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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、世の中には、自分が話しをするときに、身振り手振りが大きくて激しい人がいます。
さまざまな自己主張
そんな人を見ると、
「そんなに激しく手を動かさなくても……」
などと思ってしまいます。
あるいは、地声の大きい人がいます。
そんな人と話をしていると、
「周りに聞こえて恥ずかしいから、もう少し小さい声で話して欲しい……」
などと思ってしまいます。
自信のない自己主張
何れの場合も、このような人たちは、自分の言葉に自信を持っていません。
つまり、自分の言葉には説得力がない、と思っているのです。
そこで、身振りや手ぶりを激しくすることによって、自分の言葉の足りないと思われる部分を補おうとしているのです。
あるいは、大きい声を出して、自分の言葉を強調しようとしているのです。
そうしなければ、自分の話を聞いてもらえない、と思っているのです。
また、地声が大きい人と似ていますが、議論になると、やたらと声が大きくなる人がいます。
このような人たちは、口角泡を飛ばし、自分の意見を激しく主張します。
確信が持てない意見
そうして、頭ごなしに相手の意見を否定します。
まったく相手の意見には聞く耳を持っていないのです。
彼らは、自分の意見に自信があるために、声高に主張しているわけではありません。
実際は、その逆で、自分の意見に自信がないからこそ、声高に主張しているのです。
要は、大声を張り上げて主張しないと、相手に負けてしまうと思っているのです。
そして、相手の意見を聞こうとしないのは、相手の意見を聞くことによって自分の意見が変わることに恐怖を感じているからです。
それだけ、自分の意見に対して確固たる確信を持っていないのです。
しかし、自分の意見をコロコロ変えたのでは、自分の体裁に傷がつきます。
そこで、相手の意見には耳を貸さず、自分の意見を声高に主張すすることによって、自分自身にもその意見が正しいのだということを確信させようとしているのです。
そもそも、自分の意見に確固たる自信があり、自分自身を信頼している人は、自分の意見を声高に主張する必要性を感じません。
また、相手の意見にもきちんと耳を傾ける余裕があるものです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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