(その1から続く 筆が遅く、週単位の更新になってしまう)
そこは一瞬だけの地獄、地獄でした。駒ヶ根の始発バス、恐るべし。
大袈裟ですが、バス苦手の自分には生きた心地のしない約50分。毎回バス停に止まるんですが、誰も乗れない、そして降りれない。(Help me・・・)
運転手さんが "次のバスに乗ってください〜!” と叫んでバスは進むのみ。トラベルミンを飲み忘れてしまい、それも不安要素(悲)・・・車内で流れる観光案内の自動ボイスがなんてシュールなの。とっても昭和な雰囲気。
写真も動画も当然無く、死んだ様に席で動かなくなる自分。バックパックとカメラが重く手と膝が痺れる。この状況にも当然シビれる。出来るだけバスに酔わない様、身体をサスペンドモードに。おでこのLEDがPOWER OFF。
ただ覚えているのが、途中、菅の台バスセンターに到着した時の、他の乗客の方々のどよめきの声と、一瞬だけ窓越しに目をやった時のあの光景。フジロックフェス?? 一瞬だけ妄想。そしてすぐに目を閉じる。菅の台バスセンター、合掌。
体感的にはあまりクネクネ道ではなかったのが功を奏したのか、なんとか体調6割くらいの状態でしらび平へ到着。それでもやっぱりバスに酔った。上高地、室堂、そしてしらび平。いずれも 50分〜1時間程度のバス移動だが、それでも萎えることには変わりなし。
バスを降りる時に現金 ¥1,050 を支払う。モタモタしてしまい、他の乗客の皆さんに迷惑を掛ける。バスチケットを持っている乗客が多く、どこでチケットを入手したのか後で調べておこう。そのままロープウェー乗り場へ。今度はロープウェーのチケットを買わないと・・・(完全に段取りミス)
気持ち悪いので、少し休むか?とも思ったけど、チケット売り場にどんどん並び始めて動けなくなったので我慢して進む。ここで帰りのバス代込みで往復チケットを購入する。大人 ¥3,590。ここ現金払いのみなので、カード払いを準備している方はご注意を。始発は 6:00 かな。
時計を見ると 5:57、ロープウェー始発に乗る。かなりバス酔いが気持ち悪いが、ロープウェーで7分間だけ耐えれば千畳敷で休めるのでここは我慢。しかも朝日の撮影出来るタイミングはこの行きの行程しかないのだから。
乗り込んだ時に窓際まで向かう気力が無くて、人混みに揉まれながら出発。手を伸ばして、なんとか Hero9 で撮影を続ける。
気持ち悪さと、朝日に映る紅葉の山並みの美しさと、ゴッチャになって何かフワフワとした感覚。しかしながら朝日の映し出す光景には目を見張ってしまう。
(頑張って撮ろうとするが、人混みに負け、そして気持ち悪くてオエオエ。。。)
(オエーオエ。オオ アー。マイアミ・サウンドマシーン。。。)
そしてついに。到着した。3年越し。来たよ。
気温10℃、湿度40%。6:06 到着。
まずは一度、外に出るか。
(Hero9 のシャッター速度を設定ミスしてて、露出が飛んでる・・・)
ひとまず、いきなり登らずに休む。バス酔いで気持ち悪いし・・・ここはすでに標高 2,600mm もあるんだよね。
ロープウェーを見ながら。ひと息つく。朝飯を抜いているので、まだ気持ち悪いし、ひとまず行動食を食べるか。今回は柿の種、はちみつジェルを持ってきたので、それを食べる。みなさん、到着してすぐにバシバシと撮影して、そして登ってゆくけど。パワーあるなあ・・・(自分、無理っす・・・)
室堂くらいのイメージで来たんだけど、思ったよりもこじんまりとしている。でもゆっくり出来る空間で有難い。室堂は何かこう、忙しないイメージだけど。千畳敷はのんびり出来るな。あ、時間がまだ早いからか?(始発で来たからか。)
20分くらい、ボーっつとして。でも何かこう、もったない気がしてきて。少し気持ち悪さも落ち着いてきたから、まだ登らずにここら辺で撮影するか?ということで少し撮影。
まずは朝日。眩しい。14-24mm f2.8 を付けて歩き回る。
山側も少し撮ろう。
いい写真じゃないけど、記録的には残しておきたい。今度いつ来れるのか?わからない訳だし。
そしていよいよ、出発。
体調的にはなんとか8割くらいまで回復。あとは登りながらバス酔いを覚ましてゆく。Hero9 の画像がこのあたりからほんとにダメなので、ここ以降はうまく Z 5 の写真も織り交ぜて記事を書いてゆこう。
登山客の装備を見ていると、もろにテント泊って感じの方はまだ少ない。ファミリーだったり、観光客っぽい人もチヤホヤと居る。テント場(頂上山荘)には多分、9:00 頃には着くだろうから、涸沢カールの紅葉テント泊みたいに悲惨な状況にはならないだろう?とこの時点では思っていた。(結局、間違いだけど・・・)
登山道の足場は石が結構多く、でも良く整備されているので全く危険は無いですが、軽装で行くのは禁物と思います。足を挫いたり、踏み外したりして怪我をしちゃう可能性は全然あるし。やっぱり山なんだよね。この先、そんな感じの登山道を乗越浄土まで1時間半程度かけて登ってゆく。
石が段差になっているので、日頃運動不足の方はそれなりに堪えると思う。自分は今回、バックパックを10kg以下に抑えてきたので、過去の登山と比べると大分楽だったんですが、それでもテレワーク続きの運動不足、体重増加も祟って、結構ここから堪えた感じ。
なによりも息が苦しい・・・とにかく苦しいんだよね。これってやっぱり 2,600mm 超えってことか。
でも見て欲しい。この快晴。
立ち止まるたびに疲れが吹っ飛ぶんだよね。
来てよかったでしょ。これ。ここまで天候に恵まれるパターンは無いし。コロナ影響とテレワーク推進でずっと篭っていたけど、最高のご褒美だと思いました。
この辺りから坂が結構、急勾配になってくる。ヒイヒイ、ハアハア言いながらもう少し登ります。いい写真が無くて、ここも露出がぶっ飛んだ Hero9 の画像です。急勾配の雰囲気だけ伝われば。
そして乗越浄土手前の終盤になるとこんなところ。
あともう一息。よーく見ると、続く人の列。
そして到着、到着したんだけど・・・写真が無い(爆)動画に任せてしまったので、撮ってない。しかもその Hero9 は設定ミスでぶっ飛んでるし。
(なんも見えない・・・)
時間にして 8:27 。ちょっと 9:00 にテント場到着が難しくなってきた。宝剣山荘で少し休もうか?と思っていたけど、ここは途中、休み休みで先に進むことにした。
中岳に向かって歩きます。ここからはまた上りです。
中岳に到着するとそれなりに人だらけ。ここも 設定ミスの Hero9 で撮っちゃったから・・・
そしてここからは今度は下り。登ったら降りるんですよね。やっぱり。頂上山荘のテントの状況はというと?
(どれどれ??)
おお、まだまだいける。確か70張って公式ホームページに書いてあったっけ。埋まる前にいいところを取らないとね。
(下りが結構しんどい。人もそれなりには多いし。)
そして無事に頂上山荘へ到着。なんだかんだ言って、9:07頃に到着したっぽい。写真や動画のタイムスタンプを見てみると、中岳には 8:45頃に到着だし。宝剣山荘が 8:27 頃だと、こういうペースなのか。結構休んだ印象があったけど。早く到着してよかった。
それでテント貼ってから山荘への受付を済ませる。料金 ¥1,200。あと手拭いをいつも買うので、手拭いも2枚購入。2枚で ¥2,000。トイレが水洗でびっくり。テント泊の人は無料で使用可能です。
テントは今回、MHWのダイレクト2。初めてソロキャンした時のテント。涸沢カール以来の登場です。
購入してから4年経つし、使ってから4年経つけど、これが2回目の使用です。加水分解してないか?少し心配だったけど。まあ大丈夫かな。
貼り終わったらいったんテントへ入る。先にマットを設置して、それから荷物を出しまくって並べる。
で、ここからは今日中に木曽駒ヶ岳の頂上へ登っておきたいので、アタックザックを準備して頂上へ向かいます。
ほんと、いい感じですね。あと、アタックザックだとほんとに楽だね。息だけが相変わらず苦しいけど。
今回ようやくミラーレスを持ち出すことが出来たけど、Z 5 はやっぱり D610 を持ち出すよりも楽ちんでした。ミラーレスって登山で絶対、活躍が出来ると思います。買ってよかったよ。
人もだんだん連なってきたし、何気にテント場、テントが増えてきているような気がする?・・・
いよいよ頂上。人だらけだけど。お昼過ぎくらい。ここで昼食を食べてる人が多い。頂上の雰囲気を伝える良い写真がなく。仕方なくここも Hero9 から。(ほんとに雰囲気だけ・・・何も見えないけど(苦笑))
(なんも見えないね。やっぱり(悲)・・・・)
なんも見えない Hero9 だけど、カメラ撮った写真のほうはこんな具合。
頂上で少しゆっくりした後、少し頭が痛いな?と思いつつ。テント場へ戻ることにしました。
んんん?少しテント増えた??
なんて思いながらテント場へ戻るのでした。10/2(土)の工程としてはこれでもうおしまいにして、テントでのんびりしようと思っていました。
その3へ続く
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そこは一瞬だけの地獄、地獄でした。駒ヶ根の始発バス、恐るべし。
大袈裟ですが、バス苦手の自分には生きた心地のしない約50分。毎回バス停に止まるんですが、誰も乗れない、そして降りれない。(Help me・・・)
運転手さんが "次のバスに乗ってください〜!” と叫んでバスは進むのみ。トラベルミンを飲み忘れてしまい、それも不安要素(悲)・・・車内で流れる観光案内の自動ボイスがなんてシュールなの。とっても昭和な雰囲気。
写真も動画も当然無く、死んだ様に席で動かなくなる自分。バックパックとカメラが重く手と膝が痺れる。この状況にも当然シビれる。出来るだけバスに酔わない様、身体をサスペンドモードに。おでこのLEDがPOWER OFF。
ただ覚えているのが、途中、菅の台バスセンターに到着した時の、他の乗客の方々のどよめきの声と、一瞬だけ窓越しに目をやった時のあの光景。フジロックフェス?? 一瞬だけ妄想。そしてすぐに目を閉じる。菅の台バスセンター、合掌。
体感的にはあまりクネクネ道ではなかったのが功を奏したのか、なんとか体調6割くらいの状態でしらび平へ到着。それでもやっぱりバスに酔った。上高地、室堂、そしてしらび平。いずれも 50分〜1時間程度のバス移動だが、それでも萎えることには変わりなし。
バスを降りる時に現金 ¥1,050 を支払う。モタモタしてしまい、他の乗客の皆さんに迷惑を掛ける。バスチケットを持っている乗客が多く、どこでチケットを入手したのか後で調べておこう。そのままロープウェー乗り場へ。今度はロープウェーのチケットを買わないと・・・(完全に段取りミス)
気持ち悪いので、少し休むか?とも思ったけど、チケット売り場にどんどん並び始めて動けなくなったので我慢して進む。ここで帰りのバス代込みで往復チケットを購入する。大人 ¥3,590。ここ現金払いのみなので、カード払いを準備している方はご注意を。始発は 6:00 かな。
時計を見ると 5:57、ロープウェー始発に乗る。かなりバス酔いが気持ち悪いが、ロープウェーで7分間だけ耐えれば千畳敷で休めるのでここは我慢。しかも朝日の撮影出来るタイミングはこの行きの行程しかないのだから。
乗り込んだ時に窓際まで向かう気力が無くて、人混みに揉まれながら出発。手を伸ばして、なんとか Hero9 で撮影を続ける。
気持ち悪さと、朝日に映る紅葉の山並みの美しさと、ゴッチャになって何かフワフワとした感覚。しかしながら朝日の映し出す光景には目を見張ってしまう。
(頑張って撮ろうとするが、人混みに負け、そして気持ち悪くてオエオエ。。。)
(オエーオエ。オオ アー。マイアミ・サウンドマシーン。。。)
そしてついに。到着した。3年越し。来たよ。
気温10℃、湿度40%。6:06 到着。
まずは一度、外に出るか。
(Hero9 のシャッター速度を設定ミスしてて、露出が飛んでる・・・)
ひとまず、いきなり登らずに休む。バス酔いで気持ち悪いし・・・ここはすでに標高 2,600mm もあるんだよね。
ロープウェーを見ながら。ひと息つく。朝飯を抜いているので、まだ気持ち悪いし、ひとまず行動食を食べるか。今回は柿の種、はちみつジェルを持ってきたので、それを食べる。みなさん、到着してすぐにバシバシと撮影して、そして登ってゆくけど。パワーあるなあ・・・(自分、無理っす・・・)
室堂くらいのイメージで来たんだけど、思ったよりもこじんまりとしている。でもゆっくり出来る空間で有難い。室堂は何かこう、忙しないイメージだけど。千畳敷はのんびり出来るな。あ、時間がまだ早いからか?(始発で来たからか。)
20分くらい、ボーっつとして。でも何かこう、もったない気がしてきて。少し気持ち悪さも落ち着いてきたから、まだ登らずにここら辺で撮影するか?ということで少し撮影。
まずは朝日。眩しい。14-24mm f2.8 を付けて歩き回る。
山側も少し撮ろう。
いい写真じゃないけど、記録的には残しておきたい。今度いつ来れるのか?わからない訳だし。
そしていよいよ、出発。
体調的にはなんとか8割くらいまで回復。あとは登りながらバス酔いを覚ましてゆく。Hero9 の画像がこのあたりからほんとにダメなので、ここ以降はうまく Z 5 の写真も織り交ぜて記事を書いてゆこう。
登山客の装備を見ていると、もろにテント泊って感じの方はまだ少ない。ファミリーだったり、観光客っぽい人もチヤホヤと居る。テント場(頂上山荘)には多分、9:00 頃には着くだろうから、涸沢カールの紅葉テント泊みたいに悲惨な状況にはならないだろう?とこの時点では思っていた。(結局、間違いだけど・・・)
登山道の足場は石が結構多く、でも良く整備されているので全く危険は無いですが、軽装で行くのは禁物と思います。足を挫いたり、踏み外したりして怪我をしちゃう可能性は全然あるし。やっぱり山なんだよね。この先、そんな感じの登山道を乗越浄土まで1時間半程度かけて登ってゆく。
石が段差になっているので、日頃運動不足の方はそれなりに堪えると思う。自分は今回、バックパックを10kg以下に抑えてきたので、過去の登山と比べると大分楽だったんですが、それでもテレワーク続きの運動不足、体重増加も祟って、結構ここから堪えた感じ。
なによりも息が苦しい・・・とにかく苦しいんだよね。これってやっぱり 2,600mm 超えってことか。
でも見て欲しい。この快晴。
立ち止まるたびに疲れが吹っ飛ぶんだよね。
来てよかったでしょ。これ。ここまで天候に恵まれるパターンは無いし。コロナ影響とテレワーク推進でずっと篭っていたけど、最高のご褒美だと思いました。
この辺りから坂が結構、急勾配になってくる。ヒイヒイ、ハアハア言いながらもう少し登ります。いい写真が無くて、ここも露出がぶっ飛んだ Hero9 の画像です。急勾配の雰囲気だけ伝われば。
そして乗越浄土手前の終盤になるとこんなところ。
あともう一息。よーく見ると、続く人の列。
そして到着、到着したんだけど・・・写真が無い(爆)動画に任せてしまったので、撮ってない。しかもその Hero9 は設定ミスでぶっ飛んでるし。
(なんも見えない・・・)
時間にして 8:27 。ちょっと 9:00 にテント場到着が難しくなってきた。宝剣山荘で少し休もうか?と思っていたけど、ここは途中、休み休みで先に進むことにした。
中岳に向かって歩きます。ここからはまた上りです。
中岳に到着するとそれなりに人だらけ。ここも 設定ミスの Hero9 で撮っちゃったから・・・
そしてここからは今度は下り。登ったら降りるんですよね。やっぱり。頂上山荘のテントの状況はというと?
(どれどれ??)
おお、まだまだいける。確か70張って公式ホームページに書いてあったっけ。埋まる前にいいところを取らないとね。
(下りが結構しんどい。人もそれなりには多いし。)
そして無事に頂上山荘へ到着。なんだかんだ言って、9:07頃に到着したっぽい。写真や動画のタイムスタンプを見てみると、中岳には 8:45頃に到着だし。宝剣山荘が 8:27 頃だと、こういうペースなのか。結構休んだ印象があったけど。早く到着してよかった。
それでテント貼ってから山荘への受付を済ませる。料金 ¥1,200。あと手拭いをいつも買うので、手拭いも2枚購入。2枚で ¥2,000。トイレが水洗でびっくり。テント泊の人は無料で使用可能です。
テントは今回、MHWのダイレクト2。初めてソロキャンした時のテント。涸沢カール以来の登場です。
購入してから4年経つし、使ってから4年経つけど、これが2回目の使用です。加水分解してないか?少し心配だったけど。まあ大丈夫かな。
貼り終わったらいったんテントへ入る。先にマットを設置して、それから荷物を出しまくって並べる。
で、ここからは今日中に木曽駒ヶ岳の頂上へ登っておきたいので、アタックザックを準備して頂上へ向かいます。
ほんと、いい感じですね。あと、アタックザックだとほんとに楽だね。息だけが相変わらず苦しいけど。
今回ようやくミラーレスを持ち出すことが出来たけど、Z 5 はやっぱり D610 を持ち出すよりも楽ちんでした。ミラーレスって登山で絶対、活躍が出来ると思います。買ってよかったよ。
人もだんだん連なってきたし、何気にテント場、テントが増えてきているような気がする?・・・
いよいよ頂上。人だらけだけど。お昼過ぎくらい。ここで昼食を食べてる人が多い。頂上の雰囲気を伝える良い写真がなく。仕方なくここも Hero9 から。(ほんとに雰囲気だけ・・・何も見えないけど(苦笑))
(なんも見えないね。やっぱり(悲)・・・・)
なんも見えない Hero9 だけど、カメラ撮った写真のほうはこんな具合。
頂上で少しゆっくりした後、少し頭が痛いな?と思いつつ。テント場へ戻ることにしました。
んんん?少しテント増えた??
なんて思いながらテント場へ戻るのでした。10/2(土)の工程としてはこれでもうおしまいにして、テントでのんびりしようと思っていました。
その3へ続く
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