オシリのオモイデ

内痔核の入院・手術体験記です

入院前の説明で、費用の概算は「11万円」と言われていました
この概算金額を入院時に病院に預けて、退院時に差額を清算するシステムでした

退院後加入しているかんぽ生命に保険金の請求をして
このたび無事保険金が入金されましたので
費用の明細をまとめてみました

初診外来
診察料 5,380円
診察カード代 50円
薬代 1,680円(軟膏)

入院費用(1月分)
入院費 9,000円
ガーゼ代 811円

入院費用(2月分)
入院費・手術費・薬代等 60,980円
部屋代(個室差額分) 19,440円

2回目外来
診察料 1,040円
入院・手術証明書発行手数料(保険金請求用) 4,320円
薬代 1,590円(飲み薬・軟膏)

2回の外来と入院手術でかかった費用合計 104,291円

保険金(かんぽ生命2種に加入しています)
かんぽ生命(養老保険) 121,500円
かんぽ生命保険(終身保険) 172,500円

保険金合計 294,000円

これから何度か通院をしなければなりませんが、その費用を差し引いても
大分プラスになりました~
交通費や事前に買ったものなんかを除いても
プラス18万円ぐらいかな?
はからずして無職期間中の収入が補えました(笑)
とは言え、これまで一銭も受け取らずに何年もたっかい保険料を払い続けてきたので
払っている金額のほうが断然多いわけですが!

それから今回、私は高額医療費制度を利用しました
私の場合、前年の収入が区分エに相当するため
自己負担限度額は月57,600円です

入院時に認定証を提出していたため、この限度額が適用された金額で請求となりました
認定証は事前に健康保険協会に申請書を郵送して発行してもらいました

私は1月付けで前の職場を退職しているので
現在は任意継続により社会保険に加入している状況です
この任意継続の手続きと限度額認定証の発行をあわせて行った形です
タイミング的に保険証の発行と入院がギリギリになりそうだったので
事前に健康保険協会に電話で問い合わせの上準備をしましたが
インターネットで申請書のダウンロードができ、手続きも郵送で完結なので
簡単な手続きだと思います

概算11万円、といわれていた入院費用がこの限度額適用で
9万円弱で済みましたので、単純に計算しても
2万円ぐらいが免除され安くなっているということですね
使える制度は最大限使わないと!

あ、入院期間が月をまたがなければ、もう少し安くなっていたはずです
限度額は月ごとに計算されるので
1月分は限度額適用外になってしまっているためです

かんぽ生命については、郵便局で請求に必要な書類を提出して
ちょうど1週間後には口座に保険金が振り込まれていました
2週間後、と言われていたので、予定より早かったですね
必要な書類は

-保険証券
-入院・手術証明書
-免許証など身分証明書
-振込先の口座情報

でした

保険金の金額は実際に振り込まれるまでわからないといわれました
受け付けてくれた方が「概算で出しましょうか」と言ってくださり
計算してくれたのですが、そのときは大体20万円と言われましたので
概算はあてにはならないと思ったほうがよさそうです(笑)
そこにあった資料には、ぴったり同じ手術名が載っていなかったそうなので
それが原因かもしれませんが・・・

保険金計算明細は振込みの4日後に郵送されるとの事でした

これでひとまず、入院・手術体験記は完結です

オシリが痛い、時々血が出る、肛門脱があり不快・・・などという方で
受診を迷っている方がいたら、ぜひ受診してください!
そして、入院や休養の時間さえあるなら、手術をおすすめします

痛みや症状には個人差があり、私の場合は運よく軽く済んだのかもしれません
また、選んだ病院もよかった、と思います

それでも、こんなに楽に治せるなら、みなさんにも勇気を出して病院の門を叩いて欲しい
心からそう思いました

そしてもしこのブログを読んでいる方が北海道の方なら
絶対にいしやま病院をおすすめします
技術も設備も、そしてスタッフの皆さんの対応なども、折り紙つきです

ひとまず急変などという事がなければ、この体験記は終了です
私の体験談が同じ病気で悩む方のご参考になれば幸いです


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最後の朝ごはん
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朝ごはんを食べたら、退院前の回診があります

この日の回診は理事長先生でした
(回診の先生は毎日違う先生でした)
血液検査の結果を見て、傷口を見て、最終判断です

「血液検査の結果は肝臓の値が少し高くなっているけれど
これは薬の影響でしょう。薬をやめたらすぐ元に戻ります
傷も綺麗だし、退院、できますよ!」

おめでとうございます
これで自由の身です
(いや、7日間さんざん自由にくつろぎまくりましたが)

荷物をまとめて、ナースステーションで清算

タイミングよく夫は休みの日だったので
迎えに来てもらいました

この2日ぐらい前から無性に豆大福が食べたかった私は
豆大福やイチゴ大福を山ほど買って帰宅しましたとさ

やっぱり自分の家はいいなー
あ、食事は自分で作らないとだけど・・・

退院後は2週間~1ヶ月ごとに通院し経過をみるとのこと
まずは2週間分のお薬を頂いたので、つぎは2週間後に外来で受診です


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相変わらずの便秘さん

普通の下剤ではうんともすんともいわず
シンラックという液体の下剤を就寝前に20滴服用で
やっとこさ出るという感じ

退院の条件としては

-傷口の治癒
-出血や痛みがないこと
-自力での排便

という3つがあるそうなのですが、わたしは3つ目を満たせていないわけです

この時点で、入院から6日目
予定通りなら明日には退院できるはずなのですが
看護師さんからもお医者さんからも退院の話が出てこない

そこで看護師さんに聞いてみました

「このままで予定通り退院できるんでしょうか?」

「排便がね・・・まだ普通じゃないので先生がなんと言うかですが
どうですか?自分的にはもう少しいたい感じですか?」

お食事はおいしいし、ゴロゴロしていても罪悪感がないし
入院生活は快適そのものなんですが・・・
退屈なんですよ、痛いところもないし

「いえ!自分的には、全然、問題ないんです。ただ、出ないだけで!退院したいです!(力説)」

一応下剤の量は多いものの薬でコントロールもできるということと
痛みや出血もなく、傷口の治りも順調という事で、先生に聞いてみましょう
ということに

そして先生の判定

「明日退院、オッケー!いいでしょう!」

一安心です

朝ごはん
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昼ごはん
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晩ごはん
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病院のお食事は食物繊維多めのメニューが多かったです
おからやひじきや切り干し大根など、家では調理することがなかったのですが
この入院をきっかけに食べるようになりましたよ
家族にはあまり受けがよくないですが・・・

退院は翌日に決まりました
午前退院と午後退院は都合しだいで選択可能
お昼ごはんが出るか出ないか、の違いだそう

私はお昼を食べないで午前のうちに退院することにしました

退院が決まったので、この日の午後に退院後の生活指導というのがありました
参加自由でしたが、どうせすることもないので(笑)参加しました
食生活のことや日常生活のことでアドバイスなど15分ほど

その後はロビーで痔のビデオの上映会があるというので見に行ってみました

少し前にこの病院の会長さんがどちらかで講演をしたときのビデオでしたが
いろいろ勉強になりましたよ
ひどい症例の写真とかもあって、うわーってなりましたが・・・
周りにも実はたくさん痔主さんがいるんじゃないかなあ
実際に、3人に一人は、って聞きますよね


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