フランス人がクリスマスのごちそうを食べるのは、25日午前0時のミサが終わった後。このごちそうをレヴェイヨン(Le Reveillon:目覚め)と呼ぶのは、夜明けまで食べるから。
では、ごちそうの中身は何か?伝統的な12種類の料理をご紹介:-
1、フォアグラ(テリーヌ)
トースト、ブリオッシュ、パン・デピスに載せて。添えるのは、イチジクのジャム、もしくはタマネギのコンフィ。
2、スモークサーモン
ブリ二や、サンドイッチパンに載せて。
3、ホタテ
さっと火を通して、ソースとともに。
4、生牡蠣
氷を敷いた大皿の上に載せて給仕。レモン、またはミニョネット・ソース(赤ワインビネガー×刻んだシャロット)でいただくのが美味。
5、カポン、または七面鳥
栗の詰め物をしたカポン(肥育鶏)、または七面鳥は、オーブンでロースト。インゲンのベーコン巻や、トリュフ入りマッシュポテトを添えて。
6、ジビエ
シカ、イノシシ、キジなどの狩猟で捕獲した野生の鳥獣肉であるジビエは、赤ワインに漬けてから調理。
7、魚料理
アンコウのクリーム煮にモリーユ茸(アミガサダケ)を添えて・・・普段食べない魚を、手の込んだ調理法で。
8、チーズの盛り合わせ
トリュフ入りカマンベールなど、お祝い用のチーズも入れて。
9、ブッシュ・ド・ノエル
薪を模したチョコレートケーキも、近年はアイスクリーム製が人気。フレーバーもチョコレートに限らず、フルーツが満載。
10、異国のフルーツと砂糖漬けフルーツ
ライチ、クレモンティーヌ、パッションフルーツ、マンゴーなどを、食事の最後に。ドライフルーツは、マジパンを挟んだデーツ(ナツメヤシ)、砂糖漬けのフルーツも大人気。
11、トリュフチョコレート
ガナッシュをクーベルチュール・チョコレートで包み、ココアパウダーをまぶした一口サイズのチョコレートを差し出され、'Non' と拒否できる人はそうそうおらず。
12、シャンパン
料理ではないけれど、クリスマスのごちそうに欠かせない品。クレーム・ド・カシス(カシスのリキュール)を加えれば、キール・ロワイヤル(kir royal)に。
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美味しいものを、ちょっとずつ摘まむのが楽しいクリスマス。今年はどの肉をローストしようか?ジビエは、マリネして真空パックに入ったものが、スーパーにも並びます。
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