本日は早朝4時に出勤して、夕方6時に終業で残業は5時間。
前々回の2021年ニューイヤー駅伝を制した富士通が優勝旗を紛失した件でありますが、
問題が発覚して半年が経過してもみつからないため、富士通が費用を全額負担する形で優勝旗を新たに作製することとなったようです。
私は昨年12月に書いた記事で、この事件に関しては同情する部分もあると述べましたので、
付属品を含めて100万円近くかかるかもしれないと言われる費用をすべて弁償するのは可哀そうな気がするものの、
当の富士通側が全額負担を申し出ているようですので、報道の通りに話が進んでいくものと思われます。
ただ、高校野球などの学生スポーツの場合は、預かった優勝旗なりトロフィーなどを展示するスペースを設けている学校がほとんどですが、
実業団の場合はそういった場所がなく、富士通のように倉庫に保管するケースが多いため、
今後も同様の紛失事件が起こる可能性は否定できないでしょう。
企業側も今後はその保管により気を使っていかないことを考えれば、
大相撲の天皇賜杯のように、主催者側が保管しておく形式のほうが良さそうな気がします。
どうせ表彰式や記念撮影、そして翌年の開会式でしか使用しないわけですし、
特にこれからは青学大の原晋監督が主宰する「絆ランニングクラブ」のようなクラブチームが優勝する時代が訪れるかもしれず、
そういったチームは大きなオフィスを持たない場合もありますので、
なおさら優勝旗のような貴重品は主催者が保管するのがベストだと思うのであります。
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まあしかし、そうやってセレモニーにしか使用しないものに、わざわざ大金をかけて同じものを作る必要はあるのかなとは正直思うところです。
優勝旗を廃止しろとまではいいませんが、今回の件を契機に別の形に変えてみるのも一つの手です。
例えば旗ではなくてタスキの形状して、優勝旗に使用する生地を用いて選挙運動で使うような幅の広いタスキを作り、
優勝旗の周りにあるヒラヒラ、フリンジと呼ぶそうですが、それでタスキの周りを囲って、
歴代優勝チームの名前は優勝タスキの裏に順次、縫い付けていく感じにすれば、
チャンピオンベルト的な、駅伝にふさわしいものに仕上がることでしょう。
タスキであればランナーにとっては大事にしなければいけないという思いが染みついていますので、自然と大切に扱うでしょうし、
持ち運びもしやすく場所もとらないので、従来通り、優勝チーム側が保管する方式も続けることができるかと思います。