斎藤佑樹投手の引退に思うこと~今日はフラフープの日 | 過労士★ランニングクラブ熊本

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本日は早朝4時に出勤して、夕方6時に終業で残業は5時間。



今季限りでの引退を表明した日本ハムファイターズの斎藤佑樹投手の引退試合が昨日行われました。


プロ11年で通算15勝という数字は、アマチュア時代の実績やプロ入り前の期待度を考えれば実に寂しいものであることは確かです。


私には早実高時代にある程度は完成されていた投手に見えましたので、


高卒でそのままプロに入っていればまた違った結果になっていたかもしれないという思いはあります。



絶大な人気を誇った早稲田大学時代にはなかなか休ませることができず、


結果的に酷使された形になりましたので、尚更そう思うわけです。


高卒でプロ入りした同学年のライバルである田中将大投手とは随分と水を空けられた形となってしまいましたが、




とは言いつつも、これからの人生のほうがまだまだ長いことを考えれば、


斎藤投手が早大入りを選んだことが失敗だったと決めつけるのはまだ早計のような気がします。



現役時代に苦労した分、指導者として成功する可能性がありますし、


早大時代に培った人脈は野球以外の分野で活かされるかもしれません。


何よりもプロで15勝しかしていない投手が、あれだけの華々しい引退試合ができるのは、斎藤投手が「持っている」ことの何よりの証左で、




スポーツコメンテーターなどメディアの分野で活躍できる素地を十分に持っていると言えるでしょう。


個人的には日本ハムの栗山監督のような路線を歩んでいくのではないかと期待しているのであります。



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斎藤佑樹投手は2010年のドラフトで4球団競合の末、日本ハムが交渉権を獲得しましたが、


その時に1位指名で斎藤投手を外したヤクルトは、外れ1位でも抽選で敗れ、


外れ外れ1位で大阪・履正社高校の山田哲人選手を獲得して、その後トリプルスリー3度など大輪の花を咲かせたのは有名な話です。




早実高出身のドラフト1位といえば、2017年のドラフトでもヤクルトは清宮幸太郎選手を外して、


その外れ1位で熊本・九州学院高の村上宗隆選手を獲得し、


この早実高出身の選手を外して山田・村上を獲得した結果が、今季のヤクルトの快進撃に繋がっているのも面白い話であります。




そんなヤクルトも1982年のドラフトでは巨人と2球団競合の末、当時の早実の大スター・荒木大輔投手を獲得しています。


そして、その時の巨人の外れ1位が平成の大エース・斎藤雅樹投手であったことを思うと、




早実高の選手を外しての1位指名選手にはとんでもない福が隠れていると言えますので、


今後、ドラフトで早実のスターが注目を集める時は、とりあえずその選手を指名する戦略を取ればいいのではと思うものであります。