意見や考えがコロコロ変わる人の心理と理由

こんばんは。

スピリチュアル・セラピストのImanari Kiwa(今成輝和)です。

あの人っていつも言う事が変わるんだから。。。

とか

あれ？この間と話していることが全く違わない？

など、

周りの人たちの言葉や態度に？マークがつくことってありませんか？

私が若いころ、親しい人でそういう人がいました。

その女性はとても快活で意見もハッキリして、

彼女の言葉はかなりの影響力があるように感じました。

でも、でも

以前言ったことと、数日、または数か月経った後に

言う事が違っていることが度々ありました。

私はキツネにつままれたような感じがして、

「あれ？この人記憶障害なのかな？」と思ってしまうほどでした。

いえいえ、彼女の記憶は抜群で、

細かいことまでかなり覚えている人なのです。

それなのに、以前自分が言ったことが、

その後違う事を言っている、なんてことは全く自覚がなく、

しかも自分は記憶力がいいと思っているので、

自分が違う意見を言っているなんて言おうものなら、
あなたが間違っている。と本気で怒りだしそうでした。

まあ、記憶というのは人が作り上げていくことがあるので、

もちろん私自身も気を付けなければいけない事なのですが。。。

ただ、その後も、ちょくちょくそういう人に出会うことがあります。

何が起きているのでしょう？？？

意見や考えがコロコロ変わる人
以下の理由が考えられます。

①心理的理由

②感覚的理由

③状況的理由

④先天的理由

ひとつづつ説明していきますね。

①心理的理由

＊自分の意見に自信がなくて、周りの人に合わせてしまう

例えば、グループで話しているとき、

大勢の意見が一致して盛り上がっているときなどは、

例え自分が違う意見だったとしても、
反対意見を言えずに、賛成してしまう。

でも個人的に二人で会って話をすると、本来の自分の意見を言うので、
違う意見を言っているように感じるようなことです。

大勢だと違う意見を言いたくても、

その場の雰囲気に水を差すような気がして、

自分が間違っているような気がして言えない。

という事もありますよね。

でも気心知れた人には本来の自分の意見を言うので、違ってしまうようなことも。

＊相手の気持ちを考えてその時々で自分の意見を言う

相手の気持ちを考えるがあまり、

ある時はAと言った方がいいと思ったときはAと言い、
Bと言った方がいいと思った時はBと言う。

以前なんといったか覚えている方からすると、

あれ？って感じるかもしませんが、
言った人には決して悪気があるわけではないのですよね。

＊気分屋の人

例えば、最初は女子会に行く気満々で日程や、

お店の雰囲気なども指定されていたのに、急にドタキャンしたりする。

エー？？？何よあの人！
と思いますよね。

でも最初から悪気があるわけではなく、

本当に行く気満々で楽しみにしていたけれど、
急に気持ちが乗らなくなってしまったとき、

自分の気持ちを優先している人などです。

気分屋さんというカテゴリーに、感じられてしまうかもしれません。

その人視点で考えれば、自分を大切にしているのでしょうが、
周りは迷惑！と感じるかもしれませんが。

②感覚的理由

＊お互いが勝手に解釈する。➡細かく説明したり話すことを端折っている。

これはちょくちょくあることだと思います。

例えば、ご主人に「今子供の世話で忙しいからお台所片づけておいて！」
と言ったとしましょう。

聞いたご主人は、「OK！忙しいなら手伝ってやろう。」
という気持ちで、食器洗いに専念。
どうだ！とばかりに食器かごに洗ったばかりの食器を山盛りに。

戻ってきた奥さんは、「何やっているのよ、食洗器に入れてくれればいいのに。」
「もう二度手間！」と。

ご主人にしたら、

「なんだよやってやったのに、そんな言い方じゃわからないよ。」
と不穏な空気に。

言葉を端折らないで、言えばそんな行き違いはなかったでしょう。

分かっているはず・・・ではなく、丁寧に説明した方がいいですね。

また受ける方も、確認するのも大切です。

＊人それぞれの中の線引きが違う

「明るいスポーツマンが好きなの！」という友人に、

元気で明るいスポーツマンの男性を紹介したら、
「元気なのは・・・あまり明るすぎるのはちょっとNG」

と言われビックリした。
これはその人独自の好みという事も考えられますが。

「脂っこいものは好きじゃないの。」という彼女が、

ランチにとんかつを頼んで「大好きなの」と言ったので、

あれ？っと思ったり。

こんな光景見かけた事ありますよね。

その人にとっての明るい人。

その人にとっての脂っこいもの。

人の定義はそれぞれ。

また食べ物に関しては、365日同じという事ではなく、

その日の体調によっても好みは変わってきます。

③状況的理由

＊知らなかったことを知ったことで、自分が持っている感情や考え方が変わっていく

韓国ドラマが流行った時がありましたよね。

周りの友人にもどんどん韓流ブームが起きたとき、

「私は絶対にそんなブームには乗らないわ。見たくもない。」

と思っていたけど、ふとしたことがきっかけで、

見てみたら面白すぎて、次々とドラマにはまっていってしまう事。

そんなこともあります。

知らなかったことを知ったことで、

自分が持っている感情や考え方が変わっていくことって、多々あります。

突然の発言の変化に、

びっくりしてしまう事もあるかもしれませんが、

そんな人に出会ったら、「あ、心境の変化があったんだな。」

と微笑ましく思って下さい。

④先天的理由

＊それがその人の特徴

実はセッションをするための資料作りをしていると、

その人の星から、急に考えが変わる人がいるのが分かります。

それは、いい悪いでは全くなく、単なるその人の特徴のようなものです。

その人は、他の人や、他のものによって、

自分が気が付かないうちに、影響を受けている。という事です。

ですから、以前言ったことと、影響された後に言ったことでは、

全く違う事を言っていることがあります。

でも通常それは殆どが無意識です。

ある意味とても素直な方、とも言えますね。

周りは、エッ？と思う事もあるかもしれませんが、

こっちの考えの方がいいな、
と思ったらさっと変えられるので、（変わっているので）
ある意味頑固な方より、生きやすいかもしれません。

人にはそれぞれの素敵な特徴があるので、
本来の自分の特徴を知って、伸ばしていければ、
自分らしい生き方をすることができます。

様々な理由で意見や考えがコロコロ変わる人の理由をお伝えしました。

でも実はあなた自身も、人から見たらその中の一人かもしれません。

ですから、そういう人を目の前にしたら、