複数の労働組合が賃上げを求めて、9月29日木曜日に全国ストライキを計画。

 

 

電車の運転手という1つの職種を取っても、複数(5~6つ)の労働組合が存在するフランスで、すべての組合が団結して同じ日にストライキを開催することにより、最大のインパクトを与えるのが目的。

 

木曜日のストライキに参加を表明しているのは、CGT、Solidaries、そしてFSU。しかしFOは、「政党と一緒に行進するのは御免」とし不参加。またUnsaも参加せず。

 

さらにフランス最大の組合であるCFDTも、「皆が揃ってパリの町を行進したところで、賃金交渉は合意に達するだろうか?会社ごとに、支部ごとに動かなければいけない」と、参加を否定。

 

ということで、ストライキによる混乱は限定的なものと見られており、機関によって影響を受けるところもあれば、受けないところも。

 

ストライキの影響が出る機関は以下の通り:-

 

交通機関

SNCFの職員がストライキに参加予定。バス、メトロにも影響が出る可能性。

 

パリ交通公団(RATP)

CGT組合に所属する労働者がストライキに参加。

 

トラック運転手

 

海上交通

CGT組合に所属する港湾労働者が、4時間ストライキを予定。マルセイユ港は、午前9時から午後1時までを予定しており、港を利用する人は確認する必要が。

 

学校

複数の組合(SNES FSU、SNUipp-FSU、SUD Education)がストライキを予定。

 

公務員

公務員(fonctionnaires)がストライキ、医療関係者がデモを予定。

 

製油所労働者

トタルエナジーズの従業員がストライキ、および製油所の封鎖を予定。

 

交通機関の特別ダイヤは、水曜日に発表される予定。また学校職員のストライキは、あらかじめ保護者に伝達される見込み。

 

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製油所の封鎖は、また給油所のガソリン不足を招く可能性が?水曜日は給油所に長蛇の列ができるかも?!小学校の連絡帳には、ストライキのお知らせは入っていませんでした。

 

 

 

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