3泊4日の山形旅行、3日目。
9時45分山形駅発の仙山線で約15分、10時01分に山寺駅に到着。
山門から奥の院まで1015段の階段があり、「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」 という松尾芭蕉の句でも知られている。
「山寺と紅花」として日本遺産に登録されている。
根本中堂から山門へ向かう。
途中、芭蕉・曽良像や白い大仏があった。宝物殿は開いていなかった。
駅に着いた頃から雨が降っており、山門付近では傘を差している人が多くなった。
せみ塚、仁王門、最上義光公御霊屋などを見ながら、奥之院へ。
続いて、重要文化財の三重小塔。
以前見たからわかったが、三重塔のつもりだと見付けづらい。
日本最小規模の三重の塔らしい。
開山堂、納経堂を見て、五大堂へ。
曇っているが、それでも景色は良い。
11時10分に下山。
もう所々青空も見える。
山寺から歩いて、山寺芭蕉記念館へ。
記念館へ続く階段が、575のリズムになっているのは良い演出。
ただ少し歩幅が大きく感じた。
俳号は「桃青」というらしい。
音声ガイドが無料だったので借りた。
12時17分に山寺駅発の電車で約15分、12時34分に山形駅に戻る。
ホテルで少し休憩し、14時に山形駅から散策開始!
まずは駅に隣接するビル、霞城セントラルへ。
24階に展望ロビーがある。
無料で、こういうのは有り難い。
歩いて、山形まるごと館紅の蔵へ。
かつて紅花商人であった長谷川家所有の蔵屋敷。
企画展示「山寺と紅花展」が行われていた。
七日町御殿堰に行く途中に、大沼があった。
Google Mapでは、史跡「大沼デパート跡」☆2つとなっていた。
山形県郷土館 文翔館へ。
1916年(大正5年)に建てられた英国近世復興様式の県庁舎・県会議事堂で、とても重厚な外観。2階ギャラリーでは遠藤正俊展が行われていた。
最後は、霞城公園。
霞城公園は、最上義光が礎を築いた山形城の城跡を復原整備した都市公園。
山形城は本丸・二ノ丸・三ノ丸の三重の堀と土塁で囲まれた全国有数の規模を持つ輪郭式の平城で、出羽の関ヶ原合戦「長谷堂合戦」で城郭が霞で隠れて見えなかったことから「霞ケ城」とも呼ばれていた。
日本100名城の一つで、約1,500本の桜が咲き誇る山形市随一の桜の名所でもあり、桜の季節は「霞城観桜会」が開催されるよう。
かつて病院として使われていた擬洋風病院建築「旧済生館本館」を移築復原したもの。
今日も本丸御殿広場は間に合わなかった。
16時に閉まるのは早い。
夕食は三津屋 駅前大通り店(出羽路庵)で、天せいろ。
デザートはずんだ茶寮の、ずんだ餅とずんだシェイク。
お土産に、高畠ワイナリーのワインと乃し梅本舗佐藤屋の乃し梅を買う。
乃し梅は初めて聞いたが、山形発祥のお菓子のよう。
2021年06月24日~06月27日 山形旅行