関東インカレ2022の感想~今日はゴルフ場記念日 | 過労士★ランニングクラブ熊本

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1日の平均残業時間が5時間を超える「一級過労士」によるランニング記録。
駅伝・マラソンを始めとした陸上競技に関する話題の他、
読売巨人軍や大相撲など各種スポーツに関する話題も更新していきます。

本日は早朝4時に出勤して、夜7時に終業で残業は6時間。



先週の5月19日から22日にかけて関東インカレが開催されました。




前年までの成績を基に、1部と2部に分かれて行われますが、


フィールド種目を含めた陸上競技全体の成績で競われますので、


青学大駒大といった短距離やフィールド種目が弱い大学は2部となっており、


長距離種目だけを切り取るなら1部と2部にバランスよく強豪校が振り分けられていて、それがまた楽しみを倍増させていることろがあります。



その2部では青学大が1500mでワン・ツーを決めるなど長距離系全種目で表彰台に上がる快挙。


熊本の陸上ファンとしては5千mで日本人トップ、3位に入った九州学院高出身の3年・鶴川正也選手の復活が嬉しいニュースで、




1万mでは4年生のエース・岸本大紀選手がこちらも日本人トップの2位に入りましたが、


鶴川選手、岸本選手ともに2部に出場した留学生では最強クラスである日本薬科大ノア・キプリモ選手と大接戦を演じており、


日本人トップでも例年に比べるとその価値は高いと思われます。




また、2部のハーフマラソンでは國學院大伊地知賢造選手が62分台の好タイムで優勝。




國學院勢は3月の日本学生ハーフ選手権でも平林清澄選手と中西大翔選手がワン・ツーを決めるなどロードでの躍進が目覚ましく、


箱根では十分に総合優勝が狙える戦力が整ってきたと言えるかもしれません。



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関東インカレ1部のほうでは5千mを三浦龍司選手が、1万mは伊予田達弥選手が制するなど順大勢が活躍しましたが、


中でも圧巻だったのが三浦選手の5千m決勝で、残り1周に入って猛スパートをかけ、先頭と50m以上あった差をわずか半周足らずで逆転。


留学生さえも置き去りにする次元の違う走りでありました。




国内では本職の3千m障害に出場すると強すぎて独走してしまい、


駆け引きが経験できないということで、1500mや5千mなどの専門外の種目に出ているわけですが、


4月の金栗記念1500mでは日本歴代2位をマークするなど、もはや専門外でも凄みを増すほど専門化してきて、


いずれは「専門外」という概念が三浦選手には通用しなくなって、


1500mからマラソンまで敵なしの五刀流くらいになるのではないかと想像してしまうのであります。



また、昨年の大会では長距離系の種目で入賞ゼロに終わった東洋大ですが、


今年は1万mとハーフでトリプル入賞を果たすなど一転して大躍進。




昨年、全日本大学駅伝で10位に終わって14年ぶりにシードを逃し、来月はその予選会を控えていることもあって、


おそらく今年はこのトラックシーズンに大きなピークを合わせてきているのだろうと推測されます。