ご無沙汰しております。
更新が全く途絶えてしまい申し訳ありません。
昨年のあの事件以降宝塚におけるテンションがダダ下がりで…。
しかも、友の会に入会直後だったのでかなりショックでした。
もうこのまま宝塚のファンを辞めてしまおうかとも思いましたが、
あの煌びやかな舞台を見に行かないという選択はあまりにももったいないし、
やっぱり好きなジェンヌさんを観て癒されたいという欲望?が勝り、
やっぱり観に行こうと重い腰を上げて次第であります(笑)
それにこの公演はトップコンビのサヨナラ公演。特に大好きなまどかちゃんの卒業公演ということもあります。
最後の雄姿は目に焼き付けて思い、今回行くという選択になったということです。
…というわけで、改めましてあけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いします。
それにしても久々の宝塚大劇場。昨年の8月末以来なので約半年ぶりです。
ここまで間があいたのはファンになって初めて。個人的には1年くらい開いた感覚です。
今回はB席の15列目。2階席で舞台からはかなり遠い席ですが久々の観劇には丁度良いかも…。
でも通路から5列奥だったので出入りが大変でした。
個人的にですが、通路側の人は公演が終われば速やかに席を立っていただきたいです。
それが通路側に座る人の義務だと思いますけど…。
詳しくは後程のレポートで…。
※久しぶりのタコ焼きは美味しかった(笑)
それでは本日の観劇レポートです。
以下ネタバレします。気になる方はこれ以降の閲覧はご遠慮ください。
宝塚花組公演
ミュージカル
『アルカンシェル』
~パリに架かる虹~
作・演出/小池 修一郎
~宝塚大劇場~
2024年2月22日(木)天気:雨のち曇り
<公演時間>
1幕 15:30 ~ 16:50
~休憩30分~
2幕 17:20 ~ 18:30
■主な配役 ※敬称略
マルセル・ドーラン…柚香 光
カトリーヌ・ルノー…星風 まどか
フリードリッヒ・アドラー…永久輝 せあ
ペペ一…樹 千尋
コンラート・バルツァー…輝月 ゆうま
マダム・フランソワーズ・ニコル…美風 舞良
コーエン…紫門 ゆりや
ギヨーム・ブラン…紫門 ゆりや
ジェラール…舞月 なぎさ
オットー・フォン・シュレンドルフ…羽立 光来
マックス…紅羽 真希
ジョルジュ…綺城 ひか理
エミール…峰果 とわ(※)
デートリッヒ・フォン・コルティッツ…峰果 とわ(※)
ロベール…帆純 まひろ
アンヌ…凛乃 しづか
カール…高峰 潤
マリー…糸月 雪羽
イヴ・ゴーシェ…聖乃 あすか
グスタフ…泉 まいら(※)
ポール…一之瀬 航季
ルイ…和 礼彩
シモーヌ…咲乃 深音
フィリップ…愛乃 一真
支配人…愛乃 一真
クロード…龍季 澪
エドモン…翼 杏寿
レオ…涼香 希南
ピエール…侑輝 大弥
オーギュスト…太凰 旬
イレーヌ…鈴美梛 なつ紀
エマ…鈴美梛 なつ紀
パメラ…三空 凜花
セザール…南音 あきら
ジャンヌ…朝葉 ことの
ジル…涼葉 まれ
ダニエル…希波 らいと
ミレーユ…詩希 すみれ
ブルーノ…海叶 あさひ
クラウス…天城 れいん
花売り娘…愛蘭 みこ
シルヴィー…美羽 愛
シモン…美空 真瑠
アネット…星空 美咲
警官…夏希 真斗
警官…鏡 星珠
少年イヴ…湖春 ひめ花
※峰果とわは、宝塚大劇場公演を全日程休演いたします。
■代役
エミール 峰果 とわ→泉 まいら
デートリッヒ・フォン・コルティッツ 峰果 とわ→泉 まいら
グスタフ 泉 まいら→青騎 司
■解説
「パリは燃えているか?」 撤退を決めたドイツのフランス占領軍に、ヒットラーは首都爆破命令を下す。ナチス・ドイツの侵攻に抵抗を続けていた人々は、その時如何にしてパリの街を護ったのか。フランスが生んだレビューの灯を消すまいと立ち上がった一人のダンサーを主人公に、パリ解放に至る過程をドラマティックに描き上げる物語。宝塚歌劇ならではの絢爛豪華なレビューシーンを交えてお届けする、大作ミュージカル・レビューの誕生にご期待ください。
ナチス・ドイツ占領下のパリ。レビュー劇場「アルカンシェル」では、ドイツ軍の進駐目前にユダヤ系の人々が亡命、残された人気ダンサーのマルセルが、劇場を託される。看板歌手のカトリーヌと意見を対立させながらも、一座の命運をかけてドイツ軍検閲官のフリードリッヒと渡り合い、レビューの灯を護ろうとするマルセルは、密かにパリの街を取り戻すためのレジスタンス運動に加わっていく。ある時ドイツ軍将校の執拗な求愛を退けたことで、追われる身となったカトリーヌを匿うこととなるマルセル。やがて二人は惹かれ合い、共に愛する祖国のために戦うことを決意する。ドイツ軍の敗色が濃厚になる中、パリを爆破する準備が進められているとの情報を得たマルセル達は、何とかして街を護ろうと立ち上がるのだが…。
[感想]
物語はナチスドイツの占領下のフランスの劇場。
そこでレビューの灯を消すまいと立ち上がったダンサーのマルセル(柚香光)と
看板歌手のカトリーヌ(星風まどか)がレビュー劇場「アルカンシェル」を守るというお話。
それとドイツ軍でありながらもマルセルたちの手助けをするフリードリッヒ(永久輝せあ)と
カトリーヌの後輩歌手のアネット(星空美咲)が恋におちていく…というダブル恋愛物語。
レビューの灯を消すまいって、なんか宝塚自身に問いかけてるような気がしますけど(笑)
灯を消しそうになったのはあの現理事長でしょうよ。いまでもあの発言は許せないですけどね。
トップコンビのサヨナラ公演と次期トップのお披露目も兼ねてるんですねぇ…。
サヨナラ公演で一本物ってどうなの?…と思ってたんだけど予想外に凄く良かったです。
それにラストが凄くしんみりくる…。悲しい意味じゃなく良い意味でです…。
まどかちゃんに対抗してじゃないけど、美咲ちゃんの歌が力強くて凄くいい。
永久輝さんも歌上手いし、次期トップコンビは安泰ですね。
お芝居が終わったら短めのショーがありましたが、そこでの2人のデュエダンはグッとくるものがありますね。
まどかちゃんが大階段を下りてきた時、ああ、これでまどかちゃんを観れないんだと思うとちょっと悲しくなってきた…。
下級生時代から観てきた娘役さんだし、自分の一番のオキニだしね…。
卒業が惜しいし悲しいです。でも彼女が決めた選択肢だから快く送り出してあげたいと思います。
さようならまどかちゃん。新天地でも頑張ってね。あなたらできます。
めっちゃ親目線やけど(笑)
…というわけで評価ですが…。
公演の内容の満足度◎
おすすめ度(リピート含む)◎
スタッフの対応◎
劇場の進行◎
座席の快適度◎
…で10点満点中、文句なし10点満です。
以上です。