状態動詞と動作動詞について

こんにちは。京都の松井山手を拠点に全国及び海外在住の生徒さんに対面とオンラインで独自メソッドを使って発音矯正、英文読解、会話力アップトレーニングレッスンをしているAYANO ENGLISHの代表講師AYANOです。





今日は日本人にはちょっと分かりにくい動詞の種類分けである状態動詞と動作動詞についてお話したいと思います。





皆さん、動詞には自動詞・他動詞の区別以外に状態動詞と動作動詞という区別の仕方があるのはご存じでしょうか?




状態動詞とは文字の如く、状態を表す動詞です。例えば、know, likeなど。





動作動詞とは文字の如く、動作を表す動詞です。例えば、read, playなど。






「う~ん・・・」ってなっている人いると思います。

これではまだよく分からないですよね。






状態動詞と動作動詞の見分け方って実は簡単なんです。





状態動詞は進行形に出来ない動詞。それに対して動作動詞は進行形に出来る動詞のことを指します。






例えば・・・

〇 I know him. 

私は彼を知っている。

✖   I am knowing him. 



〇  She likes apples. 
彼女はリンゴが好きです。

✖  She is liking apples. 




上記のknowやlikeは状態動詞なので進行形に出来ません。つまり状態動詞になります。



それに対して・・・


〇 He is reading a book. 

彼は本を読んでいます。


〇 My father is playing tennis outside. 
   私の父は外でテニスをしています。






上記のreadやplayは動作動詞なので進行形に出来ます。
つまり動作動詞になります。






この状態動詞と動作動詞の概念はとても大切です。







現在形と現在進行形では勿論のこと、苦手な方が多い現在完了と現在完了進行形、過去完了と過去完了進行形、未来完了と未来完了進行形にも当てはまることだからです。






状態動詞と動作動詞の概念をしっかり頭に入れておくことをオススメします。




今日も最後まで読んで頂きありがとうございました(^^)/


この記事を書いた人

AYANO

AYANO ENGLISHの代表講師。
様々な分野の英語指導や英語学習のカウンセリングなどを25年以上に渡って行ってきた。得意な分野は発音矯正。