バルジの脱毛の効果と本当の口コミ。一度は「無かったこと」にされた脱毛法。 | 脱毛まとめ。【当ブログはアフィリエイト広告が含まれます】

バルジの脱毛の効果と本当の口コミ。一度は「無かったこと」にされた脱毛法。

「バルジ領域は界隈では無かったことになったくらいの話と仰っていましたが、もう少し詳しく知りたいです!」

 

 

最近活動しているTwitterから質問頂きました。

 

元tweetはこれ。

https://twitter.com/datumoushon/status/1205057623650779136?s=20

 

 

バルジの脱毛は、登場からあれこれと言われ方が変わってきた脱毛法。

 

「効果が高い」とか「低い」とか、そもそもバルジで「脱毛出来ない」とかやっぱり「出来る」とか。

 

結論からいうと、「バルジの脱毛」に関してはうまくいっている口コミをほぼ見かけないです。

 

バルジの脱毛が有名になってから2年後くらい、大手クリニックのうち数社が公式サイトからも「バルジ」言葉を消してダンマリを決め込んでいたのは事実です。

 

理論に関しては色んなサイトやクリニック、脱毛機メーカーなどの発表があるので、このページでは口コミと今まで医師から聞いた話をベースにお話ししたいと思います。

 

 

 

 

ども、六條です。

 

今回は「バルジの脱毛」のほんとこ。

 

Twitterで質問頂いたのだけど、ちょっと長くなるのでアメブロにしました♪

 

 

■バルジの脱毛が目立ってきたのは大体2015年くらい

(※最初に断っておくけど、わたしが認知した範囲の話なので、年月に関しては大体ざっくりだからね!)

 

医療脱毛で本格的に「バルジ」言いだされたのが大体2015年くらいから。

最新の脱毛機「メディオスターNeXT Pro」が「バルジ脱毛が可能!」という事で大々的に日本で導入されました。

 

「最新機種で痛み小さい医療脱毛!」

「効果も高く、短期間・少ない回数で完了出来る!」

 

こういう情報で、当時わたしもかなり注目していました。

 

それでしばらくはバルジバルジ言っていたのだけど、1年過ぎて、2年過ぎて、あんまり最初に言われていたような脱毛効果が出ていないのが分かってきました。

 

 

■バルジの「理論通りの脱毛効果」は全く出ていなかった。

バルジの脱毛は、少なくともメディオスターに関しては登場当初に言われていたような画期的なものではありませんでした。

 

当初言われていたバルジの脱毛効果

・毛周期に関係ない (×)

・短期間、少ない回数で脱毛が出来る (×)

・バルジという部分をレーザーで加熱すると、低温でも脱毛が可能 (?)

・すぐは抜けない (×)

・そのかわり毛の生えかわりで一度毛が抜けたらもう二度と生えてこない (×)

・今までの脱毛より効果が高い (×)

 

クリニックによって見解は違っていたけど、とにかくザックリ言って「期待通りの結果は全く出なかった」ということ。

 

バルジ脱毛の理屈自体は多少筋が通った部分はあります。
だけど全く結果が伴っていませんでした。

 

そして2017年くらいには、メディオスターを導入した大手クリニックのうち数社が同機をアピールすることを控えて、公式サイトなどからも「バルジ」という言葉を消しました。

 

「バルジの脱毛」は一度「無かったこと」にされてしまっているんです。

 

とはいっても注意して欲しいのは、メディオスターにはメディオスターのメリットもあるってこと。

 

なのでその後、メディオスターはバルジと言うのはやめだけど、「蓄熱式の脱毛」という呼び方でクリニック各社に残り続けました。

 

 

■メディオスターは単なる「蓄熱式の脱毛」と呼ばれるようになった。(2017年~2018年)

メディオスターにはメリットもあります。

メディオスターのメリット

・短時間で脱毛出来る (〇)

・痛み小さい (〇)

・肌トラブルを抱えていても脱毛可能(な場合が多い) (〇)

・他の脱毛から切り替えたら案外抜ける事もある (〇)

 

 

※後日訂正!2020.12

「短時間で脱毛出来る」に関しては怪しくなりました。

メディオスターの効果は個人差がとても大きいのですけど、それが施術の丁寧さにも大きく関係しているのが分かってきました。

実際に現場の看護師さんにも何度か話を頂いたのですけど、十分な効果が出るように丁寧に施術したら、従来の熱破壊式の医療脱毛(ジェントルレーズなど)と大差ない時間になるのだそうです。

程度問題はまだハッキリとは分かっていないですけど、やたら短時間で終わる脱毛には警戒しておいた方がいいかも知れません。

 

 

ただ、こういったメリットの脱毛機はすでにもう何年も前からありました。

有名なものだと、「ソプラノ」という脱毛機。

 

ソプラノの特徴

・痛みが小さい

・小さいパワーで何度もレーザーを当てる

 

ソプラノの脱毛方法は熱をためるイメージから、「蓄熱脱毛」と呼ばれます。

 

メディオスターもソプラノも、同じ部分に何度もレーザーを当てて脱毛する方法から、蓄熱式と呼ばれるようになりました。

 

ただしソプラノは長年、バルジとは全く言われていませんでした。

 

2017年~2018年くらいの頃はメディオスターはバルジとはあまり言われなくなり、「メディオスターは蓄熱式の1機種」という扱いというのが多くのクリニックでの落としどころになりました。

 

もちろんメディオスターが蓄熱というのは嘘ではないです。

 

実際にメディオスターの脱毛は、「低いパワーで同じところを繰り返しレーザー照射する」という、まさに蓄熱式の方法そのものでした。

 

 

■蓄熱式の脱毛を全て「バルジ」と言いだした。(2018年後半~)

メディオスターも蓄熱式の1種類の脱毛機として、その後も活躍はしていたのだけど、いつの間にかヘンテコな事を言い出すクリニックが増えてきました。

 

「当クリニックの脱毛機は蓄熱式なので、バルジへの脱毛効果も期待出来ます。」(×)

 

!?

 

これは初耳。汗

 

例えば蓄熱の代表格のソプラノはかなり昔からある脱毛機。

だけど登場した時には「バルジ」なんて言ってはいませんでした。

 

だけど、ソプラノでも、別の蓄熱式の脱毛機でも、バルジの説明をするクリニックが増えてきました。

 

まさかのバルジ理論の復活です。

 

それも、今まで全然バルジ言っていなかった機種までバルジ扱い。汗

 

繰り返しになるけど、「バルジの脱毛」自体が全然理論通りにいっていなくて、2017年ころからしばらくクリニック各社ダンマリを決め込んだ言葉だったはず。

 

 

正直ここで何が起こったかはわたしにもわかりません。

 

 

「メディオスターがバルジの脱毛機」というのが正しかったとしても、「蓄熱式がバルジ脱毛」というのは完全に論理破綻している。

 

ちょっと論理的に並べてみるね。

 

・蓄熱式がバルジと言われるまでの経緯

メディオスターはバルジの脱毛 (〇)

メディオスターは蓄熱式の脱毛 (〇)

蓄熱式はバルジの脱毛 (×)

 

 

こう主張しているクリニックがとても多い。

 

機械名や理論名だと分かりにくいけど、バナナで例えてみるととてもよく分かります。

 

 

バナナは黄色 (〇)

バナナは果物 (〇)

果物は黄色 (×)

 

 

理屈の構造はこれと同じ。

 

「オイちょっと待て!」って言いたくなるよね。笑

 

 

どうしてこういう状態になった?

ここからはどうしても想像混じりになるのだけど、たぶん過度な価格競争が始まったせいなんじゃないかな~。

 

2017年くらいから、それまで高かった全身脱毛が大体5回20万円くらいまで値下りしました。

 

でも、後から参入するクリニックはそれよりさらに値下げしなくては。

 

しかしそこに一つの発想があります。

 

「蓄熱式の脱毛は短時間で施術出来るから、もっと安くで提供出来る。」

 

って、もちろんクリニックの中の人が言ったかどうかは見てないよ。笑

 

だけど事実として、大手クリニック各社、蓄熱式の脱毛を導入して値下げをしています。

 

そして、「どの脱毛機も効果は同じ」とアナウンス。

 

ちょっと前までは、ショット式の脱毛機(旧来からあるやつ)を「実績の脱毛機」としてアピールしていたはずなんだけど。。

 

 

大手クリニック各社が蓄熱式に振り切ったのは次のこの3点が大きいかなーって思っています。

 

・すでに蓄熱式メインの脱毛クリニックの人気があること

・多くの人が蓄熱とそれ以外の区別がついていないこと

・蓄熱でも何でも安くした方が人気が集まること

 

 

でもね、わたしは正直クリニック各社をあまり悪く言いたくない。

 

 

医療脱毛だってサービス業。

 

サービス業なので、多くの人が選んで求めるように変化していくのは当たり前。

 

みんなが選んでいるから蓄熱式の脱毛が増えているというのもまた否定しがたい事実です。

 

 

ここまで見てくれた方はその「みんな」には入らないと思う。

 

ここまで読むくらいだから、きっと慎重に頑張って調べて最適な脱毛を探す人だと思います。

 

だけど全体では見た目の安さばかりを選ぶ人が多くって、それで結局はその他の人たちも、クリニック各社も、そこで働いている人たちも、そして蓄熱式を選んだ人たちも含めてみんなが損する構図になっちゃってる。

 

 

蓄熱式が必ずしもダメとは言っていないし、メリットもあるので無くなったら困るとも思ってる。

 

だけど、みんなが持っているお金を大切にして、しっかり調べて脱毛を選んだら今のような状態にはなっていない。

 

もちろん、このままの状態が続くとは思っていないです。

 

例えば最近は毎日Twitterをチェックしているけど、Twitterで質問くださる方はよく調べていて、ほんとすごく詳しくって負けそうです。笑

 

Twitterは情報が早い媒体だし、正しい情報は少しずつ多くの人に広まっていくと思います。

 

蓄熱式とショット式の脱毛を上手に使い分けているクリニックも見かけるようになりました。

(ショット式:従来の脱毛機、熱破壊式)

 

 

わたしも出来る限り情報を集めて、そしてまた提供して、それで微力だけど世の中いい方に回していけたらなーって思っています。

 

最近は主にはTwitterで発信しているので、よかったら経験とか教えてもらえたら嬉しいです。

 

https://twitter.com/datumoushon

 

情報頂けたら、またまとめて公開していきたいと思っています。

もしも「これから脱毛を始める」というお友達がいたらTwitterを紹介してもらえたら、役に立つと思います。

 

こうやって情報が回っていけば、このページを見ているあなたのためだけじゃなくって、その友達ためだけでもなくって、きっと今後にずっと続く多くの人の力になると思うんです。

 

 

納得してくれたら♪


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