初心者の方の間違いでよくあるのですが、
例えば5番で、
『踵を前に押してください』というと、
前の足の爪先を後ろに引いてしまう方が
とても多いです
これは、
前の脚の足裏が床を踏んでおらず、
床から浮いている状態で、
完全に後ろの脚、股関節に
『片脚に乗っかって立っている、間違った立ち方』
が原因です
お腹の引き上げ、頭を吊られる意識、
頭頂と足裏で引っ張り合って立つ意識も
抜けていますので、
膝が緩んでいたり、
過伸展・反張膝の方は
逆に膝を押し込んでしまったり(これだけで痛めます)
脚が美しく引き締まりませんし、
『これをしてしまう。。』という方は、
爪先だけを開いてしまう間違ったやり方で、
お腹を引き上げてからの
股関節からのアンドゥオールが
できていないため、
膝が捻れて痛める事があるので、
気をつけましょう
バレエでは、
一度立てば、
特に軸脚の爪先の位置は絶対に動きません。
なぜなら、、
常に身体を引き上げて、
いつでもルルヴェになれるくらいの
引き上げで立っているからです。
その引き上げのまま、
頭頂から踵を引っ張るように踵を踏み、
股関節から脚全体のアンドゥオールを
し続けているため、
『踵が前』になるのです
ですから、
5番ポジションの場合は、
常に後ろの足の踵が前の足を押している、
サポートしている状態になります。
当然、
前の脚も同様にアンドゥオールしていますので
常に両足の踵を前に押しています。
(例え、可動域の問題で
5番がまだぴったり付かずに開いていたとしても
常にそのような力の方向性に、
力が働いているということが
アンドゥオールしているということです。)
そして、
こうして引っ張り合って立つことで、
自然に安全に、膝の裏が伸びて、
バレエの美しい脚になります
バレエのお腹の引き上げを身に付けると、
このようなヨガの難しいポーズでも
身体を痛めず、正しく美しく
気持ちよくできるようになります
この基本の立ち方ができる前に、
力んで無理やり
ヨガの難しいポーズを取ろうとがんばると、
怪我に繋がる事があります
ですから、
バレエヨガのレッスンでは、
経験がある方でも、
このように基礎が分からないという方は、
🔰初心者クラスから受けて頂き、
正しい立ち方から、
ゆっくり焦らず
身に付けていく事をお勧めしています🥰
バレエの基礎、バレエヨガで
正しい立ち方・姿勢を身に付け、
無理せず気持ちよく、
美しくできるようになりましょう