しばらくお休みしてたのは、自分自身
の商品を開発するためでした。
みなさん(私もですが)の現代ファッションや生活品、寝装品で当たり前になっしまっている
繊維製品って、何が思いつきますか?
まず、ファッションから・・
ファストファッション(〇ニクロ、H&〇、〇ーオンなどなど)安価で購入
しやすく、しかも
「吸水速乾」「抗菌防臭」「UVカット」などとても機能的な商品が目白押しですよね。
ヒートなちゃらとか、クールなにがしという商品はほとんどの方が使っているか、今でも使用中
だと思います。そしてその殆んど(いや、全部かも・・)が「ポリエステル」「ナイロ
ン」
「アクリル」などの石油原料の繊維で出来ています。これらは
現代の技術でできた
“化学合成繊維”と呼ばれるものです。原料が原料な上に「化学(ここでは
あえて“バケガク”と
呼ばせて頂きますが)」で出来ているので、大陸で安価に作ることも手伝ってとても安く作る事
が出来るわけです。
何かいいことだらけで欠点が無いように思えますよね。
でも・・・、良いことばかりでなく、とても怖い欠点もあります。聞いたら引いちゃいます。
その1.火がついたら凄い勢いで延焼(燃え広がる)する
*お勧めしませんが、ピンセットなどでつまんで燃やしてみてください
その2.そう燃えたものが肌にくっついて大火傷する
*これは、会社名は出せませんが数年前とある国のスキー場にある山小屋で火災があり、15名
の内、4名が焼死。そのすべてが「ヒートなちゃら」を着用していて死因が全身火傷だった。
事実、医療現場のMRIの撮影時は「ヒートなちゃらは脱いでください」と指示されます。
(私がそうでした)。静電気で出火するんですね。
その3.静電気で身体のバランスが崩れる。事実、ヒートなちゃらが売れなくなっている原因に
「あれを着ているとなんだか具合が悪い」という女性が急増し売り上げに大きく影響している
という調査結果が出ています。女性の方がホルモンバランスの異常を感じ取りやすいみたい
です。
が当たり前の世の中で、実はとても時代遅れの物といえます。
実は私は繊維産業で働いている、織物の設計士でして紡績工場にも務めていた経験もありちょっと
詳しいというわけです。
「じゃあ、どうしようか?」と、数年前に思い立ち大きな企業ではなかなか形に出来ない事もあり
独立して色んな開発を行ってきました。
次回は、その新しい製品についてご紹介します。
http://sooooos.com/shop/mkiruto/index