ここ数日はコロナだけじゃなく台風も気にしなければならない…。
台風11号はどうなんだろうか…。
近畿は火曜日?被害が無いことを祈りたいです。


さて今日は宝塚に行ってきました。
幕が開くまで不安でしたが無事真風さんの開演アナウンスが流れ一安心。
ほんとチケットを持っていても気が気でない…。無事開演されて良かったです。
今日は1階席の27列目。後方でしたがほぼセンター。
オペラもそれほど使用せずでしたが、お気に入りの娘役には使いました(笑)

 

それでは本日の観劇レポートです。
以下ネタバレします。気になる方はこれ以降の閲覧はご遠慮ください。

宝塚宙組公演 ※JCB貸し切り公演
『HiGH&LOW -THE PREQUEL-』
『Capricciosa(カプリチョーザ)!!』
-心のままに-

~宝塚大劇場~
2022年9月4日(日)天気:晴れ時々曇り

<公演時間> 
1幕 15:30 ~ 17:05
~休憩35分~
2幕 17:40 ~ 18:35


第1幕
TAKARAZUKA MUSICAL ROMANCE
『HiGH&LOW -THE PREQUEL-』
原作・著作・構想/HI-AX
脚本・演出/野口 幸作

■主な配役とキャスト ※敬称略
コブラ【山王連合会】…真風 涼帆        
カナ…潤 花        
ROCKY【White Rascals】…芹香 斗亜        
スモーキー【RUDE BOYS】…桜木 みなと        
日向紀久【達磨一家】…瑠風 輝        
村山良樹【鬼邪高校】…鷹翔 千空
ほか

■イントロダクション
2015年に連続ドラマとして日本テレビ系列にて初放送された「HiGH&LOW」は、2020年までにシリーズ5作が放送される他、2016年より公開された映画シリーズは作品数にして7作、累計興行収入78億円、累計観客動員555万人を突破した、音楽・コミック・ゲーム・SNS・テーマパークなどあらゆるメディアを融合させた「総合エンタテインメント・プロジェクト」。この壮大なシリーズの作品群の隠された前日譚(THE PREQUEL)を新たに構想、宝塚歌劇の世界観での舞台化に挑戦いたします。

時はムゲン解散から数ヶ月後、「SWORD」誕生前夜の物語である。
かつてムゲンという伝説のチームがこの一帯を支配していた。しかしある事件をきっかけに突如ムゲンは解散。無数のチームによる抗争が後を絶たなかった。そんな中、ひとりの女性が現れる。彼女と恋に落ちたのは、「山王連合会」のリーダーのコブラ。だが、二人には抗うことのできない運命が待っていた……。
「守るべきものができると弱くなる」それは戦うモノたちのセオリーなのか。
やがて頭角を現す五つのチーム「山王連合会」「White Rascals」「RUDE BOYS」「鬼邪高校」「達磨一家」。その裏には、コブラを無口にさせる悲恋があった……。

LDH JAPANと宝塚歌劇団による強固なコラボレーションを通して、究極の男役を体現するトップスター・真風涼帆と宙組による、守るべき女性・守るべき街との間で葛藤する男たちの愛と闘いの物語にどうぞご期待ください。
 
[感想]
「山王連合会」「White Rascals」「RUDE BOYS」「鬼邪高校」「達磨一家」
…という5つ不良チームが抗争を繰り広げる毎日。
そこで「山王連合会」のリーダー「コブラ」がある1人の女性と再会する。
その女性の名は「カナ」。聞けば不治の病で余命半年なんだとか…。
そこで彼女は死ぬまでにやりたいリストをコブラとともに叶えたいという。
渋々ではあるが彼女と街をめぐり彼女のやりたいことを叶えていくコブラ…。
しかし、その途中で事件が発生し彼女が何者かに攫われてしまう…。
カナの運命は?意外なクライマックスが待ってる…というのが主な内容です。

LDH系のドラマの舞台化?個人的に観たことがなかったのでとても興味がありました。
表向きは半グレ集団的な暴力抗争ですが、そこは宝塚。コブラとカナの恋愛がメイン。
彼女の叶えたいことは遊園地に行きたいとか結構子供ぽい感じもするけれど、
でも最後はウエディングドレスを着たい…というのは乙女心だなぁ…と思いました。
カナがコブラを呼ぶときに「キミ」という呼称をたびたび使う。
この辺が漫画が原作の女性ぽい言葉遣いだな…とは思いますね。
普通は「アナタ」じゃないですか?知らんけど(笑)
でも潤花ちゃんが「キミ」という呼称を使うと結構ドキッとするのは何故?
なんか凄く色気がありますね。役だけじゃなく何かが(笑)
天彩峰里ちゃんがヘッドを務めるレディース集団の「いちごみるく」も可愛かったなぁ。
なんか凄みをみせてるんだけど可愛らしいのが凄くキュンでした(笑)

お芝居の最初は5組の不良グループのメンバーの紹介を映像を交えながら…。
それぞれ個性があっていいなぁ…と思ったけど、重要なのは真風、芹香、桜木のチーム。
瑠風、鷹翔のチームはそれほど劇中に内容があったわけではないのでちょっと可哀想。
まあ1時間半の中で詰め込めっていうほうが無理だわなぁ…。
お芝居は迫力満点の挌闘シーンや笑いもあって面白かった。
恋愛もあったけど最後はまさかのホラー(笑)
ああいうオチが来るとは…。「きっと来る~♪」ですね(笑)

…というわけで評価ですが…。
公演の内容の満足度◎
おすすめ度(リピート含む)◎
スタッフの対応◎
劇場の進行◎
座席の快適度◎
…で10点満点中、10点満点です。



第2幕
ファッシーノ・モストラーレ
『Capricciosa(カプリチョーザ)!!』
-心のままに-
作・演出/藤井 大介

■イントロダクション
“Capricciosa”とはイタリア語で“気まぐれ”“勝手気まま”といった意味を持つ言葉。
放浪の伊達男カプリチョーザが、イタリア各地を巡る中で遭遇する様々な出来事を綴った大人の雰囲気漂うショー作品。トップスター真風涼帆を中心に、宙組の個性溢れるスター達が繰り広げる、パワフルでセクシーな魅惑の世界をお楽しみください。

[感想]
チョンパのオープニングで男役がグラサン姿。
そのままハイローのショーみたいな感じ(笑)最初だけだけど…。
第2章恋の町ナポリでは潤花ちゃんが1人で最初に登場。
その後、多数のカップルが躍る中、峰里ちゃんの歌。癒されます。
第5章の芸術の都ミラノの場面。春乃さくらさんがめっちゃオペラな歌。
心の奥底からドーンと響きました。
フィナーレは懐かしの中森明菜の「ミ・アモーレ」。
最初は芹香さんが歌い、トップコンビのデュエットダンスで峰里ちゃんが歌う。
2人とも歌が上手い。特に峰里ちゃんは迫力満点の歌でした。
真風さん。歌ってダンスしてリフトしてまた歌う…。
観ているこっちが息切れしそうな感じ(笑)
自分だったら絶対体力持たないだろうな…。それだけでも尊敬します。
貸し切り公演だから最後の挨拶まで残ってされてました。
スポンサーということもあるんでしょうけど、最後の挨拶は免除してあげてもいいのでは?
このご時世に大変ですね。千秋楽まで無事に駆け抜けられることを祈ってます。

…というわけで評価ですが…。
公演の内容の満足度◎
おすすめ度(リピート含む)◎
スタッフの対応◎
劇場の進行◎
座席の快適度◎
…で10点満点中、10点満点です。


以上です。