医療職の今後

医療

令和5年度の国家試験合格発表が行われました。

救急救命士だけ3月31日ってかわいそうですね。

ほかの発表は以下の通り、合格率は正直どうでもいいですが、合格者数が問題です。

主な医療系国家試験の合格者数の推移(2013→2023年)

医師 7696→9432

歯科医師 2366→2006(減少)

看護師 50232→58152

薬剤師 8929→9602

理学療法士 10115→11312

作業療法士 4084→4793

リハ職は数が増えすぎて給料も下がって完全に需給バランス崩壊してます。給料も下がっているのは前にも記事にしたとおり

2016年でこれなのでさらに下がっている可能性もあります。なにせ数は増えています。そんな中、歯科医師は合格者数をしぼって賢い判断だと思います。

柔道整復師など医業類似行為の資格も減少傾向。しかしはりきゅうあん摩マッサージの保険請求は増え続けています。ヤクザみたいな訪問マッサージ屋さんが増えているからでしょう。

こんな感じで保険を使って効果があるとは思えない「マッサージ」をしているのです。これはこれで問題ですが今回の話とは違います。

他の医療職も増え続けています。全部合わせると14万人ほど。周辺職種と合わせると20万人は超えるでしょう。20歳が120万人ですから1/6が医療関係について社会保険料から給与を得るのはなかなか破綻が近いのではないでしょうか。

せめて学校の数は減らしていかないといけないんじゃないかなと思います