コロナ対策規制が緩和されるにつき、風邪やインフルエンザの感染者が増加するフランス。

 

 

昨年2020年の冬は、ソーシャル・ディスタンスの維持、手洗い、マスクの着用が徹底されたことにより、風邪やインフルエンザといった季節的な病気への感染者が減少。

 

フランス公衆衛生局の調べによると、昨年の細気管支炎(bronchiolitis)による子供の入院患者は2,000人強と、最高で週6,000人にまで達した2018~2019年よりもはるかに少なく。

 

しかしコロナ全土封鎖により、インフルエンザのエピデミック(流行)がなかった結果、国民に免疫が発達せず、疫病に感染しやすくなっているということ。

 

さらに医師が懸念するのは、ワクチン接種症候群。2回接種の必要なコロナ・ワクチンだけれど、1回目の接種を受けた時点で、予防対策を忘れてしまうこと。

 

「抗体が現れ始めるのは、ワクチンを接種してからおよそ2週間後。その後、徐々に上昇していくもの」と、感染症専門医は説明。つまり、予防対策を心掛けていた個人個人がそれを怠ることにより、コロナを始め季節的な病気にかかりやすくなっているということ。

 

「我々の体は昨年の冬、免疫が刺激されなかったことにより、今年は呼吸器疾患に対しより敏感になっている」と、医療評論家が警告。

 

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10月4日から感染率が50以下の県は、小学校のマスク着用規則が緩和になるそうですが。「咳が出たらマスク着用」という、基本的な規則は定着させてほしいものです。

 

 

 

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