本日は早朝4時に出勤して、夜7時に終業で残業は6時間。
終わってから少し時間は経ってしまいましたが、先週の日曜日に千秋楽を迎えた大相撲九州場所は、
横綱・照ノ富士が15戦全勝と圧倒的な力を見せつけて2場所連続6回目の優勝を飾りました。
相手の立ち合いを堂々と受け止めて、相手に力を出させておいて結果的に勝ちきる横綱相撲の連続に、白鵬とは全然違うと称賛の声はやみませんが、
白鵬だって全盛期の頃はそうした相撲をしっかり取っていたものです。
白鵬に対する相撲ファンの極端な判官びいきが白鵬の相撲を荒々しくさせてしまった側面があるので、
その轍を踏まないよう、照ノ富士の強さを正しく認めて褒め称え、
いつまでも照ノ富士には今の相撲を取り続けられるよう、我々ファンも応援していきたいものです。
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この九州場所では8場所ぶりに幕内に復帰してきた阿炎が最後まで優勝戦線に残って、場所を大いに盛り上げてくれました。
昨年の夏に不祥事を起こして、3場所出場停止を受けて幕下まで落ちましたが、そこから一気に巻き返し、
相撲ぶりはもちろん、インタビューでの対応を見ても人間性まで大きく変化した様子がうかがえ、
謹慎期間中に心技体ともに徹底的に鍛え直したことが想像できます。
また同じく不祥事により今年の5月から3場所出場停止を喰らい、今場所が謹慎明けだった元幕内の竜電も幕下で優勝を飾るなど、
こうした再起を図る力士たちが結果を残しているのを見ますと、
現在6場所連続出場停止中の真っただ中にある元大関・朝乃山もきっと復帰後は見違えるような相撲と人間性を見せてくれるだろうと期待するとともに、
現在、朝乃山の出場停止は3場所に及び、あと3場所も残っていますが、
阿炎と竜電が3場所の謹慎で結果を出しましたので、それに倣って、もしも可能であれば処分期間を短縮できないものかと思うものです。
この処分に関しては当初朝乃山が虚偽の証言をしたこともあって、相撲協会も頭にきて処分を異様に重くした側面があると思うのです。
もちろん、いったん正式に下した処分なので、そう簡単には短縮などできないと思いますが、
例えば残り3場所の出場停止処分はいったん猶予して、何かちょっとでも悪いとこをしたら猶予を取り消すという形にできないものでしょうか。
生まれ変わった朝乃山が番付を駆け上がり、勢いにのって横綱・照ノ富士と相まみえる姿を早く見たいですし、
ヒザに爆弾を抱えている照ノ富士もいつまで今の強さを維持できるかわかりませんので、
尚更早く見られるよう、処分の軽減をお願いしたいものであります。