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クォーターブローグシューズ

今日ご紹介するお客様は、埼玉県にお住いのYNさんです。 ご注文いただいた靴が完成いたしました。 残念ながらYNさんはご都合でお越しいただくのが難しかったため、今回は郵送による納品となりました。 早速完成した靴をご紹介いたします。 今回完成したのは、黒のスムースの革で製作したクォーターブローグです。 この何とかブローグというのはちょっとややこしくて、ウィングキャップにメダリオンがついた穴飾り一杯のデザインがフルブローグと言い、その仕様からウィングキャップがストレートキャップに変わったのがセミブローグ、さらにそこからメダリオンが無くなったのがクォーターブローグというようです。 したがって、今日ご紹介しているデザインはクォーターブローグとなります。 今回の靴、YNさんのこだわりでキャップがやや小さめ、さらにこの雰囲気の靴にはもしかしたら珍しいかもしれない丸いシルエットのラストという仕様です。 ただ、完成してみると小さめのキャップも丸いシルエットのラストも、なかなか合っていて格好良いですね。 こんな靴なら、お仕事の時にスーツに合わせて履いても良いですし、もちろんジャケット+スラックスでも格好良くまとまります。 さらに言えば、お休みの日にジャケットにデニムというスタイルでも良さそうで、かなり守備範囲が広い靴ですから、たくさん活躍してくれそうです。 今回はYNさんが履いているところを見ることができませんでしたが、またお時間がある時にお越しいただけると嬉しいです。 今回もありがとうございました。 靴の仕様 デザイン:クォーターブローグシューズ レザー:  キップ ソール: ダイナイトソール ラスト: マイサイズラスト(SRC+お客様の足に合わせた調整) 製法: ハンドソーンウェルテッド 今回使用した革の在庫の有無:有り ★★★お知らせ★★★ ★「最高の靴を作るプラン」受付中です。詳細はこちらをご覧ください。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。  

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shoes

靴が完成していて、ですがお客様のご都合で取りにお越しいただけるのが少し先になってしまうという靴をご紹介しています。 今日ご紹介するのは、こちらの靴です。 私たちシューリパブリックの20周年記念モデル第3弾のフルブローグ。 カーキっぽいグリーンの革とこちらの黒い革をお選びいただけまして、唯一の黒い革バージョンです。 こちらの革は、Tempesti社のMAINEで大変パリッとしていて硬めの革になります。 おそらく履き始めは結構硬く感じるのではないかと思いますが、何回か履いて馴染んでくるとシェルケースに守られているような履き心地になって、とっても心地よく履いていただけるはずです。 記念モデルなので、特別なインソックが貼ってあります。 私個人的には、この逆光の雰囲気が好みなんですが・・・。 そして、このモデルにはシューツリーが付属します。 このシューツリーは、お客様の靴に合うように削りなおして、靴に入れた時に靴を変形させず、そしてつま先をしっかりと伸ばしてくれる形状にしてあります。 シューツリーを入れたところですが、入っていないときと比べて親指の上の部分が膨らんでいません。 そもそもシューツリーの目的は、靴を履いているとつま先が反ってきてしまい、そのままにしておくと靴が反ったままになって、さらに反った時にできるシワが深くなってしまってそこに亀裂が入ってしまうリスクがあるので、つま先をピントまっすぐにしておくということです。 ですが、市販のシューツリーは思いのほか厚みが厚くて、足に合っている靴を履きにくいものに変形させてしまうこともあるので、しっかりと合っているものを選ぶ必要があります。 特にイギリス靴は親指の上の部分の隙間がほとんどなくなるようなセッティングにしている(これにはちゃんと理由があります)のに、シューツリーでその部分を広げてしまうと問題が発生してしまうので、シューツリー選びはより一層慎重になる必要があります。 手前側が今回加工を施したもので、奥側が加工をしていない状態のもの。 加工をしたものと、 加工をしていないもの。 靴の1ミリはとっても大きいのに、結構違うことがおわかりになると思います。 シューツリー選びは、靴を良い状態に保つうえで大変重要ですし、正しい知識を持って選んでいただきたいと思います。 こうしてセットで購入していただければ、お客様の靴にピッタリな状態でお渡しできます。 ★★★お知らせ★★★ ★「最高の靴を作るプラン」受付中です。詳細はこちらをご覧ください。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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ギブソンブーツ

私が以前からずっと興味があって、大変気になっているものがあります。 それは、クルマのパーツでMCB(モーションコントロールビーム)というもの。 これはアイシン精機から発売されているもので、対抗馬としてヤマハから発売されているボディダンパーというものもあります。 どんなものかと言いますと、ひとことで言ってしまえばクルマのボディをしなやかにカッチリさせるものといったところでしょうか。 ボディをしっかりさせるというと、タワーバーやドアスタビライザーなどがありますが、それらはクルマのボディを硬くさせるのに対し、MCBはしっかりとさせているものの逃げ道も同時に作るというパーツ(と私は認識していますが・・・)。 クルマはボディやプラットフォームがフニャフニャだと、走っている時に撚れてしまって安定しなかったり乗り心地が悪かったりサスペンションが計算通りに動かなかったり、さらには運転している人が疲れてしまうなどのデメリットがあります。 それを改善するために新しいクルマはボディ剛性とかねじれ剛性などという、いわゆるクルマそのもののしっかり度合いを改善しています。 ただ、どうしても薄い金属の集合体であるクルマは、それでも凸凹を乗り越えた時やカーブを曲がるときにはボディがわずかながら撚れてしまい、その結果としてサスペンションが動き始めるタイミングが遅れてしまったり、乗り心地が悪くなってしまっているようです。 その時の撚れて変形する数値は、このMCBを紹介しているサイトによるとおよそ4μm(=0.004mm)程度とのことですが、そんなにわずかな変化でも人間の身体はその不具合を感じており、改めて人間の身体の精密さを実感します。 クルマのボディが撚れないようにするために、昔はタワーバーなどを取り付けてボディそのものを硬くカッチリとさせる補正をしていましたが、硬くカッチリとさせることはハンドリングがダイレクトになるなどのメリットがるように感じるものの、実際には振動の問題や片側からの衝撃を反対側に伝えてしまうなどのデメリットもありました。 そこで登場したのが、このMCBでありボディダンパーです。 両者は目的が似ているものの、構造的にも目指している方向性も異なるところがあり、似て非なるものと言えるのかもしれません。 ともあれ、そんなMCBはタワーバーとは異なり、目には見えないボディの撚れ(MCBのストロークはわずか4μm(=0.004mm)程度)を上手にいなしてくれつつ、ボディをしっかりと締めあげてくれるそうで、このパーツを装着することで乗り心地の改善や安定性の向上、異音の低減、さらには運転者の疲れの低減などの効果が感じられるとのこと。 理屈を聞いてもたしかに衝撃を反対側に伝えずにいなしてくれる構造なら、ボディがしっかりしてサスペンションの動きもより正確になり、大きなメリットが見込まれるのだろうと思います。 ただ、デメリットもいくつかあるそうで、まず価格が10万円超えであることや、他人によっては改善があまり感じられないこともあったりするとのこと。 さらには、クルマの設計段階からではなく後付けのパーツなので、取り付ける部分が必ずしもベストと言えるとは限らないことや、MCBなしで設計されたクルマに対してこのパーツをつけることでサスペンションやタイヤへの過剰な負担が考えられます。 クルマの設計って、私たちが想像するよりもはるかに高いレベルでなされているそうで、下手にいじるとバランスが崩れてしまうのだとか。 ただ、やはりちょっと気になるなぁというのが正直なところです。 じつは、靴も人間を乗せて移動するという点ではクルマと同じで、ねじれ剛性はある程度高い方が良いですし、外からの衝撃は上手に逃がしてあげる必要があります。 そういう点では、ハンドソーンウェルテッドの靴は剛性を上げるために補強を十分に入れることができますし、人間の体重に合わせた衝撃吸収の素材も入れることができます。 さらに、これは接着の靴と縫っている靴の最大の違いともいえることですが、目で見たところではまずわからないほどの、まさにMCBがストロークするかの如く、靴とウェルト、そしてウェルトとソールを縫っている糸が衝撃をいなしてくれるのです。 ハンドソーンウェルテッドの靴を見て触ったところで、靴とウェルト、もしくはウェルトとソールが衝撃をいなしてくれるなんて全くわかりませんが、それが縫ってある靴の特徴なのです。 接着の靴だと、なぜか地面に近いように感じるものの、ソールの厚さがほとんど変わらないのにハンドソーンウェルテッドの靴だと地面からの距離が遠く感じるのは、そんなところに理由があるのかもしれません。 人間の身体は、私たちが思っているよりもはるかに正確で敏感なのだと思います。 ★★★お知らせ★★★ ★「最高の靴を作るプラン」受付中です。詳細はこちらをご覧ください。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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革

在庫の革の残りが少しずつ少なくなってきて、もうあと1足ほどになった時には、ダブルブッキングのないように念のためリストから外して倉庫の中に保管しておくのですが、そんな革が結構溜まってきたので「幸運のラストワンプラン」として格安でご注文をお受けしています。 今回の革は、こちら。 イタリア製の革で、製品名が「valencia(ヴァレンシア)」と言います。 色はキャメル色です。 何年か前までよく使っていた革なので、この革を覚えているという方もいらっしゃるかもしれませんね。 もしくは、作った靴をまだ履いてくださっているかもしれません。 このvalenciaは、イメージとしてはとってもイタリアらしいイタリアの革で(と言ってもヴァレンシアはスペインですが)、革の性格はたくさんに日差しの下で軽やかに履ける靴といった感じです。 この革は、ご覧の通りやや小さめのシボがあるシュリンクで、どちらかと言えばやや柔らかめの革です。 生地はとってもしっかりしていて、シワの入り方もこんな感じで大変キレイです。 革の厚さは1.5㎜ほど。 厚さが1.5㎜でやや柔らかめですが、しっかりしている革なので頼りなさを感じることはなさそうです。 お好みとしては、カッチリと硬い革よりも、しっかりしているけれど柔らかくて優しい履き心地の革を好まれる方に向いていると思います。 ちなみに、革の裏側はこんな感じでキメがそろっていて生地の良さを感じられます。 この革で作るのであれば、プレーンのチャッカブーツやギブソンブーツなど、プレーントゥの靴でも良いですし、フルブローグやセミブローグなどのにぎやかなデザインの靴も合いそうです。 そして、硬い靴が苦手という方にも良いかもしれません。 詳しい仕様は以下の通りです。 〇 ご注文をお受けできるのは基本的に1名のみ(先着)。 〇 価格は1足の基本仕様が101,200円(税込み)。 〇 オプションを追加することはOKですが、別途オプション費用がかかります。 〇 初めてご注文される方は、別途ラスト費用(税込み28,600円)が必要です。 〇 通常のオーダーメイドの靴と同様に足に合わせて製作+ハンドソーンウェルテッドで製作します。 〇 こちらはご予約はOKですが1か月を超えるお取り置きの対象外とさせていただきます。 この革を使って靴を作ってみたいという方、お早めにご連絡ください。 皆さまからのご連絡をお待ちしております。 ★★★お知らせ★★★ ★「最高の靴を作るプラン」受付中です。詳細はこちらをご覧ください。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。    

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フルブローグ

今日ご紹介するお客様は、東京都にお住いのDTさんです。 ご注文いただいた靴が完成いたしましたので、靴のお渡し&フィッティング確認のためにお越しいただきました。 今回完成したのは、こちら。 私たちシューリパブリックの20周年記念モデル第3弾のフルブローグシューズです。 DTさんは今回の靴が2足目となり、1足目のギブソンブーツが奥の方に見えますが、このギブソンブーツを履いてみて、オーダーメイドで自分の足に合った靴っていいなって思っていただき、この企画商品をご注文いただきました。 最近は、ちょっと出かける時にもこのギブソンブーツを履いて行かれるそうで、たくさん歩いてもほとんど疲れないとのこと。 今回完成したフルブローグシューズは、ちょっと厚めの革を使っているため靴の重さがやや重めですが、履いてしまえばそんなことも気にならないようです。 しばらく履いていただいたところ、インソールをはじめとする靴のしっかり感が感じられるとおっしゃっていました。 この仕様では、インソールを特別良い部位に限って使っているため、履いた時にその違いを感じていただけるはずです。 さらに、カカトの芯も通常よりもちょっと硬くてしっかりしているものを使っているので、靴との一体感も感じていただけるのではないでしょうか。 この仕様は、今ご注文を受け付けている「最高の靴を作る企画」の靴と全く同じになります。 こうして見ると、フルブローグの靴ってカジュアルな雰囲気も持ちながら上品な感じもあって、とっても使い勝手がよく格好良いですよね。 スーツの時にはスーツ+オックスフォードという定番のスタイルがありますが、そうではないジャケット+スラックスという時にこんな靴を履いていると、ちょっと格好良く見えるのではないかと思います。 これからどんなふうに成長していくのか、とっても楽しみです。 今回もありがとうございました。 靴の仕様 デザイン:フルブローグシューズ レザー:  キップ ソール: ダイナイトソール ラスト: マイサイズラスト(SRD+お客様の足に合わせた調整) 製法: ハンドソーンウェルテッド 今回使用した革の在庫の有無:完売 ★★★お知らせ★★★ ★「最高の靴を作るプラン」受付中です。詳細はこちらをご覧ください。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。      

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トゥ

靴のつま先にストレートキャップが付いているデザインと、何もないプレーントゥの違いって、皆さんご存知でしょうか? 向かって左がストレートキャップが付いているデザインで、特にこのように親子穴が空いているものをパンチドキャップと言います。 それに対して、向かって右側のものは皆さんご存知のプレーントゥです。 まず、構造的な違いですが、ストレートキャップが付いているデザインの靴には、そのキャップの形と同じような形状のトーパフ(つま先の芯)が入っていて、さらに言うとこのストレートキャップはストレートと言いながらも実際には直線ではなく若干凸のカーブになっているので、トーパフの芯の形としてはセンター部分がやや膨らんだ形となっています。 対するプレーントゥのデザインには、逆にセンターの部分がややへこんだ形の、いわゆる三日月のような形をした芯が入っています。 それらの芯の違いがどのような影響を及ぼすのかというと、靴が屈曲したときにシワができますが、ストレートキャップがついたデザインではシワができる部分の範囲が少ないのに対し、プレーントゥでは広い範囲にシワが分散するため、プレーントゥの方がより自然なシワの入り方になります。 次に見え方の違いですが、プレーントゥのデザインに対してストレートキャップがついたデザインはややつま先が短く太く見える傾向があり、あくまでも目の錯覚なのですが、スマートに見せたいときにはプレーントゥのデザインをお選びいただいた方が良いのかもしれません。 ところで、時々訊かれることですが、ストレートキャップがついたデザインのストレートキャップの部分は革が二重になっていると思っている方がいらっしゃるようです。 実際には、重なっているのは通常は貼り込みしろと言われるほんの10㎜程度で、その先は1枚になっています。 もしかしたら、大昔はジャケットのヒジのパッチのようにその部分を保護するためにこのようなデザインにしたのかもしれませんが、今は上記の通りです。 ストレートキャップがついたデザインの靴も、プレーントゥの靴も、どちらもちゃんと確立されていてとても格好良いですよね。 それぞれの違いを楽しみたいと思っています。 ★★★お知らせ★★★ ★「最高の靴を作るプラン」受付中です。詳細はこちらをご覧ください。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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お客様の靴

カテゴリー: Products:お客様&靴フォト

ギブソンブーツ

以前よりお客様からご要望があったことなのですが、完成した靴だけではなくもっと履き込んだ靴も見てみたいということでしたので、時々お客様の靴の写真を撮らせていただいてご紹介してみたいと思っております。 今日ご紹介するのは、先日靴の納品でお越しいただいた新潟県にお住いのRIさんのギブソンブーツ。 こげ茶のスウェード+Lストーム仕様でカジュアル感が強く出そうなところですが、RIさんの足がとっても細いことからなかなかシュッとした雰囲気になっています。 そして、ギブソンブーツはこの角度から見たところがとっても格好良いと思っています。 イイ雰囲気に成長していますね。 ステキなギブソンブーツです。 ★★★お知らせ★★★ ★「最高の靴を作るプラン」受付中です。詳細はこちらをご覧ください。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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ダブルモンクストラップシューズ

今日ご紹介するお客様は、新潟県にお住いのRIさんです。 ご注文いただいた靴が完成いたしましたので、フィッティング確認&靴のお渡しのためにお越しいただきました。 朝早めにご自宅を出られて来られたそうですが、途中で加須市の数少ない観光地のひとつ、三県境によって来られたそうです。 みなさん、ご存知でしょうか? 三県境は、埼玉県と栃木県と群馬県の県境となっている場所で、それが山の中ではなくその辺にあるという、全国的にもなかなか珍しく、数秒で3県を移動できるというところです。 私も1度だけ行ったことがあります。 そんな三県境に行ってから私たちシューリパブリックの工房にお越しいただいたのでした。 今回完成したのは、こげ茶のスウェードで製作したダブルモンクストラップシューズです。 RIさんは全体的に足が細く甲も薄いので、このようなハネが開かない靴やサイドゴアブーツのようなデザインの靴は、しっかりとフィットさせようとすると脱ぎ履きが若干大変な靴になりがちです。 案の定、今回の靴も初めは履くのにややてこずりました。 ただ、一度履いてしまえば、履いているうちに靴のインソールが沈んだり、足の形に靴が変わってくるので、2度目からはだいぶ良くなりました。 フィッティングは、ピタリと足をホールドしていて、カカトが浮くこともなく、問題ナシとのこと。 こうして履いていらっしゃるところを見ると、とっても格好良いですよね。 写真だとわかりづらいことですが、オーダーメイドなので作る時点でRIさんの足に合わせていますから、当然にストラップの穴も各々1つずつ。 RIさんもそんなところも気に入ってくださいました。 この冬は、RIさんがお住いの地域は思いのほか雪が少なかったそうで、革靴を履く機会が多かったとのことですが、これからの季節はさらにたくさん履いていただけそうです。 今回も遠いところを本当にありがとうございました。 次の靴も、ぜひお楽しみにお待ちください。 靴の仕様 デザイン:ダブルモンクストラップシューズ レザー:  スウェード ソール: ダイナイトソール ラスト: マイサイズラスト(SRD+お客様の足に合わせた調整) 製法: ハンドソーンウェルテッド 今回使用した革の在庫の有無:完売 ★★★お知らせ★★★ ★「最高の靴を作るプラン」受付中です。詳細はこちらをご覧ください。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。      

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ギブソンシューズ

今日のお客様は、群馬県にお住いのSSさんです。 ご注文いただいた靴が完成いたしましたので、フィッティング確認と靴のお渡しのためにお越しいただきました。 今回完成したのは、こちら。 SSさんの足は、既製品ではなかなか合うサイズがなく、以前はとにかく靴で困っていらっしゃったそうです。 そして、私たちシューリパブリックにお越しいただくようになり、ここ最近は結構頻繁にご注文いただいて、靴の数も増えてきました。 なので、今では昨日履いた靴をしっかり休ませつつ、今日はどの靴にしようかと選ぶこともできたり、お天気によって履く靴を選べるようになってきたとのこと。 また、足数が増えてくるとゆっくりとローテーションができるため、靴にかかる負担が小さくなり、なかなか靴が傷まないばかりか、カカトもそう簡単にすり減らなくなってきたそうです。 今日も1足完成して、また更にローテーションに余裕ができました。 今回完成したのは、こげ茶色のスウェードの革を使って製作したギブソンシューズです。 このスウェードは、以前にメインで扱っていたスコッチスウェードではなく、1足分だけ残っていたイタリア製のものです。 靴になっても革の表面がとっても細かく、思っていたよりもエレガントな靴に仕上がりました。 こげ茶色のスウェードって、なんとなく温かみがあって安心感を感じられますよね。 あわせる服を選ばない、守備範囲の広い靴として履いていただけそうです。 今回もありがとうございました。 靴の仕様 デザイン:ギブソンシューズ レザー:  スウェード ソール: ダイナイトソール ラスト: マイサイズラスト(SRC+お客様の足に合わせた調整) 製法: ハンドソーンウェルテッド 今回使用した革の在庫の有無:完売 ★★★お知らせ★★★ ★「最高の靴を作るプラン」受付中です。詳細はこちらをご覧ください。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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モンキーブーツ

先週の日曜日は、しばらくの間ほったらかしだった我が家の家庭菜園の草刈りをし、耕運機で土をほぐし、今年の畑の準備をしておきました。 今日はその続きで、軽く化成肥料や腐葉土をまき、畝を作って野菜の種を蒔きました。 先週も今日もこの時期にしてはなかなかお天気がよく、特に先週は比較的早い時間から始めたものの、草刈りを終えるだけでも結構な時間がかかり、夢中になってやっていたので耕運機の作業が終わる頃には危うく熱中症になりそうになっていました。 気付かぬうちに熱中症になってしまうので、強制的に水分補給をしたり時間を決めて休憩をするようにしないと危険ですね。 これがあと10年とか15年くらい経つと、今のように身体が動かなくなってしまうのかと思うと、いろいろ心配です。 よくニュースなどで、津波が来そうな時や大雨で洪水になりそうなときに、お年寄りを早い段階で避難させるような話を見聞きしますが、私がそうなった時にはもちろん寄る年波にはなかなか勝てないものの、それでも年の割には元気でありたいと思っています。 以前にあるお客様から聞いた話では、だいたい40代後半が走れる人と走れない人になる分かれ目だとのこと。 60代70代になってもジョギングができたり身のこなしが軽やかだったりする人もいれば、ちょっと運動は得意そうではないように見える人もいて、それは40代の後半くらいまでの間に身体を動かせるようにしているか否かの違いなのだそうです。 昔運動をしていたから、今でも全然身体を動かせると思っていたのに、子供の運動会で足がもつれて転んでしまうお父さんや、ちょっと身体を動かしただけで膝を痛めてしまう人もいたりして、やはりある程度継続的に身体を動かすようにしていないと、身体はなまってしまうのかもしれません。 そんなに特別な運動ができなかったとしても、いざという時にある程度残りを速足で歩けるくらいの身体にはしておきたいものです。 13年前の東日本大震災の時に、10キロや20キロの道のりを歩いて帰らざるを得なかった方々は、そもそもが歩いて帰ることができる身体と体力があったから時間はかかったものの帰宅できたわけで、それすらできなかったらもしかしたら2次災害に巻き込まれてしまったことだって考えられます。 スニーカーでも革靴でも何でも目的の距離を歩くことができればよいのですが、靴屋から見たところではスニーカーは長距離を歩くと思いのほか足に負担がかかって足を痛めてしまうリスクもあります。 スニーカーの方が楽だからという理由でスニーカーを選ぶのではなく、何を履いていても目的を達成できるほどの身体と体力を普段から身に着けておきたいものです。 モンキーブーツは、革靴の中でもカジュアルに履けるブーツで、普段スーツを着ないような方にも見た目と実際のポテンシャルの両方の面で優れている使い勝手の良いブーツです。 ★★★お知らせ★★★ ★「最高の靴を作るプラン」受付中です。詳細はこちらをご覧ください。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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