ベルリンマラソン2022・日本勢も好記録ラッシュ~今日は世界観光の日 | 過労士★ランニングクラブ熊本

過労士★ランニングクラブ熊本

1日の平均残業時間が5時間を超える「一級過労士」によるランニング記録。
駅伝・マラソンを始めとした陸上競技に関する話題の他、
読売巨人軍や大相撲など各種スポーツに関する話題も更新していきます。

本日は早朝4時に出勤して、夕方6時に終業で残業は5時間。



エリウド・キプチョゲ選手の世界記録更新に沸いたベルリンマラソンでありますが、女子でも好記録が生まれました。


序盤から世界記録に迫るハイペースでレースが展開されていった結果、


エチオピア🇪🇹のティギスト・アセファ選手が2時間15分37秒の世界歴代3位の記録で初優勝。




また、2位には日本の実業団・スターツに所属するローズメリー・ワンジル選手が入り、


初マラソンながら2時間18分00のタイムを出すなど、4位までが2時間18分台をマークするハイレベルな結果になりました。



一方で日本勢も好記録が続出。


3月の東京以来、2回目のフルマラソンとなった加世田梨花選手が前回から一気に6分34秒も縮める2時間21分55秒の日本歴代10位の好タイムで7位に入賞。




その7秒差の8位には東京五輪以来、1年ぶりのマラソンとなった鈴木亜由子選手がこれも自己記録を6分以上縮めるタイムでゴールして見事に復活。


鈴木選手はこれまでの3度のマラソンはすべて日本国内の夏のマラソンだったため、良いタイムを持っていませんでしたが、


ようやく相応の記録を出し、ここからさらに20分切り、そして日本記録更新への階段を昇っていって欲しいものです。




この2人は来年のMGCの出場権を新たに獲得となりましたが、


すでに獲得済の佐藤早也伽選手も2時間22分13秒の9位と続いて自己記録を1分更新。




今回、上位に入った日本勢3名はいずれも大学を経て実業団入りしており、女子ではこのパターンはどちらかというと少数派であったのですが、


拓大の不破聖衣来選手にしろ、世界陸上代表となった名城大の小林成美選手にしろ、近年は女子の学生のレベルも急上昇しており、


これからは女子も男子のように大学から社会人へと進むのが主流となっていくかもしれません。



▼本日限定!ブログスタンプ

あなたもスタンプをGETしよう


男子でも10名を超える日本のトップ選手が出場しましたが、


日本記録更新を狙った井上大仁選手はスタートからキプチョゲ選手についていったのが祟ったか、中盤以降失速して2時間14分台のタイムに終わりました。



しかし、其田健也選手・丸山竜也選手・聞谷賢人選手の3名が7分台を出して、女子同様に7位・8位・9位と健闘。




男女ともに日本勢は優勝者からは6分以上離されたものの、男子の場合は2位のケニアの選手とは1分16秒差で十分に手の届く範囲内でありました。


其田選手も元々は5分台を目標としていたそうで、この5分台が安定して出せるようになれば、


日本選手も海外のメジャー大会でさらに上位に食い込んでいけるでしょうし、優勝のチャンスもいずれまた巡ってくることだろうと期待できます。