世界のねじを巻くブログ

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『百年の孤独』Netflixドラマ化について現在わかっていること

ガルシア=マルケスの小説が映像化

ノーベル賞を受賞したコロンビアの小説家、ガルシア=マルケスの代表作『百年の孤独』がネットフリックスでドラマ化されるとのこと。

まだ公開時期は未定。
2024年5月3日時点で出ている情報を備忘録がてら、ブログにまとめておこうかなと。

 

 

まずは映像化が発表された公式ブログから。

 

「百年の孤独」映像化の製作開始、ガルシア=マルケスのノーベル賞受賞40周年を記念して (NETFLIX公式ブログ)

このページによると、発表時点の2022年に、

ガブリエル・ガルシア=マルケス氏がノーベル賞を受賞してから40周年を迎えたそう。

2019年の頃から、映像化の構想が練られていたみたいなので、
わりと気合の入ったプロジェクトになってそうです。

 

ここで、そのビジョンと熱意で日々プロジェクトを支える素晴らしいアーティストたちを何人かご紹介したいと思います。まずは、シーズン1の監督を担当する2人 、アレックス・ガルシア・ロペスとラウラ・モーラです。アレックスは「ウィッチャー」などのシリーズを監督しており、キャリアの初期には、2014年に国際エミー賞の最優秀ドラマシリーズ賞を受賞した「Utopia -ユートピア-」の監督を務めています。ラウラ・モーラは、映画「Killing Jesus (英題)」や2023年のアカデミー賞コロンビア代表に選ばれた映画「The Kings of the World (英題)」のほか、「グリーン・フロンティア」「世紀の銀行強盗」といったシリーズを手がけています。この作品のために2人はその熱意と才能、情熱をいかんなく発揮してくれることでしょう。

 

ほかにもプロダクションデザインは、
『ROMA/ローマ』の監督であるアルフォンソ・キュアロンが担当していたりして、めっちゃ期待できるなと。

 

コロンビア文化省のサポートもあったりで、
わりと巨大なプロジェクトになっていることがうかがえます。

 

こんな記事を書きながら、
僕自身、『百年の孤独』は恥ずかしながら読んだことがなくて。

・・・ただそういう人は結構多いのでは?と思いながら、
新潮文庫にて文庫化されるということもあり、個人的にワクワクしてます。

 

『三体』の実写化が良かっただけに(原作未読の方にもウケがよかったりするし)
この作品にも大きく期待しています。

 

One Hundred Years of Solitude | Special Announcement | Netflix

公式ティザー動画。

いかにもティザー動画という感じのそれ。
物語を大切にする姿勢は伝わってくるかなと。

 

 

One Hundred Years of Solitude | Official Teaser | Netflix

ネトフリによる公式予告編。つい2週間ほど前に公開されました。

映像がリッチで、舞台も色とりどりで非常にそそる感じで期待できます。
サウンドトラックも壮大でいい感じ。

 

 

Netflixが「百年の孤独」のために完全なマコンドを建設

コロンビア現地メディアによる動画。

マコンドの町を再現した広大なセットの様子を見られます。これはすごい・・・。

 

 

"映像化シリーズ"って書いてあるので、
映画化ではなくおそらくドラマ化なんだろうな、というのが予想されますが、
「シーズン1は~」と書かれているところを見ると、
おそらく複数シーズンにわたって制作されているんじゃないかと。

 

日本では、実は『さらば箱舟』という映画作品があったりもする。

 

とりあえず今のところはそんな感じで。

※随時更新する予定なので、また情報あれば追記しておきます。

 

 

7月から一カ月かけてみんなで『百年の孤独』を読む読書会を行う予定なので、
文庫化のタイミングとあわせてぜひとも。

 

文庫版はこちら。

 

 

nejimakinikki.hatenablog.com