昔から、なんか私って変わってるらしい、と周りの反応からうすうす感じてましたけど、何が変わってるのかわかりませんでした。

人生もおそらく半分を過ぎて、近頃の心理学ブームのおかげで、
自分が社会の中ではけっこう少数派グループに属しているらしいことが、ようやくわかってきました。
どうしてそれが、今までわからなかったのかも。

でも、私にとっては、社会に合わせようと無理するうちに埋もれてしまった、私の元々の性質がわかることも興味深かったけれど、もっと衝撃だったのは

他の人たち(例えば前者、HSPじゃない人、など)は、
ここまで私とは違うのか!

という事実。
ホント、私がなぜ宇宙人宇宙人呼ばわりされるのか、ようやく気がついたわ・・・。orz

人生の長い間、
「自分がして欲しいと思うことを他の人に為せ」
が、自分の原則の一つでした。

そりゃ、他人が自分と違う考えや感受性を持ってるだろうことは、頭では予測がつきますよ。
しかし、その違う考えや感受性は私にはわからない
(まったく、予想をはるかに超えて違っていたらしい)
だから、私にできる最善のことは、
私が相手を思いやって相手にとって最善だ、と
私が考えることをすること。

前者・後者、HSP、HSEなどの概念がわかってから、
かえって他の人と自分の隔たりが
どれだけ大きい可能性があるのか
その点が、かなりはっきりしてきました。

逆に言えば、私が思わず共感して
気を揉んでも、
心配しても、
気を遣ってても、
手助けしようとしても、
空回りしてて、私のエネルギーを単に浪費するだけに終わっていた可能性がかなり高い、ということです。

ここまで違いが大きいとわかれば、
逆に他人をよりよく理解できるし、
より適切な対応ができるようになるし、
何より自分のエネルギーをいたずらに消耗しないで済みます。

もっと大切なのは
エネルギーを消耗して動けなくなっている私を
これくらいのことでそんなに疲れるはずがない、とか
責めないで、うしろめたく思わないで済みます。

こんなにいろいろなことがわかってくるなら、
年を取るのも悪いことじゃないな。にひひ

アリとキリギリス