く反応がない柚香。

幸乃、
「柚香〜〜。柚香〜〜。」

ゆっくりと顔を…。けれども、目を瞑ったままで…。

幸乃、
「しょうがないねぇ〜〜。」
そして、
「ご飯、出来てるからね〜〜。」
ベッドから離れようと…。

すると…。
「今、何時…???」

その声に幸乃、振り返って、
「7時だけど…。」

すると柚香、ベッド上で、
「私…、何か、あったのかな〜〜。」

「ん〜〜〜???」
「全然、眠ったって感覚…、なくって…。何だか…、ず〜〜っと、起きていたような…。…物凄い…、体が…怠いんだけど…。」

その声に幸乃、
「ん〜〜〜???…もしかして…、風邪…???」
そして左手を柚香の額に…。
「ん〜〜〜。特に…、熱くは…。」

何とか起きようとする柚香。けれども、体を起こした瞬間に、今度はいきなり眠気が…。
カクンと頭が…。

幸乃、いきなり、
「お〜〜〜っと〜〜。」
そのまま柚香、また、眠ってしまった。

柚香の体を支えながら、
「これは…、ちょっとやそっとじゃ…、起きないね〜〜。」
ゆっくりとまたベッドに体を…。
「それにしても…。変だね〜〜。夜中…、起きていた…ような…???…果て…???」



その日の講義は、結局休み。柚香、起きたのが…午後3時。遅めの食事。
「もぅ〜〜。とにかく、お腹ペコペコだよ〜〜。」

あれから柚香は、死んだように眠っていた…。

「なんだか…、頭の中がぐちゃぐちゃしているような〜〜。」

幸乃、
「それにして可笑しいね〜〜。あんた、寝たらもぅ〜〜。ほぼ、朝まで起きない体質だから…。妙に可笑しいんだよ〜〜。」

その声に柚香も、
「何が何だか、全く分かんないよ。」
頭を傾げて、
「なんか…。こぅ〜〜。頭の片っぽに薄い…膜みたいって言うか…、蜘蛛の巣…みたいなのが…。」

「ふん。…とにかく、可笑しいね〜〜。今まで、こんな事、一度もなかったのに〜〜。」
「ん〜〜〜。」


食事の後、今日の事を真輝に。そして愛実に。ラインで…。

真輝からの返事は、「大丈夫〜〜???…会って話そうか…???」
愛実からは、「何だか…、厄介な感じだね〜〜。あんた、柚〜〜。最近、どうした〜〜。朝になると頭痛い〜〜。…で、今度は眠った気がしないって〜〜。どういう事〜〜???」

そんな文章に、
「私だって分かんないよ〜〜。……うん。……で、これから、彼と会うんだけど…。」

そのメッセージに愛実、
「わお。うそ。かかかか。うんうんうん。行っといで。会っといで。イェ〜〜イ。」

柚香、その文章には、
「そんなんじゃないから〜〜。」

「はいはい。分かりました〜〜。柚香にも、いよいよ、春だね〜〜。」
「もぅ〜〜〜。」

愛実には既に、付き合っている男性がいる。同じ大学の同期である。





そして、柚香、駅近くのカフェで真輝を待つ。
…けれども、店に入って僅かに10分。

真輝はようやく駅に到着。

柚香、椅子に座ったままで…。いきなり目をギュッと閉じて…。
…そして…、目を開けた途端に、
「えっ!!!…ここ、何処よ???…私…、何やってる…???…いやいやいや。私、帰るよ。」

そのまま椅子から立ち上がり、ドアに…。店員が、そんな客を見て、
「あっ。お客様。」

丁度、ドアを開けるとそこに真輝が…。








LIBRA~リブラ~   vol,035  そして…、「うそ…。眠れない。」

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最終更新日  2023.02.04 06:37:04
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