志摩男ちゃん日記

三重県伝統工芸「市木木綿」を守り未来へ繋ぎたい 織工場移転を迫られ奮闘する唯一人の織元、クラウドファンディングに挑戦

「市木木綿を未来へ紡ぐ会(代表 向井浩高)」は、6月1日(水)より、三重県御浜町にある市木木綿の織工場移転に伴い、クラウドファンディングに挑戦します。
三重県御浜町(みはまちょう)の市木(いちぎ)地区で明治時代から続く「市木木綿(いちぎもめん)」は、三重県指定の伝統工芸品です。明治時代に始まり最盛期には45軒もの織元や工場がありましたが、大量生産時代の荒波に揉まれ、現在は向井浩高さんがただ一人の織元となっています。この度、織工場の移転に迫られる中、発祥の地に市木木綿を残し未来へ繋いでいきたいと、移転資金の支援をクラウドファンディングを活用して呼びかけることにしました。当取り組みは、経済的な支援だけを目的にしたのではなく、地元の方、出身の方をはじめ、多くの方にこのプロジェクトを通して市木木綿を知っていただくきっかけを作りたいと願っております。

市木木綿とは?
市木木綿は独特のやわらかい風合いが特徴で、その秘密は引っ張ると簡単に切れてしまう最高級の「単糸」と、約100年前の力織機にあります。織り上がるとふわっと柔らかい、手織りのような独特の風合いに仕上がります。実は、パリコレデザイナーが生地の買い付けにきたこともある生地なのです。
縦縞のデザインが特徴的で、大正レトロ・昭和レトロを思わせる柄をはじめ、無地やボーダー柄などモダンなデザインも展開されています。

市木木綿の物語 クラウドファンディングにあたり織元からメッセージ

市木木綿を未来に繋ぎたい

向井さんが織元を継いで十数年、この度、先代から使わせてもらってきた織工場を移転しなければいけなくなりました。隣町の熊野市で布団屋を営んでいることもあり、熊野市に織工場を移したらどうかという声もあった中、向井さんは絶対市木地区に残したいとこだわりました。熊野市へ持っていったら、市木木綿ではなくなってしまうからです。

市木木綿は単なる織物ではなくて、市木の歴史、紡がれてきた人々の日常や思い出が詰まっている。だから、市木でやらないと市木木綿じゃない、意味がないと信じています。

残念ながら、今では地元の方でも市木木綿を知らない方が多くなりました。この素晴らしい
市木木綿を、明治の時から紡がれてきた人々の日常や文化を、次の世代に承継していきたい。市木木綿を、この町で消えかけている文化の灯火を、未来に繋いでいきたいと願っております。

クラウドファンディング詳細
<主催>
市木木綿を未来へ紡ぐ会 代表 向井浩高

<目標金額> 120万円

<使途>
集まった支援は市木木綿を「守ること」、そして「未来へ繋ぐこと」に使わせていただきます。
・土地と建物の購入
・古い織り機の移転とモーター取付
・移転先の内外装のリノベーション 等

<返礼品>
クラウドファンディングで初めて世に出る新しい縞「御浜ブルー」を使用したハンカチや座布団など。​
10,000円以上には織工場見学ツアーも付きます(オンラインも可)

<期間>2022年6月1日(水) 10:00 〜 7月20日(水)23:00

この記事の投稿または推奨している人
株式会社えぶりしんぐ
代表取締役 山本 泰久(やまもと やすひさ)
三重県志摩市阿児町鵜方1225番地シティーガーデン1階【地図
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三重県の伊勢志摩をほぼ年中無休で365日駆け回っています。最近珍しく非通知着信がありますが、しゃべってくだせぇ~。めんどくさいので非通知はもぉ~勘弁してくだせぇ~。(笑)
あと、アクセスランキングで上位過去記事の清水屋様の生クリームパンの記事を読んで下さり、直接お問い合わせの電話も増えています。(笑)お問い合わせは清水屋様へお願いいたします

山本泰久(やまもと やすひさ)自己紹介
2000年ホームページ作成会社設立。約500サイト以上の作成・運営に携わる。
座右の目「ライバルは同業者ではなく、お客様の心」
本業はWebコンサルタント・Web作成・管理・運営。志摩市志摩町御座出身。自然大好き人間。昆虫、水生昆虫・魚など大好き。特にヤゴ・グッピー。
伊勢志摩にある某宿泊施設の売り上げを前年度比350%アップした自分で言うのもアレですが大した者です。
また、通販部門では某サイトの売り上げを前年度比500%アップなど20年研究し続けている独自のロジックにハマると何ぞかをやらかします。(笑)
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